テリー・イシダの『独酌酔言』。

夜な夜な酒場で一人飲み、酔った勢いであれこれ、一言、申し上げます。

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事124~先週の陽性率32.8%(先々週34.1%)と横ばいが続きます、なかなか減らない、このまましばらくは感染が続きます。

2022年03月29日 | コロナウイルス2020

◆先週の陽性率は先々週34.1%⇒先週32.8%と横ばい

この状態をどう観るか?表現が難しいですが、

『減少局面ではありますが、オミクロン株の感染力が強いので短期間で感染が急減することはなく、この状態が数週間~数カ月続くのではないか?』という感じです、

先行組の沖縄や広島、山口の推移を見ると、そんな感じがします、

◆27日現在の全国と各エリアの状況

全国の感染者数、


(NHKニューサイトから転載)

東京、


NHKニュースサイトから転載)

大阪、

東京や大阪では前週を上回る日も出てきています、これまでとは違い、一定の感染者が出続ける日々が続くと予測します、

広島、

山口、

沖縄、

世界で観るとフランスでは反転増加傾向も、

アメリカはなんとか低位で推移しています、

なんとなくですが、だいたいピークから6~7週間で若干増加、その後も高位の感染状態が続くようです、

◆直近の都道府県別10万人当りの感染者数はこちら、


(NHKニュースサイトから転載)

再び沖縄県がトップになりました、

関西圏は後退、首都圏が上位に来ました、

◆陽性者数~3月27日までの1週間

依然として高い陽性率、感染は止まっていません

      陽性利率   検査数    陽性者数 
2022年
1月2日    1.1%    251123    2777人    ※第6波の入口か?
1月9日    5.4%    429162    2万3168人 ※第6波に突入 沖縄/広島/山口にまん延防止等重点措置が適用
1月16日    13.6%     702929    9万5498人 ※大感染爆発状態、1都10県にまん延防止等措置検討
1月23日 21.8%    1228371    26万8284人 ※第6波ピークに
1月30日 30.4%    1522311 46万3354人 ※検疫体制崩壊の兆し
2月6日   39.6%    1575315 62万3128人 ※第6波5週目、ここが最高点かも?
2月13日 45.1% 1383896 62万4240人 ※第6波のピーク
2月20日 44.8% 1294194 57万9928人 ※ピークで高止まり 北京五輪閉幕
2月27日 39.5% 1197543 47万3461人 ※ごくゆるやかな減少局面へ
3月6日   39.1%    1155304    45万2763人 ※高止まり、沖縄では反転増加、BA.2拡大
3月13日 35.2% 1086325 38万2278人 ※減少局面、共存戦略への入口
3月20日 34.1%  999063  34万1545人 
3月27日 32.8%  830541  27万2215人 ※減少局面も感染は続く、21日でまん延防止等重点措置すべて解除

(厚労省HP日報から算出)

陽性率は横ばいですが、感染者数は減っています、

なので一応減少局面ではありますが、一定の割合で感染は続いている、、、今後も一定の割合で感染か続いていく、ということかと考えます。

◆死者数も減少傾向続く


(NHKニュースサイトから転載)

感染拡大の中心が若年層なので死者数は減少傾向です、それでも相当多いですが、、、

◆この1週間のワクチン追加接種(3回目)状況

25日(金)現在のワクチン接種状況、接種スピードはさらに減速

若年層の接種の壁、3回目への不安、モデルナ不人気など諸々の障害で早くも壁にぶち当たっているようです、


(首相官邸HPから転載)

                  全接種回数   /   3回目接種
3月
(~4日) 730.1万回/709.0万回 ※7日間の数字
(~11日)  692.8万回/672.5万回 ※7日間の数字
(~18日)  666.2万回/639.2万回 ※7日間の数字
(~25日)  547.6万回/520.5万回 ※7日間の数字

◆日本の3回目接種率

日本の3回目接種は37.41%(先週は33.30%)まで来ました、

既往症がない方は、ためらわずに3回目接種を受けましょう、

(日経+英フィナンシャルタイムズHPから転載)

10代以下の感染止まらず

3月17日までの東京都の年代別感染者数比率、

3月27日までの東京都の年代別感染者数比率、


(NHKニュースサイトから転載)

10代以下の感染比率は過去最高の33%のまま3月は終わりそうです、

◆東京都の重症者病床使用率は改善傾向

東京都の3月27日の状況、


東京都HPから転載)

