宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

キスリング展 @東京都庭園美術館

2019-04-23 16:44:05 | 美術
初夏のような陽気になった日、家事をしているのももったいないので庭園美術館に行き、「キスリング展」を鑑賞してきました。
エコールドパリの画家です。肖像画、花の絵、静物画、風景画など描いていますが、やはり肖像画と花の絵はキスリングの個性が表れています。
肖像画の人物の眉毛はスット1本線で描かれ、人形のような顔ながら目はしっかりとその人の感情・性格を表しています。
花は色彩がきれいで、精密に描かれています。ミモザの絵↑は細かく書かれていて黄色と青の補色が目を引きます。
全体的にキスリングは色彩の組合せがとても素晴らしいです。

この美術館は久し振りに行きましたが、新館が出来ていて展示品も沢山みられるようになりました。

帰りは庭園をぐるっと廻り、芝生で座って歓談しているグループや、ベンチで読書している方など のどかな午後の風景でした。
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