店長「コメント(もっちゃん₎にもありましたが、
パーシモン…ドライバーやフェアウェイウッドの材質が
言葉通り、そのまんま ウッド・木製だった時代
特にシャフトがスチール時代
江戸時代? っていうほど 昔の感覚だけど、
パーシモンって
反発係数が強烈、高い😫」
質問「え😧 反発係数 高いんですか❓
チタンは硬い
パーシモンは柔らかい
…から 弾かないんじゃないの❓」
店長「まあ 反発 って言葉で言うとそうだけど
アレは インピーダンス理論 で
衝突する二つの物体のヤング率、歪み率が近いと
双方が変形し難い、
ゴルフで言うと ボールも変形し難い、
ヘッドの歪みが少ないと その分、ボールは沢山歪み、
ヘッドの歪みが多いと ボールの変形は少なく済む、
と言う科学的なモノで
パーシモン製ヘッドは歪むから ボールが変形しない、
変形しないので スピンが入らない、入り難い、
ボールの初速は出るけど、回転足らずになっちゃう
そういうことなのね。
だから パーシモンのドライバーの
平均的なロフトは 12° 位
10°とかを使えるのは プロの中でも
かなりのマッチョな 力持ちの人だけ だった。
そして パーシモン時代と今の時代の最大の違い は
パーシモン時代は ゴルフクラブヘッドのその形状の
フェースの向きとロフト角度
は 非常に近しい関係のモノで、
両方をまぜこぜにして使う必要があったのよね。
そうじゃないと ボールに必要十分な回転が入りきらない から
今は フェースの向きはフェースの向き、
ロフト角度はロフト角度、って別で利用出来るコト。
分かり難い、イメージし難いんだと思うけど
ロフトじゃなくて フェースを少し開いた分、
位の プラスアルファ―のロフト増加 の状態で
かつ しっかり入射をとって 入れてこないと
ボールが空中を飛んでくれない。
ボールが空中浮遊の時間が取れない。
アタックアングルが無いと ボールが浮かない。
パーシモンはボールがつぶれにくいのに
球離れは遅い…どの位遅いかは忘れちゃったけど…
その球離れの時間の間に フェースを閉じない と
回転は入るけど どどどどどスライスになっちゃう。
ボールがフェースをスライド、
ハイドロプレーン現象みたいに
ボールがつぶれず スキッドしている刹那の時間の間に
フェースを閉じないとイケナイ。
と言う 超絶技巧の遊びだった のよね。
だから 普通のアマチュアは
〇開いて入れて来る ⇔ 上から入れられない
〇上から入る ⇔ ボールが上がらない
〇ボールを上げようとする ⇔ スライスしか出ない
と言う無限ループの中に 囚われちゃうので
結構、チカラのある人であっても
キャリー170yd 行くか、行かないか、
スライスしないで ボールが宙を飛ぶ だけ で
📯📯拍手喝さい👏👏のスポーツ だったのよね
12°以上のロフト & 43in以下のモノが
ドライバー ドライビングクラブ なんだから
そりゃあ そうなるのよね❓」
質問「まあ 確かに…。」
店長「昔は フェースの向きもロフトの一部、
数ミリ程度の出し入れが必要な遊び。
それと比べると 今は遥かに簡単。
欲さえなければ、ね😌
放っておいても ボールは浮くし、
ボールを浮かせるのと スライスは関係ないし
必要以上にアタックしなければいけない アタックアングルを
意識する必要もない。
昔は 命を懸けた争い だった 刀の世界 が
今は楽しいスポーツになった剣道…ッテ位
の差はあるんじゃないかな🙄
ホンの50年位前の話し だけどね😌」