宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

水野年方展

2016-11-30 07:11:30 | 美術
主人のお供で太田記念美術館へ行きました。

水野年方・・名前は初めて聞く明治時代の浮世絵師。
月岡芳年の弟子で、初めは歴史画でしたが、だんだん小説の挿絵を描くようになる
とともに上品な美人の風俗画を描くようになります。
浮世絵とは思えないような優しい色差しで、背景をぼかしたり まるで水彩画のようです。

《茶の湯日日草》シリーズでは茶事の流れが席入りから場面場面が美しく書かれています。
水屋での準備風景や懐石の準備など裏方を描いたものも含めて11枚見られました。
茶道をしている私には思いがけない絵の題材に十分楽しめました。





年方は鏑木清方の師になり、美人画が清方、深水などにつながっていくようです。
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2 コメント

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美術鑑賞 (チャチャ)
2016-12-01 15:53:53
ご主人様とまた一緒に美術鑑賞を楽しまれていらっしゃるのですね。
こちらはまったく趣味が違うので さっぱりです。
新しいブログでも またお稽古様子など楽しみにしております。 どうぞよろしくお願いいたします。 
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気持ちを切り変えて (そうこう)
2016-12-01 19:04:40
主人が12,3年前に本を読んで独力で作ってくれたHP。
HPソフトを作る会社がなくなってしまったので、残念です。
これからは気持ちを切り変えてブログを始めることにしました。
返信する

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