重症者用病床使用率は低減しています、

感染者数は横ばいですが、若年層の感染者が多いので重症者が減っているのかもしれません、

(重症者病床使用率) 
(3月6日)  12.9%(都基準)66人/510床 42.6%(国基準)626人/1468床
(3月13日)  11.4%(都基準)58人/510床 37.6%(国基準)552人/1468床
(3月20日)   8.2%(都基準)42人/510床  30.8%(国基準)452人/1468床
(3月27日) 6.5%(都基準)33人/510床 25.7%(国基準)378人/1468床

さて、陽性率が横ばいの中、まん延防止等重点措置がすべて解除されました、

結果的に、これは1つの大きな社会実験にもなっています、

これで感染者数が少しづつでも減っていくのか?

はたまた、反転増加するのか?

飲食店の酒類提供時間規制がメインのまん延防止等重点措置の効果を確認することが出来るかもしれません、


なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事123~この3連休は雪山に登ったので今週はダイジェスト版です、あしからず、先週は陽性率34.1%(先々週35.2%)、微減、先は長い。

2022年03月22日 | コロナウイルス2020

◆先週の陽性率は先々週35.2%⇒先週34.1%と微減、先は長い


◆3月20日までの全国の感染者数

◆直近の都道府県別10万人当りの感染者数はこちら、


(NHKニュースサイトから転載)

◆陽性者数~3月20日までの1週間

      陽性利率   検査数    陽性者数 
3月6日   39.1%    1155304   45万2763人 ※高止まり、沖縄では反転増加、BA.2拡大
3月13日 35.2% 1086325 38万2278人 ※減少局面、共存戦略への入口
3月20日 34.1%   999063 34万1545人 

(厚労省HP日報から算出)

◆死者数も減少傾向続く


(NHKニュースサイトから転載)

◆この1週間のワクチン追加接種(3回目)状況

18日(金)現在のワクチン接種状況、接種はスピードダウン


(首相官邸HPから転載)


                全接種回数   /   3回目接種
3月
(~6日) 730.1万回/709.0万回 ※7日間の数字
(~13日)  692.8万回/672.5万回 ※7日間の数字
(~20日)  666.2万回/639.2万回 ※7日間の数字

◆日本の3回目接種率

日本の3回目接種は33.30%


(日経+英フィナンシャルタイムズHPから転載)

◆10代以下の感染止まらず、過去最高33%に、

3月17日までの東京都の年代別感染者数比率、


(NHKニュースサイトから転載)

◆東京都の重症者病床使用率は改善傾向

3月21日現在、

(重症者病床使用率) 
(3月6日)  12.9%(都基準)66人/510床 42.6%(国基準)626人/1468床
(3月13日)  11.4%(都基準)58人/510床 37.6%(国基準)552人/1468床
(3月20日)   8.2%(都基準)42人/510床  30.8%(国基準)452人/1468床

◆各地の状況

東京は減少続く


大阪、反発の気配も、

広島、反発開始

沖縄は減少せず、、、

さて、まん延等防止特別措置がすべて解除、

でも、油断せずに感染予防対策をしっかり励行しましょう、



(余談)

3連休は中央アルプス木曽駒ヶ岳へ、



登りは大丈夫、

でも、下りは急な雪壁が恐くて四つん這いで下りました、



1時間以上、滑落の恐怖との闘いでした、


なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事122~先週は陽性率35.2%(先々週39.1%)と減少局面も、長引く予感、10代以下の感染拡大止まらず。

2022年03月15日 | コロナウイルス2020

【先週のまとめ】

先週の陽性率は先々週39.1%⇒先週35.2%とやっと減少局面へ、

しかし先は長そうです、反転横ばいするエリアも、

死者数もやっと減少局面へ、

「まん延防止等特別措置」は全面解除か?

10代以下の感染拡大が止まりませんが、COVID-19との共存時期に来ました、

◆感染者数は減少局面へ、しかし長引きそうです

先週の陽性率は35.2%、検査数微減・陽性者数ともすこし減少、

でも、陽性率35.2%はまだまだ市中感染リスクが高い事を示しています、

減少局面と観て良いと思いますが、先は長そうです、

減少スピードが遅い、(一時的な)反転増加しているエリアもあります、

ある程度まで落ちても、そこから根絶までは時間が掛かりそうです、

3月13日までの全国の感染者数推移、

(NHKニュースサイトから転載)

