宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

お道具の扱い

2023-01-14 15:19:22 | 茶道

お道具の扱いというとお点前中の扱いを連想します。
しかし、消耗品の柄杓や茶筅、お仕覆などの扱いにも注意したいです。
 
先回の稽古でなんと柄杓の合と柄が外れてしまいました。
柄杓を建水に載せて持ち込む時、結構柄杓を落としてしまうことがあります。また釘のあるお棚に柄杓を掛ける時ちょっと無理したり、どこかにぶつけたりしてしまうこともあります。
そうして少しずつつなぎ目がずれてきたのだと思います。

又、茶入れの仕覆の紐を通しているつがりの糸がほつれてしまったり・・・これは結んだりほどくとき雑にしたためです。
もっとも、稽古で何十回と紐を結び紐がヨレヨレになってしまうのは、稽古の勲章。

柄杓や仕覆なども心して扱わなくてはなりません。

合が外ずれた柄杓ですが、乾燥させてから入れてみましたら なかなか難しかったですが不完全ながらはまりました。
水を汲んでも漏れません。
合は山型の切込み、そこに柄の方は谷型に切ってありそれを差し込むのです。はめ込む角度が重要。
柄杓の構造を今回見て「すごい手仕事で作られている」こと知り、茶筅や柄杓は消耗品でも素晴らしい手仕事で作られているもの、大事に扱わねばと肝に銘じました。
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