宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

傘寿茶事

2024-10-21 07:17:59 | 茶道

一か月ほど前に素敵な茶事のご案内状が届きました。


そして10月20日、素敵な茶寮で 社中の皆さんから茶事で祝っていただきました。
懐石は茶寮でご用意して下さり、後は水曜クラス・土曜クラスの生徒さん皆が相談していろいろ役割を決められて立派になさいました。


点茶盤を使った立礼でした。
風炉茶事の流れで懐石を終えると初炭点前もされました。点茶盤の炭手前は社中では練習をしたことがありませんでしたが教則本で調べられたのかしっかりされて私は感激しました。
後座では美味しいお濃茶を正客・次客各服二人分点てられ・・・これも皆さんで考えられた応用です。お菓子は紅白のきんとん。茶銘は長松の昔。
続きお薄でのお菓子は赤い亀甲と鶴の干菓子、華やかな永楽の赤絵のお茶碗で美味しく頂きました。
お点前さん半東さんお運びの方など皆様がかわりばんこにされとてもスムースな動きでした。お軸は「寿」、お道具やお菓子などおめでたい意匠で祝いの会を堪能させていただきました。

最後に私は感謝の言葉と共に、生徒さんの茶事の進め方の素晴らしかった事への拍手を送りました。
そのあと立派な花束と皆様からのメッセージ冊子も頂き、恐縮の極みでした。



このように素晴らしい心温まる一期一会を経験して、また皆様と茶道に励んでいこうという思いも沸いたことでした。

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