songbookの自己回顧録

「教えて!goo」で見つめてきた自分自身と、そこで伝えられなかったことを中心につづってきましたが、最近は自由なブログです

やっぱりそうなんだよな…こういうグループでアイドルとして生き残ること…

2017-12-03 00:03:12 | Weblog
化石山の話題は重いしローカルなので、ちょっと一息。


だいぶ以前、みかちぃ佐伯美香さんのことをいろいろ書かせていただきました。
現在はAKS?AKBG関係の運営をしていらっしゃいます。
今年は3期生公演で柏木さんと「てもでも」の生歌公開、そしてなんと4期生公演では
これもまた伝説の「涙の湘南」を歌われたという

個人的にも嬉しい年でした。まさにプレイイングマネージャー、「代打オレ」。

ただ、運営の中でもある程度責任ある仕事を任されつつある今、アイドル本人たちと運営のはざまで、いろいろ難しいことをたくさん押し付けられているのではないか、と心配しています。
私がやりたかった仕事はこれなのか、プロデュースしたいアイドル像はこれだったのか?と、
そりゃ青二才の理想像かもしれないけど。

全く関係のない我々がはたから見ていても、内部の壮絶さは容易に想像される昨今です。今後どうしていけばいいのか。
だれも責任あることを言ってくれない、言葉は悪いが泥舟状態のような彼女たち。本当に心配です。
いい曲は今でもたくさん出ているのにね。


そんな中、卒業を控えた渡辺麻友さんと、相方の柏木さんとのインタビューが掲載されました。


http://natalie.mu/music/pp/akb48_03

この内容が、まさにかつて私が佐伯美香さんについて述べていた内容にぴたりと一致していて、手前味噌でお恥ずかしいのですが、紹介させていただきました。
特に、
  

  渡辺 失ったものは、はっきりしています。「人としての感情」。

  柏木 つらっ! しんどっ!(笑)

  渡辺 失ったと言うか……自らなくしたと言ったほうがいいかもしれない。AKB48の中にいると本当にいろんなことが日々起きて、それを全部まともに受け止めたら、心が壊れちゃう。それで、どうするか考えたときに「そうだ! 感情をなくせばいい!」って気付いたんです。その日から感情をオフにしました……自分で話していても「つらっ!」って感じになるけど(笑)。

  柏木 でも、私も同じだな。一度、この話はしたことあったよね。「2人共同じだね」って。

  ──「感情をなくす」というのは、アンチの意見を聞かないとか?

  渡辺 うーん……私の場合、そこはまだいいんです。最初から見ないようにしているから。大組閣(※チーム間や姉妹グループの移動を伴う異動)がいい例ですけど、AKB48って急に大きなことがドーンと決まっていくじゃないですか。巻き込まれるメンバーとしては、たまったものじゃないんです。いちいち真面目に向き合っていたら、本当に心がどうにかなっちゃうので。逆に言うと、感情をなくしたからこそ11年間もAKB48を続けてくることができました。


のくだりです。

私はまだみかちぃが戻ってこなかった2013年「それではみかちぃが戻ってこなかったのは?」の記事
http://blog.goo.ne.jp/songbook/e/815f2f73789d7d5a0a4896eeb1d29696
で、


基本的に私の結論としては、「よくも悪しくも、佐伯美香という人は、一般常識人としての価値観を捨て去り切れない人だった」という説を持っています

一時期私はゆきりんこと柏木さんの動向を中心にAKBの動きをネットでおっていた時期がありましたが、本当に、普通の人間の感覚を持っていたら、とても勤まる仕事ではないな、と思いました。エベレストに登山していて、帰り道に同行していた仲間が力尽きて凍死したら、その屍をふんずけながら下山して、無事に登頂したことを喜ぶ、ぐらいのことが日常茶飯事で行われている世界です。そんな中で毎日ニコニコと仕事をしているわけです。


と書いています。
予想していたこととはいえ、本人たちの口から直接告白されると、本当にすごい修羅場をくぐっているのだろうな、と思います。


そして彼女たちが、24時間体制で「人間としての感情」を取り戻すことができた時
そのときが、AKBGを去る時なのだと思います。

本人たちはそうするしかないのでしょう

でも、それを見ている私たちまでが、それでよいのでしょうか?

なんか、もっと、お互いが幸せになる方法はないのでしょうか?
そのバランス位置を見出していくことこそ、本来「責任者」が示していくべきことだと思うのですが、肝心な責任者が存在しないAKBG。

このグループが崩壊した後の荒野状態は、想像するだけで恐ろしいです。
コメント
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