(1)日本の領土という場合、問題が3つあります。
1つ目は西の尖閣列島で、これは、いま日本が実効支配していますが、実効支配というだけでなく、日本の領土であるという証拠が確認されています。
2つ目は日本海の竹島で、これは韓国が実効支配していますが、日本の領土である証拠があります。
3つ目は北方領土で、従来は4島といって歯舞〔はぼまい〕・色丹〔しこたん〕・択捉〔えとろふ〕・国後〔くなしり〕を指していましたが、安倍元首相は、屈辱的にも、2島返還で決着をつけようとしました。これは、2島どころか4島も誤りです。
日本の領土は、カムチャツカ半島の南すぐにある占守〔しゅむしゅ〕島までが千島樺太交換条約で正式に取り決められた日本の領土です。それを終戦処理の中でソ連〔スターリン〕が不当に占拠したものです。
尖閣列島は、石原都知事がこれを購入する意向を示したことが契機となって、問題化し始めました。このとき、私は次の川柳を詠みました。
尖閣は 岩場・石原 ちじに乱さる
これは、
尖閣列島は、ただの岩場や石原なのに、いろいろと問題化させられている
もう一つは、
尖閣問題は、いわば〔言ってみれば〕石原知事によって引き起こされた問題だ
ということです。
竹島は、日本の領土であるとする証拠があるにしても、植民地時代の経緯があり、韓国の言い分も聴く必要があります。
占守島までの北方領土の返還は、プーチン大統領のような、ソ連の時代の大国主義から脱することができない人でない人が選出される時代が来た時に、友好的な外交によって解決するのがよいと思われます。
(2)きょう、ウクライナのゼレンスキー大統領が、最善ではないが、「国民の支持があれば」領土割譲を伴う平和回復もありうるかの微妙なことを言いました。その際、バイデン大統領とハリス氏は違うことを挙げ、トランプ氏とどんな話ができるかわからないことも言いました。また、中国で外相同士が話し合いによる解決の道もほのめかしていました。あきらかに、今後の見通しに警戒感を示したとみられます。
日本の戦争がそうでしたが、今のロシアも総力戦をいう事態になるまで止めない、なっても止められない。おまけにロシア軍はかなりが傭兵です。ゼレンスキー大統領らウクライナ首脳が、この先さらに徴兵で青壮年の男女の命を犠牲にすることになることを考慮したとしても当然です。
いま、仮に領土をいくぶん不当に取られても、未来を担う青壮年・子どもがいれば、取り返せる日は必ず来ます。ここで停戦しておけば、ウクライナは被害も犠牲もここで止められます。世界には領土問題が山積しています。やるだけやって見通しが立たないなら、そういう国と連携して、よき日が来るの待つのも手です。一方、行き場のなくなった傭兵軍を抱え、疲弊したロシアは、やがてしっぺ返しを食うにちがいない、そう読んだかもしれません。「逃げるが勝ち」の場合もあります。
しばらく、目が離せません。
そして、イスラエルとイランも一段と報復合戦がエスカレートする感触が強くなりました。
「一触即発」の時に、世界はオリンピックで沸いています。そのオリンピックは「誤審」のオンパレード!なってない、まったく。
はて、どうなるのか。日本はどう動くのか・・・。こんな時に、首相は無能、外相・防衛省は進退問題に及ぶ失言や難問に右往左往です。嗚呼!
【コレクション 36】
きょうは、『国分寺の研究』です。
こういう研究、面白そうですねぇ。
*隣の芝は青い〔人の研究はおもしろそうに見える。大変さがわからないから・・・〕。
この塔はどこのものか記載なく不明
このパンフレットは、B5判大、8㌻です。B5を4枚連ねた大きさの用紙を二つ折りし、それをさらにもう一度二つ折りするとできます。全体の構成は、
1㌻ 上掲
これを広げると、6㌻と7㌻です。ここには「全巻の内容」があります。
そして、これをもう一度広げると、2㌻~5㌻です。ここは4㌻すべて「本文見本」です。
最後に、8㌻は、上3分の1に「新修版の序より(抄)」〔下に掲載〕
そして、下3分の2には、
装丁見本 B5判 平均400㌻
刊行案内 1987年 4月
以上です。
東京の国分寺へは行きました。しかし、何も予備知識がありませんから、ただ跡を見てきたということでしかありません。その時のパンフもあるはずですが、きょうは、残念ながら見つけられませんでした。いずれ出てきたときに、としましょう。
では、きょうはここで。