7日間毎の全国の陽性者数の推移

(~1月2日)       2777人
(~1月9日)    2万3168人
(~1月16日)  9万5498人
(~1月23日) 26万8284人
(~1月30日) 46万3354人
(~2月6日)   62万3128人
(~2月13日) 62万4240人
(~2月20日) 57万9928人
(~2月27日) 47万3461人
(~3月6日)   45万2763人
(~3月13日) 38万2278人

直近の都道府県別10万人当りの感染者数はこちら、


(NHKニュースサイトから転載)

東京・大阪・神奈川が並びましたね、

沖縄は少し順位を下げ、

宮城は相変わらず少ないです、

先週までの陽性率、

                   陽性率  検査数  新規陽性者数
2021年
7月18日     4.1% 474414   19742人 
7月25日     7.0%     386623   27234人 ※東京五輪開幕
8月1日  10.5% 580346   61157人   ※8月2日より6都府県に緊急事態宣言
8月8日  14.1%    646433   90958人 ※五輪閉幕
8月15日  16.6%    672232  111601人  ※緊急事態宣言9月12日まで延長
8月22日  18.3% 814829  149057人  ※パラリンピック開幕
8月29日  16.8% 931891  156931人 
9月5日  13.4%    915614  122628人 ※菅総理退陣決まる
9月12日  9.3% 805362   75093人
9月19日  5.8%    711092   41053人 
9月26日  3.8% 499717   19240人 ※緊急事態宣言解除の見込み
10月3日  2.4%   492203   11699人 ※9月30日ですべての規制解除
10月10日   1.5%   411006  6311人 
10月17日   1.0% 396772  3914人 ※陽性者数が激減
10月24日 0.7%  327349 2384人 
10月31日 1.6%  368684 5918人 
11月7日      0.4%  319680  1427人 
11月14日 0.4%  361803  1283人 
11月21日 0.3%  336036  1013人 
11月28日 0.2%  310456   729人 ※世界でオミクロン株が拡大!!
12月5日     0.2%  337907  766人  ※オミクロン株国内でも3例確認
12月12日 0.3% 337968 761人 
12月19日 0.3% 336563 1088人 ※オミクロン株、国内で50例以上
12月26日 0.5% 324927 1738人 ※国内でオミクロン株市中感染始まる、モルヌピラビル国内承認
2022年
1月2日    1.1%    251123    2777人 ※第6波の入口か?
1月9日    5.4%    429162    2万3168人 ※第6波に突入 沖縄/広島/山口にまん延防止等重点措置が適用
1月16日    13.6%     702929    9万5498人 ※大感染爆発状態、1都10県にまん延防止等措置検討
1月23日 21.8%    1228371    26万8284人 ※第6波ピークに
1月30日 30.4%    1522311 46万3354人 ※検疫体制崩壊の兆し
2月6日   39.6%    1575315 62万3128人 ※第6波5週目、ここが最高点かも?
2月13日 45.1% 1383896 62万4240人 ※第6波のピーク
2月20日 44.8% 1294194 57万9928人 ※ピークで高止まり 北京五輪閉幕
2月27日 39.5% 1197543 47万3461人 ※ごくゆるやかな減少局面へ
3月6日   39.1%    1155304    45万2763人 ※高止まり、沖縄では反転増加、BA.2拡大
3月13日 35.2% 1086325 38万2278人 ※減少局面、共存戦略への入口

(厚労省HP日報から算出)

◆死者数もやっと減少局面へ

感染者数と同様、急激な減少は望めない状況、

COVID-19との共存戦略構築の時期と考えます、それは後述、

(NHKニュースサイトから転載)

◆この1週間のワクチン追加接種(3回目)状況

11日(金)現在のワクチン接種状況、


(首相官邸HPから転載)

この7日間の全接種回数は692.8万回、

うち3回目接種が672.5万回、

先週より少し減って700万回@1日100万回を切ってしまいましたね、

次の世代(10代・若年層も)の接種促進策が必要です、

                           全接種回数/3回目接種
2月
(~4日)     279.1万回/267.1万回
(~10日) 408.3万回/387.7万回 ※6日間の数字
(~18日) 624.1万回/603.9万回 ※8日間の数字
(~25日) 617.8万回/596.1万回 ※7日間の数字
3月
(~6日) 730.1万回/709.0万回 ※7日間の数字
(~13日)  692.8万回/672.5万回 ※7日間の数字

◆日本の3回目接種率は28.26%

日本の3回目接種は28.26%

やっと米国と並びました、

ロシアは戦争を止めて3回目接種を急ぐべしです、

(日経+英フィナンシャルタイムズHPから転載)

◆10代の感染止まらず、ターゲットに有効な抑止策がないのが減少スピードを鈍らせているのか?

