私の意識はすべて腰にいっていたが,母親の心配が増し,意識は遠のく。
火曜,これまた仕事を続けられず,19時過ぎには帰宅する。
少し休めるが,どうしても痛い。
たぶん,脳から出ているサインなんだと思う。
水曜,少し意識から遠のき,学生の卒論20本の抄録に目を通す。
ひっきりなしに来る波に私もたじたじ。
常時,研究室は4~5名の学生でごった返す。
もう少し広ければいいが・・・
贅沢ということで。
大学の新年度を迎える準備や,紀要の表紙のデザイン,大学院の内規などを任され,なんとか今日,今からがんばろうと思う。
学生の卒論指導の合間に,来年度の学会講演3本の抄録を送信する。
1.神経系理学療法研究部会学術集会(兵庫)
2.理学療法基礎系研究部会全国研修会(広島)
3.静岡県理学療法士学会
紀要の英語論文を急いで書き,12月から本の草案に入る予定。
中村さんからのメールにお返事が出来ず,心苦しい。
本日は9月から3月末まで唯一の休みだが,母親のこれからのことを思うと精神が休まらず。
どうして,みんな問題から逃げるのか。
脳に選択性と多様性があるのなら,足をまげて,すわらせて,たたせて,歩かせる,しかないリハビリって本当にどうかと思う。
うちの学生もそのレベルで停滞するのか・・・環境との相互作用は時に嫌なものになる。
感情は冷静さよりも強い。
結局,唯一の休みのお仕事です。
テーマ 認知運動療法から考える脳のリハビリテーション
森岡 周(畿央大学)
日 時 12月1日(金)19:00-20:30
場 所 西大和リハビリテーション病院
詳細は下記に
緑本でなく、青本を中心に行うセラピスト向けの講演は初めてであり、面白かった。
教員向けには青本を使うが、セラピストにはまず緑本のため、あまり今まではやらなかったからである。
さすがに、日々の重労働から、後半は声はかすれ、腰が猛烈に痛くなり、「くねくね人形」化していた。
腰が痛い宣言をしなかったら、奇妙な人に見えたかもしれない。
言葉の重要性がここにもあるし、言葉の概念化がここにもある。
スライドが前半は光源のせいか、暗く見えづらかったが、後半はプロジェクタを変えて鮮明になる。
感覚・意識の鮮明さがいかにうれしい(感情)ことか身をもってわかってくれただろう。
患者さんはその世界でもがいているのである。
5時過ぎより、翌日1時半ぐらいまで懇親会。
みなさん馬力がある。
僕も6時間講演後の8時間懇親。
バカじゃないかといわんばかりに馬力があるでしょう。
そのつけが回ってくるだろう。
いずれにしても、松下先生をはじめPOS.comのメンバーありがとうございました。
久しぶりに楽しく講義ができました。
今日はガタガタで、飛び回ってました。
木曜はPos.comのメンバー20名ぐらいと木曜日は6時間にわたり飲み続ける。帰宅したのは2時前。
少し仮眠し、近鉄に乗る。いつもの満員電車で岡山まで。 岡山で人間発達の講義を行う予定で、朝、即効でDVDを作成するが映らない。二日酔いでまったく講義の準備をしておらず、そのDVDが情報の頼みだったのだが、映らない。
10分格闘するが、映らないので、急遽、心の発達について話すことにした。意外といい感じに講義ができた。 人生そんなものである。そのときのために、日々準備をしている。
午後は運動発達の演習。みんな、成長してきてるね。
いつものように、新幹線に乗り、小倉まで。さすがに年齢層が高い分、プレゼンは期待以上。だから、5点プラスした。
脳性まひの評価だが、今度は年齢層が高い分、頭がかたそう。いろんな応用を試みてください。 安全基地から一歩踏み出してみよう。みんなにはそれなりの実力がある。
22時にホテルに帰り着き、朝、8時に小倉を出て、五位堂に。お昼につくのか、いつもは感じなかったが、今日は意外に遠さを感じた。どうしても13時までに帰らないといけなかったので、グリーン車に乗る。「間寛平」夫妻と同じ車両になる。「芸能人」のオーラは存在していた。たまにグリーンを利用するといろんな人に出会う。同郷のよしみということで・・・ そう思っているのはこっちだけだが。
