先日、ヴィム・ヴェンダース監督"Paris, Texas"撮影中のオフショットをいくつか上げている方がいました。
記憶の中では索漠として救われない印象だっただけに、当たり前かもしれませんが、シーンに映らないところで皆んな楽しそうにしている様子に36年越しで救われた思いです。
また、大映作品シリーズのDVDに付いてくるオマケみたいなものに当時のスタッフの方々にインタビューした画像があって、例えば市川雷蔵さんを良く知る方の証言で普段の様子が語られていました。
その中に、雷蔵さんがイタズラをして撮影の合間に山本富士子さんに乗っかって、「アレ〜、助けて〜」なんて山本さんの声が聞こえて来てねぇ、雷蔵さん悪いんですよ、なんて話があります。
「眠狂四郎」第5作で中村玉緒さんにのし掛かるシーンの練習をしてた訳でもないと思いますが、普段の姿はその辺りにいてもまったく気づかれないくらいだったというのに撮影に入ると別人のよう、という面白い人だったそうです。
(この撮影の合間でしょうか)
少し前の事ですがお誘いいただいて待ち合わせた店に行くと、知らない方が一緒にテーブルにいました。
その知らない方が立ち上がって「お久しぶりです!」と言われたことに驚きながら眼を覗き込みましたが、まったく心当たりがありません。
名乗ってくれたので「あの人かな」というところまで漕ぎつけ、マスクを外してくれてようやくご本人と分かりました。
昔たまに行く店のカウンターで出会った同業の方で、「28年ぶり」とのことです。
その頃はまだ雷蔵映画を観てなかったから気づきませんでしたが、その人がちょっと雷蔵さんの鼻筋を太くしたりアレンジしたような顔なんですね。
こちらのことは棚に上げて、28年前に戻って相手が変わっているのをイジったり、その人の武勇伝を思い出して懐かしく語り合いました。
時系列で伺うと当時知らなかった話がたくさんあり、今は私と正反対にカジュアルなものを作る会社にお勤めで、こんな時勢ですから大手の抜けた部分を補ってお忙しいそうで、それを聞いたので良い日になりました。
記憶の中では索漠として救われない印象だっただけに、当たり前かもしれませんが、シーンに映らないところで皆んな楽しそうにしている様子に36年越しで救われた思いです。
また、大映作品シリーズのDVDに付いてくるオマケみたいなものに当時のスタッフの方々にインタビューした画像があって、例えば市川雷蔵さんを良く知る方の証言で普段の様子が語られていました。
その中に、雷蔵さんがイタズラをして撮影の合間に山本富士子さんに乗っかって、「アレ〜、助けて〜」なんて山本さんの声が聞こえて来てねぇ、雷蔵さん悪いんですよ、なんて話があります。
「眠狂四郎」第5作で中村玉緒さんにのし掛かるシーンの練習をしてた訳でもないと思いますが、普段の姿はその辺りにいてもまったく気づかれないくらいだったというのに撮影に入ると別人のよう、という面白い人だったそうです。
(この撮影の合間でしょうか)
少し前の事ですがお誘いいただいて待ち合わせた店に行くと、知らない方が一緒にテーブルにいました。
その知らない方が立ち上がって「お久しぶりです!」と言われたことに驚きながら眼を覗き込みましたが、まったく心当たりがありません。
名乗ってくれたので「あの人かな」というところまで漕ぎつけ、マスクを外してくれてようやくご本人と分かりました。
昔たまに行く店のカウンターで出会った同業の方で、「28年ぶり」とのことです。
その頃はまだ雷蔵映画を観てなかったから気づきませんでしたが、その人がちょっと雷蔵さんの鼻筋を太くしたりアレンジしたような顔なんですね。
こちらのことは棚に上げて、28年前に戻って相手が変わっているのをイジったり、その人の武勇伝を思い出して懐かしく語り合いました。
時系列で伺うと当時知らなかった話がたくさんあり、今は私と正反対にカジュアルなものを作る会社にお勤めで、こんな時勢ですから大手の抜けた部分を補ってお忙しいそうで、それを聞いたので良い日になりました。