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今日の稽古での着物です。
この着物、実は母方の亡き祖母からのおさがりです。
そして帯は主人の亡き母からのおさがり。
祖母が着ていた着物に義母の締めていた帯を、孫であり、嫁である私がまとっている…
何だかこういうめぐり合わせ、不思議な感じがします。
着物も帯もびっくりしているのではないかと‥
ちなみに祖母は高山で茶道の先生をしていて、私が茶道を始めるきっかけを作ってくれました。
義母は富山で藪ノ内流茶道をしていましたが、東京で隣に住むようになって73歳で 私の茶道教室に入って下さって80歳近くまでお稽古をされ、お茶会でお点前もしてくださった方です。
この帯を締めて稽古にいらしてたお姿が浮かびます。
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着物・帯は大事にすれば、代々受け継ぐことが出来るものですね。