3月6日までの東京都の年代別感染者数比率、

3月13日までの東京都の年代別感染者数比率、

(NHKニュースサイトから転載)

10代以下の割合が初めて32%に、

3人に一人が10代以下の感染者です、

感染拡大のコアはあきらかに若年層、

間に合わないと考えていた若年層へのワクチン接種、

ここまで来たら、ワクチン接種効果も関与出来るレベルになってきました、

他に積極的な若年層の感染抑制策がない以上、ワクチン接種をさらに推し進める必要があります、

◆東京都の重症者病床使用率37.6%に(国基準)

3月13日現在、

(重症者病床使用率) 
(2月6日)      8%(都基準)41人/510床 39.8%(国基準)584人/1468床
(2月13日) 12%(都基準)61人/510床 43.8%(国基準)643人/1468床
(2月20日) 15.9%(都基準)81人/510床 48.6%(国基準)714人/1468床
(2月27日) 13.5%(都基準)69人/510床 45.4%(国基準)667人/1468床
(3月6日)  12.9%(都基準)66人/510床 42.6%(国基準)626人/1468床
(3月13日) 11.4%(都基準)58人/510床 37.6%(国基準)552人/1468床

状況は改善傾向です、

病床使用率から観ても、長引く減少局面を想定すると「まん延防止等特別措置」解除の方向で良いと考えます、

オミクロン株(BA・2)とは、上手に付き合っていくしかない、、、

◆各地の状況、長引く予感のデータ

3月13日までの各エリアの感染状況、

まずは東京、減少局面であることは間違いないが、、、

先は長そうです、

大阪は順調に減少、今のところはね、

先行組の沖縄は、

反転上昇からの横ばい、長引いてます、

これは広島、落ち切りません

山口は高止まりのまま反転の兆しも、

ピークが低い宮城はピークからそのまま高止まりで推移

米国、ピークが高いので激減に見えますが、減少スピードは鈍ってきました

フランス、ここに来て反転上昇、

やはり、低位での感染拡大は長引く?見本のような動き、

◆感染力の強いオミクロン株(BA・2)は低位で長く感染拡大を続ける?

先週まで書いていた独酌酔言的3つの可能性、
(詳しくはコロナ120 ⇒)
(同 コロナ121 ⇒)

1つ目は『オミクロン株 一定感染量必要』説です、

一定量(率)の感染者まで拡がらないと感染は止まない、という仮説です、

これが一番現状にしっくりきます、

前述のフランスでも急激にある程度まで減少しましたが、横ばいから反転しようとしています、

感染力が強いので一気には減らない、ある程度の低位での感染が長く続く

オミクロン株(BA・2)の特徴かもしれません、

2つ目は感染予防のコアターゲット(若年層)に有効な施策がない、という現状、

これは前述の年代別感染者比率を観ても明らかです、

3つ目は「BA.2」への置き換わり

先々週から目立ってきたのが、オミクロン株の「BA.2」型への置き換わりです、

オミクロン株オリジナルの「BA.1」より、さらに感染力が高いのではないかと云われている「BA.2」、

これが、1つ目の要因の原動力になっている可能性があります、

◆「まん延防止等特別措置」の解除は良い、低位の感染と付き合うしかない

① オミクロン株の感染減少には『一定の感染量が必要』である可能性

② 感染拡大のコアである若年層への有効な施策が打てていない

③ 「BA.2」への置き換わりによる再感染拡大

この3つの要因により『感染者減少スピードが遅い』⇒『低位の感染が長く続く』

という筋書きが予測されます、

この春は経済と感染防止の併走=COVID-19との共存時期と考えます、

英国やフランスが先行して行なった考え方です、

「まん延防止等特別措置」の解除を支持します、

今後は、どのようにして感染拡大を抑え、死者数を抑え、経済を回していくのか?

日本もそんな考え方での戦略立案が必要な時期に来ました、

もう春の陽気、2週間後には桜前線の話題、

早いな~、コロナ禍も3年目に入ります、


なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事121~先週の陽性率は39.1%(先々週39.5%)と横ばい、減らない感染者、沖縄では反転増加!BA.2への置き換わりが原因か?

