かみさん日記

平凡な暮らしですが毎日同じでないから面白い。
年寄りの他愛ない日常を綴っています。   

「北の桜守り」

2018-03-18 | Weblog
 前評判の高い映画、吉永小百合の「北の桜守り」を観てきた。
 北の大地で桜を育てる幸福な家族の姿から物語は始まる。
 
 終戦間際に夫と離れ樺太から親子3人死に物狂いで引き上げる。
 途中で長男を亡くしながら戦後は救貧生活を強いられて生きる。

 15年後、手放した次男がアメリカで成功して社長で舞い戻る。
 ところが母親に痴呆の症状が出始めていて少しずつ崩れて行く。

 それに付き合う息子、泣くまいと思っても涙がこぼれて困った。
 戦争の悲惨さ、老い行く問題、それと対照的に満開の桜が美しい。

 吉永小百合も美しい。上品で理知的なのが好まれる?見応え有り。
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4 コメント

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見ごたえありましたね (chidori)
2018-03-18 16:50:18
吉永さんが演じるとちょっと品がありすぎて・・と思わないでもありませんが、
映画館で色々予告編を見ますが、なかなか自分のピッタリくる映画はそうありません。
そんな中でやはりこのような作品を作ってほしいです。
割と若い人も見に来ていました。戦争を語るには映画や演劇は説得力がありますね。
認知症も映画の様にはなかなかうまくいかないですが、家族がある人も一人暮らしも、いつやってくるかわからない・・切実な問題です。
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北の桜守り (さくら)
2018-03-18 21:47:36
私も観に行きたいと思っていた映画です。
お二人の感想をお聞きしたら、ぜひとも時間を作って、観に行きます。
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chidoriさんへ (かみさん)
2018-03-19 21:03:38
戦記物の本などをこのところ立て続けに読んでます。
戦争は絶対やっちゃあいけない。改めてそう思います。
戦争の悲惨さを知っている日本なのに最近はきな臭い方向に向いている?
それだけに小さな力でも反戦運動は絶やさないようにしなければ!
chidoriさんの言われるように映画や演劇は説得力がありますね。


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さくらさんへ (かみさん)
2018-03-19 21:14:48
この映画は戦争と認知症の二つの問題から成り立っています。
少し欲深いと思わないでもないですが出演俳優陣の力量で引き込まれます。
ご覧になって損はないと思います。ぜひいらして下さい。
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