『LOST』を手がけたJJ.エイブラムスが、極秘プロジェクトで進行してる新作は
タイトルもなく、頭のない自由の女神のビジュアルだけ明かされて、、、、
という去年のわずかな情報を聞いた時からずーっと楽しみにしてた作品、
全米では1月に公開『スターウォーズ』を抜いて興行歴代新記録を打ち立てたというから
期待も更に高まってた。
東京ドームにあるJCBホールで行われたジャパンプレミアへ行って来ました~
ゲストはJJエイブラムスに、キャスト陣、監督。
そしてJJの友人だというマジシャンのセロも登場。(でもさすがにこの映画の前にはマジックはやりませんでした~
な~んダ。)
「最近の予告篇は見せすぎだ」と語るプロデューサーのJJエイブラムス、
この映画ではできるだけ、N.Yに出現する巨大な物体の正体など謎にすることに徹してる。
今週末いよいよ全国公開になるので
このレビューでもなるべく写真少なめで。。。
予告篇は事前に観ちゃってたので、あれはぜったいゴジラっぽいものだぞ!
って思ってたんだけど、、、、。
この85分間に及ぶ映像は、民間人ロブ・ホーキンスのビデオカメラに残されたものである。
事件当日の5月22日、6:43pmから翌6:42amまでの12時間に起きた、
常識の尺度では図れない現象が長時間にわたり収められた貴重な物的証拠となる映像の一部である。
赴任先が日本に決まって、サプライズ見送りパーティをやってもらっている最中、それは起きた
まるで9.11の時の衝撃のよう。映画とはいえ、縁起でもないことが
ビデオカメラの映像は、全てを映していた。。。。
5/10
賛否両論必至
うーーーん。
期待しすぎちゃったかな。
プロによる、ハンディカムでの作為的な手ぶれ映像。
普通の映画とは違って、恐怖を体験してる実際の人間が撮った映像を終始観せられる。
これによって、観る側も恐怖と臨場感を体験出来る。というのが狙いなんだけど
自分が一緒にその場にいて、観てるという感覚はなかった。
(ごくたまに、ほんとに自分がそこにいて見せ付けられてるように感じる映画もあるもんね)
大画面だし、そりゃ迫力はすごいんだけど、どこかで"映像を観てる"って冷静な目になっちゃって
ドキドキしたり、映画としてのワクワクする楽しさは残念ながら得られなかった~。
それに、肝心の巨大な物体の正体。
これがやっぱりちょっとわたしはがっかり。
これまでのモンスターものや、パニックムービーと変わりないし、
それになされるがまま、人間側には何もする術がない。というのはやっぱりもどかしいし、物足りない。
前半は送別会の様子で、じっくりきっちりと主人公まわりの人間関係や恋人との関係なんかを描いていて、
そこから一転、全く違う映画になる。というのが新鮮だったけど
予告篇で観たのと別に、何か面白い展開になっていくというものでもなかったので
ちょっと期待ハズレだな~。
とはいえ、キャスティングは有名な俳優を出さなかったのは正解だし、(トムクルーズとかね)
リアルな映像はさすが、JJが手がけたという感じ。
正義の味方(ウィルスミスとかブルースウィリスとか)が救ってくれるわけでもなく
本当に絶望的!という感じがいい。
観るならゼッタイ大画面(劇場鑑賞)をオススメしたいし
気になってる人には是非観てみてといいたい。
映像で酔うかどうか、については 個人差があるから何とも言えないけど、思ってるほどじゃないかも。
過去に『ブレアウィッチプロジェクト』とかであの揺れる映像ダメだった~って言う人は、薬飲んで観た方がいいかも?
って、自分が揺れたりするわけじゃないから乗り物酔いの薬は効果ないのか?! 笑
監督はJJエイブラムスとは子供の頃からの友人というマット・リーブス。
公式サイト
CLOVERFIELD 2008年 アメリカ 85min
4月5日よりロードショー
ところで、このサブタイトルのHAKAISHAっていらないのに~。ヘンなの。
って思ったら、どうやら配給会社ではなく、
JJエイブラムス自身が日本用に付けてくれと頼んだらしい そのままでいいのに。
そして、やっぱりというかんじで
続編は既に決定!だそうです。
『LOST』みたいに、その謎が気にナル~!て感じではないので
続きが楽しみ♪って思えないなー。
4月1日 ジャパンプレミアにて。
二階のバルコニー席より撮影なので、角度悪いけど、、、、
自由の女神の頭が突如現れ、大掛かりな演出が、、、、。
all photo by katumba
外にはちゃんと首なしの像が、、、
来日ゲストには眞鍋かをりや叶姉妹などの他
ソフトバンクの携帯CMのお兄ちゃん。も来てました。
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