夕方、雨の中に霰が混じって降ってきました。
事務所の窓から見る景色は寒々として
寂しそうな夕暮れ。
「あめゆじゅとてちてけんじゃ」「あめゆじゅとてちてけんじゃ」
ついと口に出たのは宮沢賢治の「永訣の朝」の一行...
むかしむかし、結婚するまえ、夫が小さなメモに表裏ぎっしり書いて
くれた詩です。
夫はなんであんな悲しい詩をわたしにくれたのだろうか?
ナゾです。
12月1日に届いた山口祐一郎さんとこの会報を今朝読んだのですが、
山口さんの文章はいつもボキャブラリーが際立っていて、
その表現力に驚いているのですが、
12月号は今年最高難度の文章でした。
彼はどれほどの本を読み、どれほどの勉強をしてきたのだろうか、
でも、彼はきっと勉強している姿を決して人前には
晒さないだろうな...
山口さんの視線はあたたかい。
山口さんはとても謙虚な方、そしてお茶目。
いらぬおせっかいだが、独り者の祐一郎さんにご飯を作ってあげたいです