2022年03月08日 | コロナウイルス2020

【先週のまとめ】

先週の陽性率は先々々週44.8%⇒先々週39.5%⇒先週39.1%と明らかな高止まり

減らない感染者数、

死者数は少し減少局面へ推移、

遅い感染者数減少スピード、沖縄では反転上昇

3つ目の要因として「BA.2」への置き換わりが進行?

◆感染者数はピークで高止まり

先週の陽性率は39.1%、検査数微減・陽性者数とも僅かな変化、高止まり傾向が顕著

ひょっとすると減少局面と言い切れないかも、、、なぜだ!?

それは最後の方で書きます、まずはルーティン作業から、

全国の感染者の推移、


(NHKニュースサイトから転載)

全体としては減少していますが、、、

しかし、減少スピードはかなり緩やかです、

7日間毎の全国の陽性者数の推移

(~1月2日)       2777人
(~1月9日)    2万3168人
(~1月16日)  9万5498人
(~1月23日) 26万8284人
(~1月30日) 46万3354人
(~2月6日)   62万3128人
(~2月13日) 62万4240人
(~2月20日) 57万9928人
(~2月27日) 47万3461人
(~3月6日)   45万2763人

なんとか、このまま減少に向かって欲しいものです、

直近の都道府県別10万人当りの感染者数はこちら、


(NHKニュースサイトから転載)

人口と感染率の相関、『人口が多い(密集)ほど、感染率は高くなる』は明瞭、

大都市圏で「まん延防止等重点措置」を敷いていない宮城県だけがなぜか少ないのもこれまでと同じ、

そして、沖縄がジリジリと上がってきています(10番目)

先週までの陽性率、

                   陽性率  検査数  新規陽性者数
2021年
3月21日  2.3% 375025  8765人 ※21日緊急事態宣言全面解除
3月28日  3.0% 364712 11211人
4月4日    4.1% 383080 16018人 ※大阪・兵庫・宮城にまん延防止措置等適用
4月11日  5.4% 381306 20536人
4月18日  5.8% 456329 26426人 ※大阪府、緊急事態宣言発出を政府に要請
4月25日  6.0% 539640 32585人   ※大阪東京他、4月25日~緊急事態宣言発出
5月 2日      6.4%    542061   34811人
5月9日    7.8% 457873   35802人  ※緊急事態宣言5月31日まで延長・地域拡大
5月16日  6.8%    658101 44961人    ※5月16日北海道、広島、岡山に非常事態宣言
5月23日     5.5% 659869 36286人 ※5月23日から沖縄に緊急事態宣言
5月30日  4.6%    589322 27400人 ※緊急事態宣言6月20日まで再延長
6月6日    3.1% 602455 18649人
6月13日  2.9%    467753    13499人 
6月20日  2.5% 411848   10178人 ※6月20日沖縄以外の緊急事態宣言解除
6月27日  2.6% 405628   10457人  ※小池知事休養中
7月4日    2.6% 416705 10919人 ※都議選で自民党実質敗北
7月11日  3.4% 394418 13314人 ※東京12日より4回目の緊急事態宣言
7月18日     4.1% 474414   19742人 
7月25日    7.0%     386623   27234人 ※東京五輪開幕
8月1日  10.5% 580346   61157人   ※8月2日より6都府県に緊急事態宣言
8月8日  14.1%    646433   90958人 ※五輪閉幕
8月15日  16.6%    672232  111601人  ※緊急事態宣言9月12日まで延長
8月22日  18.3% 814829  149057人  ※パラリンピック開幕
8月29日  16.8% 931891  156931人 
9月5日  13.4%    915614  122628人 ※菅総理退陣決まる
9月12日  9.3% 805362   75093人
9月19日  5.8%    711092   41053人 
9月26日  3.8% 499717   19240人 ※緊急事態宣言解除の見込み
10月3日  2.4%   492203   11699人 ※9月30日ですべての規制解除
10月10日   1.5%   411006  6311人 
10月17日   1.0% 396772  3914人 ※陽性者数が激減
10月24日 0.7%  327349 2384人 
10月31日 1.6%  368684 5918人 
11月7日      0.4%  319680  1427人 
11月14日 0.4%  361803  1283人 
11月21日 0.3%  336036  1013人 
11月28日 0.2%  310456   729人 ※世界でオミクロン株が拡大!!
12月5日     0.2%  337907  766人  ※オミクロン株国内でも3例確認
12月12日 0.3% 337968 761人 
12月19日 0.3% 336563 1088人 ※オミクロン株、国内で50例以上
12月26日 0.5% 324927 1738人 ※国内でオミクロン株市中感染始まる、モルヌピラビル国内承認
2022年
1月2日    1.1% 251123 2777人 ※第6波の入口か?
1月9日    5.4% 429162 2万3168人 ※第6波に突入 沖縄/広島/山口にまん延防止等重点措置が適用
1月16日    13.6%  702929 9万5498人 ※大感染爆発状態、1都10県にまん延防止等措置検討
1月23日 21.8% 1228371  26万8284人 ※第6波ピークに
1月30日 30.4% 1522311 46万3354人 ※検疫体制崩壊の兆し
2月6日   39.6% 1575315 62万3128人 ※第6波5週目、ここが最高点かも?
2月13日 45.1% 1383896 62万4240人 ※第6波のピーク
2月20日 44.8% 1294194 57万9928人 ※ピークで高止まり 北京五輪閉幕
2月27日 39.5% 1197543 47万3461人 ※ごくゆるやかな減少局面へ
3月6日  39.1%  1155304  45万2763人 ※高止まり、沖縄では反転増加、BA.2拡大
(厚労省HP日報から算出)

