SMILES@LA

シェルターからやってきたミックス犬のニコとデカピンのニヤ。どちらの名前もSMILEの犬姉妹の思い出を綴ります。

有力候補でホッと一息

2021-07-02 23:17:30 | 食餌・健康
今日は心身ともにドタバタで疲れた〜!

でも6月上旬から、歩き方がおかしいとか
口内炎があるとか、嘔吐が続いていたこととか
ずっと不調だった原因の有力候補が見つかって
かなりスッキリした気持ちでもあります。

これは朝の散歩の時のニヤ。ご機嫌です。
「お薬飲んでるからいい感じよ〜」

そうだね、欲を言えば尻尾は高く上がっていてほしいけどね。


「尻尾なら上がってるわよ、ほら」

......と、朝はまあこんな風にしっかり歩いていたんですよ。

リスを見たら走って追いかけるほど元気だったし。

「追いかけられるリスの身にもなれよ」

ごめんよ。
でもうちのニヤ、君が木に登った後も全然気付かずに
そのまま走って行ったスットコドッコイさに免じて許して。

さて本題。
この散歩から戻って、ニヤはソファーの上でお昼寝。
寝ていたニヤが起き上がろうとしてジタバタしているのに気づき
「あれ?足が立たない?」と思って抱き上げたら
目が左右に激しく動いているのが見えました。
眼振というやつですね。

胴体を支えたまま床に足を付けたけれど
後脚に全く力が入らなくて、自力で立つことができませんでした。
頭も何かふらふらしている感じ。

「あ〜、これは多分前庭疾患というやつだな」と思い
とりあえず、立てない様子と眼振をビデオ撮影。

しばらく抱きかかえていると落ち着いたので
床に置いたマットに寝かせて、病院に電話をしました。

撮影した動画はあらかじめ病院のメール宛に送っておき
本日の経過を簡単にまとめたレポートと共に診察へ。

診察の結果は特発性の前庭疾患の可能性が最も高いとのこと。

前庭疾患は大きく3つに分けられるそうです。
内耳やそこにつながる前庭神経の障害。
小脳や延髄の前庭系の中枢への障害。
そして原因不明の特発性、主に老齢で発症。

犬友さんでも前庭疾患で驚いた話はよく聞いていたし
多分、年齢から来るやつだろうなあと予想していたので
やっぱりなという感じでした。

前庭疾患は症状がちょっとショッキングで驚くけれど
特発性の場合は命に別状があるようなことはないし
大抵の場合は数週間で収まるということなので
しばらくは様子見です。

嘔吐も、前庭疾患から来ている可能性が高いので
処方されていた吐き気止めを引き続き服用します。
老犬の前庭疾患はそれ自体は重い病気ではないですが
嘔吐があると脱水症状や栄養不足につながるので。

症状を例えると、回転椅子でぐるぐる回った後に
頭がフラフラして真っ直ぐ立てないという状態が近いそうです。
めまいから吐き気、嘔吐があるのも納得です。
「目が回る」というのはまさに眼振のことなんですね。

これは病院に行く前。ちょっとだけ落ち着いた時のニヤ。

この時はまだ眼振が激しくてグッタリしていましたが
今はまだちょっとフラつくものの普通に歩いて用も足せます。

特発性前庭疾患と断定できないのはMRIなどの検査をしていないからですが
先生もまず間違いないでしょうとおっしゃっていました。

そんなわけで、今日はバタバタして疲れたけれど
スッキリした気分ということです。

それにしてもニヤ、老犬の病気のデパートみたいだねえ。



コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする