これはタイトル(邦題)勝ち
たとえあやしいB級でも、事前に海外での評判も調べず、観たい!と思う直感でいつも選んでるわたしは
これはもうタイトルみただけで鑑賞決定だった作品。
原題はイアン・ストーン(主人公)の死(それも複数形)で全くもってフツウのタイトル。
これだったらおそらく観なかったでしょう。
mig的邦題賞あげてもいいくらいよー。
でも肝心の中身が面白くないとね。
朝時間あったので、銀座にて初日初回鑑賞。 40、50代のオジサンの1人鑑賞客の多さにびっくり!
朝っぱらから こんな 一人の男が何度も殺されるっていう悪趣味な映画を観てきたわたしはヘン?
毎日殺されて異次元ワールドに放り込まれる主人公。2007年公開のアメリカ、イギリス制作のサスペンス。
アタリハズレがはっきり出そうなにおいのする作品
最近怖い映画観てないし、不思議&理不尽映画好きとしても この目で確かめとかなきゃ(って大袈裟)
『ジュラシックパーク』など4作品でアカデミー賞視覚効果賞を受賞し、2008年6月に急逝したVFX界の巨匠スタン・ウィンストンが、
ストーリーに惚れこんで製作を担当したサスペンス・スリラー。
監督は、映像作家として世界中で350本以上のCFを手がけてきたダリオ・ピアナ。
大学でアイスホッケーのスター選手イアン・ストーンは、公私ともに充実の日々を送っていた。
しかし、試合後の帰り道、死体のようなものに襲われ、列車にひかれて死んでしまう。
だがその次の瞬間、彼はあるオフィスで目を覚ます。
なぜかイアンは、会社員として勤務しているのだ。
さらに翌日、謎の男に「君は狙われている」と忠告を受ける…。
主演は『クローバーフィールド/HAKAISYA』のちょいイケメンくん、マイク・ヴォーゲル。
ややバリー・ペッパー似。
この映画の面白さ&興味は、主人公が
毎日毎日、何者かに殺されるという不条理な体験をするという一言に尽きる。
毎回何者かによって殺され、目覚めると全く違う仕事をし、環境も違うイアンになって生きている。
そして必ず身近には かつての恋人(だと思われる)ジェニーがいて、、、。
観ながら、何の理由があって?という疑問を持ちながら見入ることが出来る。
なのに、こういうのって大抵正体がわかった途端、面白さは激減しちゃう。
この映画もそうで、ビジュアル的にはチープな感じがなく、流石、映像作家が監督を手がけただけあるな、とは思うものの、
内容がどうにもよくある感じ。
ちょっとキアヌの『コンスタンティン』や『マトリックス』(雰囲気)も思わせる。
後半になればなるにつれ、これまでどっかで観たような、複数の映画の寄せ集めのパロディみたいな印象で終わってしまった~。
もっとオリジナリティがなきゃ、作る意味ないと思うんだけどなー。
観てる時こそ、ラストはどうなるの?って興味で観られるんだけど
結局は愛?
ラストまで観ちゃうと なーんだって気持ちで あとに何にも残らない映画でした~
うーむ 久々に、前売りの1500円の価値はなかったと思うような映画だった、、、、、。
映像的には良かったのが救いかな。
というわけで、、、
4/10
あとでチケットみたら2週間の限定ロードショーって文字が。
それを最初に知っておくべきだった~
ヒットしそうな面白い映画だったら最初から2週間なんてことにしないもんね。
ちなみに初日の今日の最終回で、清水崇監督(『呪怨』『輪廻』)のトークショーが行われたみたい。
日本版のチラシの写真、 すっごい拷問されてる感じだけどぜんぜん。
流血も少なめ、ホラーとも違う。毎日殺されるとはいえ、目を覆うようなグロさもない、 でも一応 R-15指定です
右の写真のサディスト悪女役のジェイミー・マレーが良かった
ドラマ『デクスター~警察官は殺人鬼』「華麗なるペテン師たち』出演のイギリス出身の女優。
公式サイト
The Deaths of Ian Stone 2007年 アメリカ=イギリス 87min
9月6日より公開中~
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