ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

私、悲愴が弾きたいんです~その後

2017-09-19 | ピアノ教室

昨日は、中学2年生のAちゃんのレッスンでした。

Aちゃんは、夏休みに「悲愴が弾きたいんです。」と宣言してから(8月9日の記事)
ベートーベンのピアノソナタ8番「悲愴」の2楽章を練習しています。

毎週少しずつ譜読みをして、やっと3分の1位、弾けるようになりました。

「譜読みが難しいのに、頑張るね。」と褒めましたら、
Aちゃんは、嬉しそうに頷いてくれました。

なにしろAちゃんは、普段のレッスンでは、
ブルグミュラーやソナチネを練習しているのですから、
2楽章とはいえ、「悲愴」は相当難しい曲なのです。

 

実力以上の難しい曲を弾かせることに対しては、賛否両論あると思います。

普段私は、『簡単な曲を美しく弾かせることの方が大事』と云う考えで
レッスンをしていますので、Aちゃんに「悲愴」を弾かせることについては
かなり悩みました。

でも、Aちゃんの頑張る姿や、嬉しそうな様子を見ると、
たまには、こんな冒険もいいな~ と思うのでした。

 

さて、Aちゃんは、「悲愴」を、どんな風に仕上げるかな?

そして、今年中に仕上がるかしら?

なんだか楽しみになってきました

コメント

メッセージ

メッセージを送る