富山きのこクラブの皆様へ
植物園の橋屋です。
先週末の土曜日に京都で行われた簡易ミクロトームによるきのこ切片の切り方講習会に、栗林さんと行って来ました。
きのこのヒダをキブシの髄に挟み、これを剃刀で薄く切ることによって、きのこのヒダのつくりやシスチジアの位置などがはっきり観察できるようになります。
これまで不器用な私には昔から絶対できない事と決め付けておりましたが、浅井さんと小寺さんの指導の下、言われるように切りましたらまあまあ観察できる切片ができるようになりました。やはり浅井さんの薦める簡易ミクロトームの威力はすごいです。「きのこ雑記」に載せられているようなすごい切片を切るためには毎日のように練習することが必要ですが、簡易ミクロトームを使えばまったくの素人でも少し練習することによって、ヒダのつくりがわかるくらいの切片は切れるのです。
ものすごく感動した講習会でした。
またその夜の宴会(ビヤホールでのビール)はものすごく美味しかったです。
_/_/_/_/_/ 富山県中央植物園 橋屋 誠 _/_/_/_/_/
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