富山きのこクラブの皆様
東京ツアーの2日目は上野の国立科学博物館で開かれている「菌類のふしぎ展」の見学です。
ホテルでの朝食もそこそこに…ほぼ開園時間に到着、爽やかな初冬の日となり、上野公園には沢山の人出となっておりました。
科博の入り口では細矢さんがお出迎えくださり、中まで案内をしてくださいました。
樹(いつき)教授とのツーショット
遊び心が多く、堅い内容の菌類とアニメの世界を上手くドッキングさせています。もやしもんのイラストがいたるところに落書きされていて、子供たちはカメラを携えてこれらを探し回っていました。イベントになっているのか…?
きのこの標本・展示内容をまとめて説明しています。乾燥・樹脂包埋・樹脂含浸・液浸・レプリカの5つの手法を使っています。
ベニテングタケの樹脂含浸標本、昨年日和田で採取した奴はどれかな?フリーズドライ手法で乾燥させてから樹脂で処理するそうです。
この標本に彩色した標本も別に展示されていました。まるで本物のように菜食されておりました。
これはアカイカタケ(Aseroe rubra La Billardiere.)のレプリカ。隣にはキヌガサタケの美しいレプリカもありました。
樹教授が「かもす」の語源「かむ」からの薀蓄を語っています。
古人がご飯を噛んで酒にしたことに由来するそうです。
そのほか、小川路子さんのきのこ画の原画の展示・発光きのこ・手触りや匂いの体感などなど、チャッカリ、科博の3人の菌学者の紹介と採取グッツの紹介もされておりました。
出口にありました。O-157の顔は…です。
本当に遊び心が満載の展示で、妻も私も大いに楽しむことができました…かもすぞ!が当分流行りそうです。
菌類全体(粘菌まで含まれていました)を網羅した、意欲的な内容の展示になっていたと思います。ただ、内容が濃すぎて…多分、皆さん消化不良を起こしただろうなぁ~と思いました。
もう一度、ゆっくりと見学したいと思いました。
伊藤家は「菌類のふしぎ展」を後にして、常設展示とシアター360を見学してから、90分の待ち時間にもめげず「フェルメール展」を観て来ました。
今回のツアーで、クリアファイルやマウスパッドなど、いろいろなグッズを仕入れてきました。
とても充実した2日間でした。それにしてもきのこは面白いですネ。企画から旅行会社との折衝ほか、面倒を見ていただいた橋屋さんに深く感謝いたします。
_/_/_/_/_/ 伊藤春雄 _/_/_/_/_/
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