◆死者増加も高止まり

死者数も少し減少傾向が見られます、

しかし、感染者数の反転傾向も見られるのでこのまま減少するかどうか?

油断出来ません、

(死者数の推移)
2月
15日 236人
16日 230人
17日 270人
18日 211人
19日 219人
20日 158人
21日 173人
22日 322人
23日 245人
24日 206人
25日 279人
26日 257人
27日 143人
28日 198人
3月
1日 238人
2日 238人
3日    256人
4日    233人
5日 184人
6日    132人

グラフで観ると、


(NHKニュースサイトから転載)

◆この1週間のワクチン追加接種(3回目)状況

25日(金)現在のワクチン接種状況、


(首相官邸HPから転載)

この7日間の全接種回数は730.1万回、

うち3回目接種が709.0万回、

やっと岸田さんの目標1日@100万回に届きました

このペースを保って行きましょう、

                           全接種回数/3回目接種
2月
(~4日)     279.1万回/267.1万回
(~10日) 408.3万回/387.7万回 ※6日間の数字
(~18日) 624.1万回/603.9万回 ※8日間の数字
(~25日) 617.8万回/596.1万回 ※7日間の数字
3月
(~6日) 730.1万回/709.0万回 ※7日間の数字

◆日本の3回目接種率は22.95%

やっとスピード感が出てきた日本の3回目接種、

もうすぐ米国を抜きそうです、

(日経+英フィナンシャルタイムズHPから転載)

◆10代の感染止まらず、ターゲットに有効な抑止策がないのが減少スピードを鈍らせているのか?

2月27日までの東京都の年代別感染者数比率、

3月6日までの東京都の年代別感染者数比率、

(NHKニュースサイトから転載)

10代以下の割合が初めて30%に達しました、

感染拡大のコアはあきらかに若年層、

「まん延帽子等措置重点」の施策=飲食店への規制は、

現状の感染拡大傾向とはコアターゲットがズレた施策となっています

というか、コアターゲットに有効な施策がないのが現状、

ワクチン接種も進めるべきですが、、、現状の抑制には間に合わない、、、

◆東京都の重症者病床使用率45.4%に(国基準)

3月6日現在、

(重症者病床使用率) 
(2月6日)      8%(都基準)41人/510床 39.8%(国基準)584人/1468床
(2月13日) 12%(都基準)61人/510床 43.8%(国基準)643人/1468床
(2月20日) 15.9%(都基準)81人/510床 48.6%(国基準)714人/1468床
(2月27日) 13.5%(都基準)69人/510床 45.4%(国基準)667人/1468床
(3月6日)  12.9%(都基準)66人/510床 42.6%(国基準)626人/1468床

状況は少し改善、

◆やはり遅い感染者数の減少、考えられる3つ目の要因

27日までの各エリアの感染状況、

まずは東京、横ばい状態に、

大阪は減少が続いていますが、、、

先行組の沖縄は、

なんと反転上昇が始まりました

これは広島や山口も同様、

同じように下げ止まり感、反転感があります、

◆さて、なぜ感染者減少スピードはこんなに遅いのでしょうか?

