雲一つない快晴であったので六本木まで出かけました。気温も高く、Tシャツにブラウスを羽織ってちょうどよいくらいでした。
この画家は「寒月」を以前に見てから注目していました。
今回は「四季らんまん」と称して「雪中梅花」「柳桜図」「燕子花図」「菊花図」の四季の大きな屏風がズラッと展示されていて圧巻です。
「燕子花図」屏風と言えば 根津美術館にある尾形光琳の屏風が有名です。
櫻谷の「燕子花図」屏風も金地に流れるように描かれている構成は似ています。青と草色の色も似ていますがガクの白が目立ってます。しかも胡粉が盛り上がった感じの白。
後、得意の動物画が何点かあり、鹿やタヌキ、リス、イノシシ、ライオンの絵などもありました。何かのにおいを嗅いでいる鹿の表情はかわいく、毛並みは一本一本細く細かく描かれています。ライオンは昔見た竹内栖鳳の絵に似ていました。
帰り、スウェーデン大使館脇の緑の素敵な道があるのを発見。だらだらと下り坂の道で神谷町まで続いているようです。
両側には結構高い大きな木が連なっていて気分よく途中まで下りまた上って、きた道に戻り下りエスカレータに乗って六本木1丁目駅からメトロで帰りました。
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