遷延性意識障害

僕は一人で晩
飲みにいき・・

気がつくと
自分の家のベッドで
血まみれのエルメスのスカーフと共にいた
僕は救急車で運ばれる前に
警官に写真を撮られ、
府立病院ノ
空ベッドに寝かされることになった。

その部屋は相部屋
で白いシーツで
区切られていた
その部屋の住人は
機械が傍においてあり
呻く事はあるが、動かない
２０代前半の青いパジャマの青年ダケだった・・


母親「ＸＸＸ君ＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸ」
ベッドに寝る青年「・・・・・・・・」


　時間は進み


或る日
いつの間にか
僕は
床についていた。

自分が
夢の中を渉り、自分が夢をみている事を感じていた

夢の中で僕は
全然ミタコトもない間取りの家に
家族と昔から其処で
生活していた・・

でも
暫くたつと
また別の全然知らない間取りの部屋で
家族と生活している・・

その単調な繰り返しが続く
夢のなかで

僕は
「これは夢だから、目覚めたい！」と思い
意識的に目覚めようと
モガクが、
一向に目覚められなくなった。

その後
何とか目覚めることは出来たが
僕は「ゾッとした」

　もしかすると
　意識が無い状態で
　生きているということは
　こういう体験を
　起こしているのかもしれない・・