先週まで書いていた独酌酔言的2つの可能性、
(詳しくはコロナ120参照 ⇒)

1つ目は『オミクロン株 一定感染量必要』説です、

ある意味「集団感染」の考え方と同じ、

一定量(率)の感染者まで拡がらないと減少に転じない、という仮説です、

もし、一定量の感染が終息の条件だとすると、

感染ピークが低い日本では急激な減少は難しいかもしれない、という考え方です、

2つ目は感染予防のコアターゲット(若年層)に有効な施策がない、という現状、

18都道府県で延長された「まん延防止等重点措置」ですが、具体的な施策は“飲食店への規制”がメイン、

年代別感染状況を観ても分るように、現在の感染予防の焦点(コアターゲット)は若年層

それも10代以下の感染拡大に歯止めが掛からない状況

この感染予防のコアターゲットに有効な施策を打てないということが、

感染者減少スピードが緩やかな原因かもしれません、

◆そして、3つ目の原因候補、それは「BA.2」への置き換わり

そして、先週から目立ってきたのが、オミクロン株の「BA.2」型への置き換わりです、

現状メインの「BA.1」に比べると、さらに感染力が高いのではないかと云われている「BA.2」、

YAHOO!ニュースによると、、、

BA.2系統は現在流行しているBA.1系統に比べ、感染者が別の人に移すまでの時間が15%短いほか、1人の感染者が何人に移すかを示す実効再生産数は26%高い、とか、、、
(元記事はこちら ⇒ (4月には)東京感染者の7割以上がオミクロン株「BA.2」に)

沖縄でも「BA.2」の市中感染が5日に初めて確認されました、

これが沖縄の再拡大を後押ししている可能性があります、

知事会も「BA.2」感染拡大への懸念を表明しています、

◆3つの原因候補の合わせ技か

① オミクロン株の感染減少には『一定の感染量が必要』である可能性

② 感染拡大のコアである若年層への有効な施策が打てていない

「BA.2」への置き換わりによる再感染拡大

今のところ、『感染者減少スピードが遅い』原因は、この3つの合わせ技ではないか?と考えています、

一筋縄ではいかないCOVID-19オミクロン株、

でも、桜が咲く頃の終息、まだ諦めていません、

なんとか今年は桜の下で一献酌み交わしたいものです


なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事120~先週の陽性率は39.5%(先々週44.8%)、減少局面の入口も感染者数減少のスピードが遅い!その原因は?

2022年03月01日 | コロナウイルス2020

【先週のまとめ】

先週の陽性率は先々々週45.1%⇒先々週44.8%⇒先週39.5%とピーク高止まりも、

減少局面の入口にさしかかったと考えます、

しかし、死者数は予断を許さないレベルで推移、

さらに、予想よりも遅い感染者数減少スピード、その原因は?

◆感染者数はピークで高止まり

先週の陽性率は39.5%、検査数微減・陽性者数も少なくなりました、

高止まり傾向ですが、減少局面の入口と考えます、

全国の感染者の推移、


(NHKニュースサイトから転載)

しかし、減少スピードはかなり緩やか、その原因は・・・後述、

7日間毎の全国の陽性者数の推移

(~1月2日)       2777人
(~1月9日)    2万3168人
(~1月16日)  9万5498人
(~1月23日) 26万8284人
(~1月30日) 46万3354人
(~2月6日)   62万3128人
(~2月13日) 62万4240人
(~2月20日) 57万9928人
(~2月27日) 47万3461人

直近の都道府県別10万人当りの感染者数はこちら、


(NHKニュースサイトから転載)

