富山きのこクラブの皆様
ご無沙汰いたしております ^^;
中央植物園/友の会/きのこ部会のきのこ染め講習会が催されました。
午前10時から植物園の研修室でスタート、参加は10名+1名、本年度最後の行事となりました。
今年の材料は「カイメンタケ」で、橋屋さんが乗鞍と有峰で採取され、各々、凍結乾燥と温風乾燥させたものです。
②充分に煮て色が出たものを濾して(橋屋さんはパンストを使います)、一度冷ましてから染め液に使います。
③染め液に適量の水を加えて、絹布(糸)を浸し、加熱しながら攪拌します。
④今回は、水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)を使って濾残から色素を抽出しました。抽出液は酢酸を使って中和します。
⑤ 80℃~90℃で30分程度染色した後、加熱を止め、放冷しながら攪拌します。
⑦2~3回水洗いをします。今日は「媒染」をせずに、このままの色で染め上げました。
⑨乾燥させると絹の光沢が出てきて、微妙に色合いが変化してゆきます。
こちらは、ツキヨタケの表皮を使って染めたものです。本当は美しいピンク色に染ますのだそうですが、如何せん材料が少なすぎました。
来年は何にしましょうか?
キクラゲやロクショウグサレキンの名前が挙がっておりました。
お楽しみに!
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