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図書館の新刊書棚から「化学の授業をはじめます」を借りた。
ポニー・ガルマス著 予想に反して面白くて一気読みした。
タイトルから化学の初心者向けの本かと思っていたら違う!
1960年代のアメリカ、化学者として毅然と生きる女性の話。
女性ゆえ保守的な科学界で妊娠を機に失業の憂き目にあう。
シングルマザーがひょんな事からテレビ料理番組に出演する。
「料理は化学です。化学は変化です」この番組で有名人になる。
最終的には学者に戻る。人に媚びない性格は危ういが格好良い。
2022年600万部突破のベストセラー、エンタメとしてもお勧め本。
化学は変化です、そのセリフが料理に関し発してる?
ヘエ~ホウ~と私も興味がわき読みたくなりました。
アメリカイコール、、保守的感が未だ残ってる気がするけど、ひょんなところから再出発有名人とか、寄り道がキッカケでも目的を得ることが出来たなら万々歳じゃあないかとそう思います。回り道しながら生きるのも人生観が広がり魅力ある人に成れるような気がします、周りはハラハラするかしれないけど、人生其々「死ぬときアア良い人生だったなあ」思えたら最高ですが、、、?早速リクエストしました。
ところが全然違いました。女性蔑視の世の中で、あらがいながら生きる女性の話です。
「料理は愛情」と言われてますが、私も「料理は化学」と言う合理的な思考の方を支持します。
最近はその考え方が浸透しつつあるようです。この本の影響があるのかもしれません。
ぜひ読んでください。