そういや、岡山の朝日の学生の1人に同郷が。小学校も中学校も一緒だった。 初月小学校と城北中学校。城北中学校といえば、JACCSカード??の宣伝でそのグラウンドが使われていた。もちろん出演者は同じ中学校出身の広末涼子。車の運転バージョンは、長浜前の花海道だったな。
13時より藍野大学の林部先生と研究計画のお話をする。大学院研究へと進展して欲しい。
さて、今から明日の講演6時間の講義資料を作ります。自転車操業ですが、しょうがありません。 なんとかなるでしょう。その場の空気で行きますよ。
西大和の講演は外部の受講もOKのようですね。
火曜はおそらく卒論指導などを行ったんだと思う。
たぶん・・・すべて記憶が忘却だ。
昨日は朝早く東京へ、2時間の滞在で、10時間の往復を行う。
いろいろ大変だが、何とか・・お願いします。
骨入れはうまくいったが、頭部の皮膚潰瘍が。
早く治癒すれば、本格リハをO病院で行ってもらう。
みなさんの助けを心から感謝します。
改めて人に支えられているありがたさを感じる。
リハを中止しているので。。。お願いします。
しかし、いらんことするから、伸張反射バリバリ。
夜、奈良に帰り、そのまま体を癒すために、近くの「湯」へ。
しかし、体は治癒せず。身体の揺らぎは残っている。
今日は授業、会議2つ、そして卒論指導。
授業はやっと小脳へ入った。
さて、今日は今から日曜のPos.comの先生方と懇親。
明日は朝岡山に発ち、2本講義後、小倉に向かう。
小倉で2本行い、眠り、大学へ戻り、日曜の準備、そして大学院希望者とのお話を行う予定。
大学院進学希望の方々は、あらかじめ、研究計画などの相談がありますので、願書提出の前に連絡をお願いします。
願書は12/1からだと思います。
試験は12/23です。
よろしくお願いします。
ふと、振り返ると昨日は何したと思う日々が続いている。
充実しているのね?といいたいが、未来ばかりみていると、振り返ることができない。
準備できないというものは、悔しさが残る。
今日は何か起こったかというと、そうそう、ラジオからエアロ・スミスのママキンがかかってきて、思わずボリュームを上げたことかな。
オアシスのベストは出たんだよね。
1 中野英樹 認知課題が(非)利き手の運動関連脳電位に及ぼす影響
2 芝田都季子 随意運動及び他者観察時の運動関連脳電位
3 山下浩史 Wisconsin Card Sorting Testは前頭葉機能検査として有用か?;fNIRSを用いて
4 小森健史 空間知覚における弁別課題が脳血流量に及ぼす影響;fNIRSを用いて
5 杉村修平 手指運動による弁別課題が脳血流量に及ぼす影響;fNIRSを用いて
6 松井俊輔 観察、イメージ、模倣による学習方法の違いが系列運動記憶に与える影響;fNIRS研究から
7 福田真子 fNIRSによる表情認知のミラーニューロン研究;自発的感情表出との関係
8 水上紗弥香 音読課題と言語的コミュニケーションが前頭前野の血流量に及ぼす影響;fNIRS研究
9 坂本和歌子 遊戯課題における他者介入が前頭前野の血流量に及ぼす影響;fNIRS研究
10 柴山麻衣子 書字動作におけるMirror Therapy(MT)介入が脳波Muリズムに与える影響;MTは非利き手機能を向上させるか
11 郡 智子 2つの視覚情報経路による短期記憶容量の違い
Motor learning & Motor imagery
12 表 昌満 感覚入力の違いが運動学習におけるスキーマ形成に及ぼす影響
13 宮島李沙 運動学習過程における結果の知識付与方法が両手間転移に及ぼす影響
14 藤川加奈子 内在的フィードバックにおける言語化が下肢部分荷重課題に及ぼす影響
15 山崎朋子 運動学習過程における運動イメージは筋出力調整に有効か?
