店長「利き腕のリリース
右打ちの人であれば 右手の曲げ伸ばしによる
クラブの振り、シャフトの振り というのが
かなりの確率 犯人の可能性があるので・・・
そこの部分をチェックしてみましょう。
ゴルファーのかなり多くの方が
テークアウェイ、トップにおいて
からだの向き とか ではなく、
ここの箇所からの『クラブの反転』によって
スイングを構築してしまっています。
準備としての テークアウェイにおいて
単純に 『腕の作業なし』 で 右を向けば
地面と平行位 の位置で フェースはやや下を向き
アドレス時の自分の向き、クラブを向きを12時 とすると
クラブは 3時とか、4時を向く形 になります。
手で振ってしまう、
からだの回転が有効に使えない方 の場合、
そこから クラブを反転させる動き、
からだの向き「だけ」であれば 3時を向いている筈のクラブが
右打ちの人の場合であれば
右打ちのたたみ や
左腕、左肩の送り込み によって
クラブが反転して 9時を指してしまいます。
このクラブの反転、
主に 腕作業による 腕の反転
これが 多くの人の 打撃のエンジンになっています。
これを 縦方向にする人もいれば
スイング軌道に沿って 斜めにする人もいれば
地面と平行に ヨコにする人もいます。
スイング動作の中で
この クラブの反転 は
さも スイング軌道に沿っているように『見えます』し
実行する本人にとっては
利き腕が強く関与していますので
タイミングも取り易く、覚えも良いでしょう。
また 強く振る、強く叩く感覚ともマッチしますので
多くの場合、スイングの完成形は
このエンジンをメインにしているように思えます。
このクラブの 腕さばきによる反転は
ロフトもヘッドの向きを大きく開くコト になるので
マッチポンプ ではあるのですが、
後々 フェースを回転、手を返すのには
つながりのある 一貫した動きになりますので
より定着し易いのでしょう。
✋そこで ドリルとして やって頂きたいのは
からだの向きで右向きを造って頂きます。
①この際 フェースがやや下向きになるよう
手さばきで 無理に調整するのではなく
右打ちの人であれば 右サイドが上がる、
左サイドを『下げる』ではないですが、
右サイドが高くなるような『姿勢』で
フェースの下向きを造って下さい。
②次に 両方の腕をバンザイのような意識で
上げて頂きます。
右打ちの人の場合 右腕・右ひじ
左打ちの人の場合 左腕・左ひじ は
自然に曲がってしまうのは仕方がありませんが、
意識としては 突っ張らない程度に 伸ばしたまま✊
クラブを反転させず
始めのクラブの姿勢のまま ~の意識で
クラブ自体を高くしてください。
イメージとしては 両腕をバンザイしても
フェースはまだ下向き、地面向きのまま です。
③この二つの動作を 順々に、別々にするのではなく
出来るだけ 同時に行います。
自分にとっての 右向きの限界のところが
腕のバンザイの終わりのトコロ と言うタイミング
バンザイの意識は
右打ちの人の場合 右腕・右上腕・右ひじの高さ です。
おそらく ですが、
これをしてみると
今までの自分が 十分な右向きをしていないコト
腕を使った クラブの反転で
からだの向きの仕事、役割を奪ってしまっているコト
を感じられると思います。」