11月10日はニヤが我が家にやって来た記念日です。
6月に嘔吐が続いて大きく体調を崩したので
7月に迎えた(書類上の)誕生日はとても嬉しいものでした。
6月の状態からは大きく回復して食欲も完全復活したけれど
この時に「老いがガクッと進んだ気がする」と思っていました。
それからは以前にも増して細心の注意を払って見守りながら
「どうか11月の記念日を無事に迎えられますように」と
祈るような気持ちも持っていました。
祈りは届かなかったけれど、ニヤに出会った日はだいじな記念日です。
14年前に、あの過密で色々行き届いていなかったシェルターで
ニヤに出会えたことは間違いなく私の人生のハイライトの1つでした。

2007年11月10日のニヤ
どう?この1歳とも思えない目の力の無さ。
耳はカサブタに縁取られてたし細かいフケだらけ。
立てなくなった先月の15歳のニヤの方が目に力があるよ。


「当たり前よ!永遠のスーパーモデルなんだから!」
でも初めて会ったあの日、車の中でニヤを膝に乗せて
臭い身体のニオイも、耳のカサブタも、強い口臭も
「この子のためにしてやれることがいっぱいある!」と
全部が愛おしくて嬉しかったのを今も覚えています。
最後の最後まで、ニヤの世話をできて嬉しかった。
ニヤがうちに来た時はもう成犬だったから
最後は赤ちゃんみたいに色々手間をかけさせてくれてありがとう。
でもさ、ニコはニヤが来る前の2年間ひとりっ子だったんだから
ニヤもニコと同じくらいひとりっ子を満喫すればよかったのに。
わかっているんだけど
It was her time to go だったということは。
これは10月1日のニヤ。大好きな芝生ゴロゴロです。


動画も撮ってありました。
この動画を撮った時「足元が弱々しい」と思ったので
病院に予約の電話を入れたのでした。
でもニヤはゴロゴロも楽しんで、おとーさんに駆け寄って
私もオットもニヤもみんな幸せだったから
この動画も全部が幸せな宝物の時間。