(1)自民党の新総裁に石破茂さんが選出されました。
これについて、政治評論家や各社の政治部記者が論評を加えています。その代表的なものは、「最終的に議員は次の総選挙で勝てる人を選んだ」でした。
(2)多分そうだろうと私も思いますが、しかし、裏金問題や統一協会問題などから逃れるための「選挙管理内閣」だけというなら、立候補者9人のうちには、林官房長官、上川外相などの「比較的」上品な感じの人もいました。その中から、高市氏でも小泉氏でもなく石破氏に落ち着いたのには、立憲民主党の次の代表に野田氏が選出された影響が大きいと思います。
(3)野田氏は、破れたりとはいえ、安倍首相と渡り合った元首相です。その野田さんに面と向かって対抗できる人は、「風格」の面からみて、9人の中では石破さんしかいないと思ってました。実際そういう論評を載せている政治学者もいます。もちろん、これは石破さんを持ち上げているのでなく、ほかの8人と比べてというだけのことです。
自民党が、裏金・統一協会問題など、これまでの政策に行き詰って、逃げの一手で石破さんに頼るだけのことですから、これを逃がしては政治がきれいになりません。
(4)政治や経済をフィーリングで語るのはダメですが、こんどの石破氏選出で、議員はかなりが〔選挙対策という〕フィーリングで動いた、そう見ました。
(5)さて、サイコロは振られました。
石破氏は日米同盟・軍事強化を言っています。地方とか国民の生活とかも言っていますが、この両立は極めて難事です。これをどう止められるかは、国民の自覚と努力に架かっています。
一方、野田氏も保守・中道派です。日米関係も言っています。
先日発表された野田体勢は勝ちに行くことを考えた人事と見ましたが、しかし、立憲民主党の党内事情も複雑で、どこまで国民の支持が得られる政策や度量の大きさを示せるかにかかっています。政治家として持論は大事、しかし、国民の声がいちばん大事。国民を思え!
(6)「アベ・キシダ政治を許さない」この点で主導権を発揮できるか・・・。憲法を守れ、戦争法をやめよ、軍拡・武器輸出をやめよ・・・。ことはそう簡単ではありませんが、これなしには日本国民の生活は守れません。
どちらの声が国民により届くか。伸るか反るかのところへ来ました。
(7)落穂拾いをしておきます。
1.25日の検査の帰りに昭和記念公園脇で見たキノコ。
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2.我が家の朴の切株から15㎝くらいの大きなキノコが出ていました。
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3.かわいいシジミチョウ
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4.やさしいチョウ。
これは、ヒメアカタテハと思っていたら、アカムラサキというチョウにも見えます。
私の命名はアバウト。ご容赦あれ!
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5.ナミアゲハ。きょうは横から。
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6.きのうの散歩で見たカワイイ花。もちろん別です。
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7.同じく。
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8.公園の木
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では、ここで。