川崎支部の茶友にご招待されて、茶筅供養と茶会に、社中の方がたと出かけてきました。
受付をするとテントに案内されます。9時半から川崎大師のお坊様が行列して入られ、設えられた祭壇に座られ、茶筅塚の由来やその意義等を話され、読経の中供養の儀式をされ、そして点火されました。
そして我々は一人ずつ持ってきた古い茶筅を火にくべ、供養するのです。
茶会は約30人グループで行動します。私たちはAグループでした。案内の方についていきまず【濃茶席】。川崎大師のお坊様の席でお点前も半東さんもお坊様。源氏棚に華やかな水指、床には琵琶の香合が、お軸も紫式部に因んだ仮名文字の美しいものでした。
次はまた案内の方についていき【茶友の薄茶席】です。美しい料紙を使った風炉先屏風。「光る君」でまひろの源氏物語を美しい料紙に書いて天皇に献じた大河ドラマの話も出ました。唐物籠には珍しい小まゆみと浜菊。乾隆帝時代の染付水次が私は目を引きました。
次は【五行棚で薄茶席】です。ここでは宗旦銀杏の枝で作られた茶杓を拝見しました。
そして最後は点心席。
どのお席も畳のお部屋ですが、椅子席もたくさんご用意されていて私は一席だけ畳に座りましたがあとは椅子に座りました。
このように幾席もありましたのに12時にはすべて終わりました。
茶席ツアーのようにグループごとに案内の方がうまくお客様を案内して下さるし、正客も三席とも川崎支部の(男性)が務めて下さり、ゆったりとしたお茶会で楽しかったです。
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