先日は、高校1年生のSちゃんのレッスンでした。
Sちゃんは、入試の為にしばらくお休みしていたのですが、
高校生になり、今年の6月から再びレッスンに来ています。
高校生のレッスンは、少し長めにしているので、
レッスンの途中で、少しだけ雑談を入れるようにしています。
先日のレッスンの時も、軽いノリで
「Sちゃん、次は右手を弾く? それとも左手を弾く?
それとも、恋バナにする~?」
と聞いてみました(笑)
すると、Sちゃんは
「恋バナにする」と答えました。
えっ?そうなの?
私は、ちょっと、意外な気がしました
Sちゃんは、どちらかと云うと、内気な女の子で、
今まで、自分からお喋りをするような感じではなかったからです。
「えっ? 恋バナ? いいよ~ 恋バナ聞いてあげるよ。」
と言うと、Sちゃんは、嬉しそうに語り始めました。
同じ部活の先輩で、いつも笑っている優しい先輩がいて、
でも、試合に出ると大活躍で~等々
そこまで喋ると、Sちゃんは、照れくさそうに笑いました。
「まあ、素敵ね。
そんな素敵な先輩がいる高校に入れて良かったね。」
「はい。」
「また来週、その先輩の話をきかせてね。」
と私が言うと、Sちゃんは満足そうに頷きました。
そして、その後のレッスンも、とても集中してくれて、
充実したレッスンになりました。
5分に満たない程の、恋バナタイムでしたが、
私とSちゃんの心が通った、大切なひとときとなったのでした
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40分 & アンサンブル1時間