16 梶谷 充 視覚入力および歩行経験は歩行イメージを改変させるか?;心的時間による検討
17 遠藤智実 学習方法の違いが視覚的判断に及ぼす影響;車椅子通過課題を用いて
Postural control
18 隠明寺悠介 身体への体性感覚入力が立位重心動揺に及ぼす影響;指尖タッチの効果
19 薦田明奈 視覚的刺激が立位重心動揺におよぼす影響;human motionとbiological motionの比較
20 正木信也 立位姿勢保持時の足圧中心動揺の特徴
やはり,疲労がたたり,そのまま睡眠。
朝起きて,急ぎ大学へ。
研究費申請書を仕上げる。
その仕上げのために,松尾先生,中野君に助けてもらう。
実際のところ仕上げは二人にしてもらった。
本当に感謝します。
僕の方はAM授業に入る。
3回生は今必死に脳血管障害の分析に入っていると思う。
楽しみである。
2回生には先週に続いて科学英語論文講読法。
今日はneglectの研究を取り上げ,研究とはいかに問いを投げかけることだということを話す。
「かならずしもそうではない」という視点に立つことが求められる。
終了後,急ぎ,新聞取材に。
今日は大学院の全面広告のための取材である。
研究科長の金子先生などの同席の下,読売,朝日と進んだ。
金子先生といえば,網膜研究では世界的な科学者である。
日本生理学会会長を歴任され,国際生理科学連合会長である。
私が隣に坐って話をすることが信じられないが,これからの「研究」にワクワクするのも事実である。
society for neuroscience そして,nature neuroscience向けて再度がんばります。
大学院は何のためにあるのかについて,みなさまと共感する部分が多々あり。
「悩み」続ける,そこに光がさしてくる。
すぐに求めてはダメ。
とにかく,妥協しないことだ。
自分に優しいことはいいことだが,甘いことはよくない。
金子先生いわく,研究者にしろ芸術家にしろ,「美しい」成果を残していかなければならない。
貢献できるということは「健康」である証である。
それが「健康科学」である。
そのプロセスを感じること,それが「美しい」。
本学大学院は美しく生きるための健康科学特論が必須科目である。
僕も「美しい」と思う脳(こころ)について,話す予定である。
今から楽しみだ。
とにかく,自分に厳しく。
弱いやつが世の中多い。
取材が終わり,急ぎ3回ゼミへ。
「情動」「イメージ」「姿勢制御と身体図式」「心の理論」が取り上げられる。
その後,18時半,会議に。
大学院の入試のこと,カリキュラムのことを話し,20時前にやっと研究室に戻る。
そこから,4回生の怒涛の卒論タイトルきめ。
20発表のうち,来ていた18のタイトルをきめる。
22時過ぎに終わる。
きつかったが,久しぶりに我ながらあっぱれと思った。
そして,今帰宅。
明日は東京の母親を見舞いに夜にでるか,明後日の早朝に出て日帰りするか,迷うところだ。
メールがどんどんたまる一方ですが,申し訳ありません。
今年度末まで講演,入試で週末はほぼふさがった。
充実しているということだろう。
ただ,創造力は・・・って行ったところだ。
無駄な時間に少しは生きないといけないですね。
そこに意味がある。
「研究者」になろうとしているみんな,もがき続けてください。
「貢献」することが責務ですよ。
21時ごろ講義は終わり、その後、酒井先生、宮城先生と0時ぐらいまで、お話しする。
問題があるということは、解決すべき道を探索する上で重要だ。
どのような戦略をねるかが、チームとなる。
昨今のいじめ問題について、武田鉄也がいいことを言っていた。
「結果」にのみ着目すべきでない。
「過程」に意味を持つ。
さて、朝から研究計画書などを書き、今から、推薦入試監督に向かう。
今日、明日、岡山で監督業を行う。
もう1日岡山どまりだ。
スケジュール帳を見れば、11・23(祝)が休みだった。年度末までフル稼業かと思いきや、休みがあった。
今日は世界不思議発見は「モン・サン・ミシェル」らしい。
また、フワフワオムレツを食べたいものだ。
日時 平成18年12月16日(土)~17日(日) 15:00~
場所 南明(なんめい)ホテル 会議室
静岡県熱海市咲見町8-2 0557-81-6195
HP:http://www.nanmei.co.jp
内容 「ワーキングメモリの科学-認知科学と神経科学の視点」
畿央大学 森岡 周