7月9日(土)
水芭蕉の尾瀬ヶ原、ワタスゲの田代・帝釈山に続き、今年早くも尾瀬シリーズ第3弾
昨年尾瀬で相部屋となったKさん
今年も九州からはるばる尾瀬に来るとのことで、山小屋で会おうと私も飛んで行きました🎶
一日目、あいにくの雨
今日は大清水から入り、大江湿原を楽しんで、尾瀬ヶ原に抜ける予定です
大清水から一ノ瀬までの3.2km、標高差230mの林道歩きは
700円を惜しまず、喜んでバスに乗り込みます
<一ノ瀬~三平下>
バスから下りると結構な本降り、傘をさして一人トボトボ歩き始めます
三平峠まで340m上げて、その後は沼に向かって下りるだけ
何組かとすれ違った以外は一人ぼっちの登山道ですが
今日はあまり熊さんの恐怖を感じず、ゆったりのんびり歩けました
熊さん目撃ポイントの三平峠付近は休まず通過
峠以降は下りになるので、木道でスリップしないよう神経をつかいます
慎重に歩けば大丈夫で、一応この日のためにと購入したモンベルの滑り止めは結局使わず仕舞い
<三平下~大江湿原>
雨のため、ここまでノーカメラでしたが、尾瀬沼到着でやっと撮影
燧ケ岳はどこ!? 真っ白です
何とも立派な広い木道
程なくして、ビジターセンター到着
一休憩してから、今日のメインに出かけます
<大江湿原>
ニッコウキスゲの群落、雨でも楽しめます
時々雨足が強くなりますが、皆さん立ち止って花を楽しんでます
これが晴天なら半端ない観光客だったことでしょう
それを思うと、雨でも良かったのかな
この群落で「すごーい」と一人声を上げてましたが
後で尾瀬のポスターを見たら、比べものにならない位の大群落で…
翌日は晴れの予報、今日より更に開いて黄色が目立っていたのではないでしょうか
<大江湿原~沼尻>
尾瀬沼の北を周ります
時々顔を出す尾瀬沼、やっぱりこんな表情です
もくもくと歩き、沼尻休憩所に到着
ベンチにしては低い木がいくつかあるだけの青空休憩所でしたが
ちょうど小降りだったので、座って小休憩
(帰宅後確認したら、昨秋火事で建物が焼けてしまったとのことでした)
<沼尻~見晴>
白砂峠まで20mだけ登り、その後は280m下りて行きます
沢を渡ります
アズマシャクナゲ
キレイに咲いていました
突然開けました 地図を見ると白砂田代でしょうか
池塘にボツボツ雨の跡
水面から飛び出ている草が何とも可愛らしい
雨の跡も何だかキレイに見えます
そろそろ石ごろポイント突入
ビジターセンターの職員に
「白砂峠前後の岩で足を滑らせてケガする人が多いので気を付けて」と言われてきましたが
滑る石ではないので、浮石などに注意すれば雨でもそれ程怖くはありません
その後は特に写真ポイントもなく、ひたすら歩きます
途中傘をザックに取り付けるという技を生み出し、傘をさしながらも両手がフリーに~🎵
しかしその後、自作の帽子式傘をかぶっているオジサンと遭遇、上手がいました
<見晴周辺>
見晴には昼過ぎに到着
無料休憩所で昼食をとり、温かいコーヒーをオーダー☕
のんびりしてもまだ1時前
試しに今日のお宿、第二長蔵小屋に顔を出したら、もう部屋に入れてくれました~!
重いザックを置き、見晴の周辺を牛歩の様な歩みでゆったり、贅沢に歩きます
が、尾瀬ヶ原、花が全然…です(涙)
撮影意欲がなかなかわかず、撮ったのは
サワヒヨドリ、モミジカラマツ、?
寂しい尾瀬ヶ原
<第二長蔵小屋>
2時半前には小屋に戻り、荷物整理(荷物散らかし?)
お風呂にも入ったところで、Kさん到着!
1年前と変わってない姿に安心です
私が今日13Kmちょいの距離(しかもアップダウンは軽い)を歩いただけでぐったりしているのに対して
雨の中、アヤメ平やら、三条ノ滝やらで、20km?30km?の行程を歩いて来ていながら
涼しげな笑顔で登場、相変わらずの健脚ぶりでした
1年ぶりの再会、嬉しい限り
消灯までの短い時間、有効に楽しみました(^^♪
夕食
めちゃくちゃ美味しい!
山では食欲が落ちる私がご飯もおかわり!
翌日の朝弁当のおにぎりも美味しかった!
さて夕飯後はちょっとお散歩
竜宮方面に進んで、見晴を振り返って
山小屋がいくつかあります
真ん中に見えるはずの至仏山は雲の中
トキソウとサワラン
真っ白な景色が逆に素敵に見えたりする時も
消灯は9時、すぐに眠りにつきました
が、いつもの如く数時間サイクルで目覚め、雨音が気になり
翌朝雪が積もって歩けない、という夢までみてしまいました