畳も新しくなり、イグサの香りのする茶室で、3ケ月ぶりの稽古です。私は着物を着るのも3ケ月ぶり。
窓を開け放して三密にならないように。
全員手を洗ってご自分のタオル持参、そしてもちろんマスク着用。
お点前さんとお客役と私だけが茶室に入って、マスク姿でソーシアル・ディスタンスに座り、あとの生徒さんは隣の部屋でお互いに間を取って座って静かに会話。以前とは全く違います。
この風景、当分の間というか ずっとこのスタイルになるのでしょうか?
お菓子や抹茶を頂くときはマスクをポケットに入れたり、又は懐紙を一枚取ってそこにはさんで左わきに置いたり又は懐中したりされる方、顎にマスクをかけ替えた方もいらっしゃいました。マスクのしまい方はどのような方法が茶道として一番美しいかはまだ皆さまで模索中。
うっかりマスクのまま抹茶を口にされそうになった方が2,3人。思わずみんなで大笑い。
皆様「お稽古の再開を楽しみに待っていました」と嬉しい言葉をかけてくださいました。
私は自粛生活でメリハリのない日々を送っていたので 初めはご指導の勘が鈍っていましたが、ふたり、さんにんとご指導するうちに徐々に勘を取り戻しました。