2015年4月15日
今日はわたしの長兄である社長の退職日です。
30歳でこの会社を起業して、いま75歳ですから、
45年間頑張ってきたわけです。
世の中では20年会社を継続させたら立派、と言われます。
ですから、45年間社長で会社を続けてきたことはとてもとてもスゴイこと。
わが兄ですから誇らしいです。
この間、1回だけおおきな危機がありました。
そのとき社長は凄い豪邸をサッと売却、あれよあれよという間の出来事でした。
弁護士さんも税理士さんも、そこまでしなくても、良かったのに、と
唖然としていました。
最近そのときの気持ちを話してくれました。
「 会社がどうなるか分からないとき、最悪の想定をした、そしたら、
君たちは普通の家に住み、自分は人から豪邸といわれる所に住んでいる
ことが、とても嫌だった。
兄妹みんなでやってきた会社だから、辛いときは一緒だ」
会社には後2人の兄がいます。
兄弟は他人の始まりとかいいますね、
わたし達の業界では、親子、兄弟で同じ仕事をしている人は多いですが
多くの人達が離散しています。
そういう意味ではウチは珍しいみたいです。
なにはともあれ、今日は会社にとって一大記念日です。