テリー・イシダの『独酌酔言』。

夜な夜な酒場で一人飲み、酔った勢いであれこれ、一言、申し上げます。

話し言葉は移ろうお話、外来語の発音や表記もどんどん変わっています~今日のお店:高速神戸駅、天ぷら立吞み「國 」KOKU。

2018年09月07日 | 世の中

え?神戸駅か高速神戸駅辺りでサクッと吞みたい?

ま、あの辺りもエエ店がいろいろありますけどね、



女性も一緒!?それやったら、ここがエエですわ、

立呑みですけど天ぷらが美味しいし、店内も綺麗で入り易い、



というか、女性客が多い店です、女性客が多い店は間違いないですわ、

はい、ほなご案内しますね、





でね、またしょうもない話を聞いてほしいんですけどね、

何回も書いてますけどもね、今日もまた“移ろう話し言葉”の話なんです、はい、



漢字が変化するには数十年から数百年単位の時間が必要らしいのですが、

話し言葉と云うのはもっと速いスピードでどんどん変わります、



そらそうですよね、平成の世で江戸時代の言葉を話す人はもう誰もいません、

拙者とか、候(そうろう)とか、仕った(つかまつった)、とか云う人は皆無、



そう考えると150年くらいで話し言葉はまったく変わるという時代、

いや、今はもっと速いスピードで変化しいてるか、



『ヤバい』の使い方なんか、この前まで“なんやそれ!?”とか思っていましたけど、

今は知らず知らずに、ワタシも“これはヤバい”とか云うて褒めているのがヤバいです、



でね、最近気がついたのが単語、それも外来語の発音とか表記なんですがね、



総体的に短くなる傾向と、原語に近づいていく傾向があるように思います、

昔がなんか、似非外国語っぽく発音していたのが、今はなんかリアルに近づいてきている?



あ、分かりにくいですね、例えばでお話しするとですね、



ソースの種類のウースター、昔は絶対に“ウースター”と発音していたと思うのですが、

今は“ウスター”、、、なんか小洒落てきたか、



“マーマレード”は“ママレード”、

“ヒットラー”は“ヒトラー”、

“プリンター”は“プリンタ”、



“ホッチキス”は“ホチキス”、

とくに“ホッチキス”は“ホッ”にアクセントがある独特のリズム感が昭和な感じ、

今時、『ホッチキス、貸して』とか云うたら、あ!昭和の人や!!とか思われます、はい、



ちょっと違うけど“ピザ”は“ピッツァ”とか書きます、

なんやそれ!!とか突っ込みたくなるけどね、



“スパゲッティ”はもう死語、“パスタ”となりました、



で、先日びっくりしたのがこれ、

なんか食べる所とかパーティのスタイルとかで使う、

“ビュッフェ”、、、、云いますよね、ビュッフェスタイルとか、



これがね、今の先端表記ではね、、、“ブッフェ”なんですわ、

おもわず、舐めとんか!とか云いたくなりますわ、ホンマに、

ま、これも本場の発音とか正確な意味に倣っているようですが、



とにかく言葉は移ろう、

乗り遅れないように頑張らないと、いつの間にかおじさんになってまう、

さあ、おじさんもモーレツにハッスルしてフィーバーしてドロンしよ~ぜ~、

【今日のお店:高速神戸の天ぷら立呑み「國」KOKU】

阪急・阪神・山陽電車が乗り入れる「高速神戸」駅を地上に出ると、

大きな道路に面した北側、湊川神社の並びにあるのが、天ぷらで飲める立呑み「國」、



旧書体の“國”と書いてKOKUと読みます、



出来て3年程か?

綺麗な店内は女性客でも安心して入れるのか、女性客も多い立呑み、



天ぷらメインの立呑みという珍しいスタイル、




でも天ぷらはちょっと、という方も大丈夫、

ここの天ぷらは“米粉”で揚げているのでサクサク、カリッとあっさり、



塩でいただくのですが、



カウンターにはレギュラーの塩の他の3種類のフレーバーが用意されています、

これでアクセントを付けながらいただくのも由、



日本酒も揃っていて、ワタシの贔屓の「雪の茅舎」は定番であるようです、



リーズナブルに天ぷらが楽しめるお店、

ぜひ一度、行ってみてくださいませ、