♪がんばろう、私♪

山や旅行のお話し

またまた尾瀬 二日目は晴れ、でもこんな体力で登れるのか至仏山

2016年07月14日 21時10分54秒 | トレッキング・山登り

7月10日(日)

5時前に山小屋出発

朝方はまだ雲が立ちこめていますが、今日は晴れ!です

木道の先には至仏山が見えます!

この期に及んで、体力のなさに昨晩決めた今日の行程を決心できずに歩いています

 

Kさんとは山ノ鼻まで同行

途中、昨日見れなかったヒツジグサを探しますが、早朝はまだ蕾でした…

歩を進めていくと、開きかけが~

これはこれでちょっと素敵

 

結局私は見れませんでしたが、咲いているヒツジグサはこちら !(写真:Kさんより)

今日の午後、尾瀬散策した人たちは、十分に楽しめたことでしょう

 

そしてオゼコウホネ

もうちょっと大胆に水面から出ているのを見たかったですが、チラ見せでもありがたい

 

至仏山、山頂にはまだ雲がありますが、空は明るいです

 

振り返ると燧ケ岳(写真:Kさんより)

今年はカキツバタも少なく、時期ももう終わり

 

尾瀬の池塘も見納め

 

最後の池塘に黄昏てみました(笑)(写真:Kさんより)

颯爽と歩く山ガールが「撮りましょうか?」と2人の写真を撮ってくれました(写真:Kさんより)

 

至仏山がどんどん近づいてきました

Kさんの足取りは軽快

私はダラダラ…この時点でも、まだ悩んでます

 

懐かしの尾瀬ロッジ

 

登山口までやっと到着

ここまで小屋から6km、ウォーミングアップとしてはちょっと長い…

ベンチで朝食のお握りを1個食べ、やっとやっと覚悟を決めます

Kさんとはここでお別れ(寂)

私は至仏山へ、Kさんは鳩待峠へ

 

6:57 登山開始

しかし体が重く歩くだけで精一杯

足元は滑る木道、滑る岩、おまけに次から次へと水溜り

更には早朝の尾瀬ヶ原とは対照的に人、人、人

渋滞が時々発生、全然ペースつかめず、疲れるばかりです

 

森林限界を過ぎると、太陽光のおかげで蛇紋岩や木階段も乾いていて助かりました

 

燧ケ岳も姿を現しています

尾瀬ヶ原との雄大な景色に(一瞬だけ)疲れを忘れます

 

最後の階段地獄

ここの階段は段差が低く、平らで歩き易いです

その前までの階段で斜めっているところ、濡れていたら恐怖です

 

9:52 山頂

人多すぎ、座る場所なし、写真を撮るのも順番待ち

 

眺望

あまりに人が多くて、一方向側からしか写真は撮らず 群馬の方向かな?良く分かりません

 

あちらの小至仏まで行って休憩することにします

途中眼下に見えたどこかのダム

水不足、深刻です

 

 ここも人いっぱい

でもお茶飲みたいし、日焼け止め塗りたいし、しばらく休憩

 

腹ごしらえもしたら、さて後は下るだけ

あちらに見える三角のお山は笠ヶ岳

シーズンの至仏山はちょっとこりごり

今度は笠ヶ岳で静かな山行きを楽しみたいです

 

鳩待コースからも尾瀬ヶ原と燧ケ岳

後ろに見えるは会津駒でしょうか

 

今日は必ず前後に登山者がいます

登りでは大渋滞、下りでは何度もすれ違い待ち、しかも団体さんも多し

 

 オヤマ沢田代通過

ワタスゲがまだ残ってました

でも昨日までの雨の影響か、フワフワ感はありません

 

ここから先は滑る岩もなく、スピードアップ

どんどん追い越し、12:30頃に鳩待峠に無事下山しました

至仏山は標高差たかだか800mちょいなのに、私は毎回クタクタです

滑る岩や連続する階段などで神経を使い、自分の歩幅で歩けないのも要因でしょうが

一番は、自分の筋力が全然ないこと、そして体重が重いこと、この2つが大きい

デブではだめです(>_<) ダイエットが必要!

そして筋力強化も必要!

今度こそ、今度こそ、地道に鍛え直す!と決心しました

 

✿ ✿ ✿ ✿ ✿

さてお花ですが、今回は歩くので精一杯…

人が多すぎておちおち立ち止まって写真を撮ることもままならず、登りの花の写真はゼロ

下りでは時々写真を撮る余裕(場所的にも心理的にも)があり、少しだけカメラに収めました

 

オゼソウ

地味だけど、可愛らしい

 

イブキジャコウソウ、ホソバツメクサ、チングルマ、ジョウシュウアズマギク

ホソバヒナウスユキソウ

 

ハクサンチドリ、タテヤマリンドウ、シナノキンバイ、タカネシオガマ

 

アズマシャクナゲとトンボと燧ケ岳

 

 ハクサンイチゲ、、ベニサラサドウダン、モミジカラマツ 、他

花の癒しに感謝です

 

🐻 おまけ1 🐻

鳩待峠からは乗り合いタクシーで戸倉まで下って来ました

素晴らしい運転に激しく酔いまくり

ただひたすら目を閉じ、早く到着することだけを祈っていました

「お疲れ様でした」との声で一安心も、下りたらバス停はなく想像していたのと違う景色

タクシーはすぐに行ってしまうし、一人ウロウロ

そこに待機していた大きなバスの運ちゃんに聞いたら

バス停は橋を渡った向こう側とのこと…( ゚Д゚)

でも優しい運ちゃん「乗りな」と言って、大きいバスに私一人を乗せ連れて行ってくれました

ありがたや、ありがたや

乗り合いタクシーでバス停まで行きたい時は、第一駐車場ではなく

ちゃんと戸倉連絡所まで連れて行ってもらいましょう(こんな失敗私だけかな)

大清水への路線バスの最終は14時台と早いので、それも要注意です

 

🐻 おまけ2 🐻

尾瀬を歩いて、光兎山から続いていた熊の恐怖がとれ

これからまた今までのように山を楽しめる!トラウマ克服!と思いながら帰って来ました

すると、無事九州に帰宅したKさんからメールが…

山ノ鼻から鳩待峠に向かう道中、なんと熊さんと遭遇!したとのこと!

10m程の距離ということですが、しばらく見つめ合ったようで…

私なら絶対腰抜かしてる…(@_@)

Kさん曰く「熊はぼーーーっとしていた」(笑)とのことで

無事通過でき、良かったです

やっぱり今年は熊さんに注意、トラウマがまた再発してしまいそうです(>_<)