先週と傾向は変わらず、人口と感染率の相関、『人口が多い(密集)ほど、感染率は高くなる』は明瞭、

大都市圏で「まん延防止等重点措置」を敷いていない宮城県だけがなぜか少ないのもこれまでと同じ、

先週までの陽性率、

                   陽性率  検査数  新規陽性者数
2021年
3月21日  2.3% 375025  8765人 ※21日緊急事態宣言全面解除
3月28日  3.0% 364712 11211人
4月4日    4.1% 383080 16018人 ※大阪・兵庫・宮城にまん延防止措置等適用
4月11日  5.4% 381306 20536人
4月18日  5.8% 456329 26426人 ※大阪府、緊急事態宣言発出を政府に要請
4月25日  6.0% 539640 32585人   ※大阪東京他、4月25日~緊急事態宣言発出
5月 2日      6.4%    542061   34811人
5月9日    7.8% 457873   35802人  ※緊急事態宣言5月31日まで延長・地域拡大
5月16日  6.8%    658101 44961人    ※5月16日北海道、広島、岡山に非常事態宣言
5月23日     5.5% 659869 36286人 ※5月23日から沖縄に緊急事態宣言
5月30日  4.6%    589322 27400人 ※緊急事態宣言6月20日まで再延長
6月6日    3.1% 602455 18649人
6月13日  2.9%    467753    13499人 
6月20日  2.5% 411848   10178人 ※6月20日沖縄以外の緊急事態宣言解除
6月27日  2.6% 405628   10457人  ※小池知事休養中
7月4日    2.6% 416705 10919人 ※都議選で自民党実質敗北
7月11日  3.4% 394418 13314人 ※東京12日より4回目の緊急事態宣言
7月18日     4.1% 474414   19742人 
7月25日    7.0%     386623   27234人 ※東京五輪開幕
8月1日  10.5% 580346   61157人   ※8月2日より6都府県に緊急事態宣言
8月8日  14.1%    646433   90958人 ※五輪閉幕
8月15日  16.6%    672232  111601人  ※緊急事態宣言9月12日まで延長
8月22日  18.3% 814829  149057人  ※パラリンピック開幕
8月29日  16.8% 931891  156931人 
9月5日  13.4%    915614  122628人 ※菅総理退陣決まる
9月12日  9.3% 805362   75093人
9月19日  5.8%    711092   41053人 
9月26日  3.8% 499717   19240人 ※緊急事態宣言解除の見込み
10月3日  2.4%   492203   11699人 ※9月30日ですべての規制解除
10月10日   1.5%   411006  6311人 
10月17日   1.0% 396772  3914人 ※陽性者数が激減
10月24日 0.7%  327349 2384人 
10月31日 1.6%  368684 5918人 
11月7日      0.4%  319680  1427人 
11月14日 0.4%  361803  1283人 
11月21日 0.3%  336036  1013人 
11月28日 0.2%  310456   729人 ※世界でオミクロン株が拡大!!
12月5日     0.2%  337907  766人  ※オミクロン株国内でも3例確認
12月12日 0.3% 337968 761人 
12月19日 0.3% 336563 1088人 ※オミクロン株、国内で50例以上
12月26日 0.5% 324927 1738人 ※国内でオミクロン株市中感染始まる、モルヌピラビル国内承認
2022年
1月2日    1.1% 251123 2777人 ※第6波の入口か?
1月9日    5.4% 429162 2万3168人 ※第6波に突入 沖縄/広島/山口にまん延防止等重点措置が適用
1月16日    13.6%  702929 9万5498人 ※大感染爆発状態、1都10県にまん延防止等措置検討
1月23日 21.8% 1228371  26万8284人 ※第6波ピークに
1月30日 30.4% 1522311 46万3354人 ※検疫体制崩壊の兆し
2月6日   39.6% 1575315 62万3128人 ※第6波5週目、ここが最高点かも?
2月13日 45.1% 1383896 62万4240人 ※第6波のピーク
2月20日 44.8% 1294194 57万9928人 ※ピークで高止まり 北京五輪閉幕
2月27日 39.5% 1197543 47万3461人 ※ごくゆるやかな減少局面へ
(厚労省HP日報から算出)

◆死者増加も高止まり

死者数も高いレベルで推移しています、

医療の力で抑え切れれば良いのですが、

既往症のある高齢者を救うのは難しい、、、

医療機関の奮闘に感謝します、

(死者数の推移)
2月
1日 70人
2日 82人
3日 90人
4日 103人
5日 117人
6日 68人
7日 113人
8日 159人
9日 162人
10日 164人
11日 150人
12日 145人
13日 137人
14日 148人
15日 236人
16日 230人
17日 270人
18日 211人
19日 219人
20日 158人
21日 173人
22日 322人
23日 245人
24日 206人
25日 279人
26日 257人
27日 143人

グラフで観ると、


(NHKニュースサイトから転載)

2月22日に過去最高322人が死亡、哀悼、

これ以上の増加がないことを祈ります、

◆この1週間のワクチン追加接種(3回目)状況

25日(金)現在のワクチン接種状況、


(首相官邸HPから転載)

この7日間の全接種回数は617.8万回、

うち3回目接種が596.1万回

3回目接種7日間集計では過去最大です、

1日@85.2万回ほど、岸田さんの目標100万回までもう一息です、

                           全接種回数/3回目接種
2月
(~4日)     279.1万回/267.1万回
(~10日) 408.3万回/387.7万回 ※6日間の数字
(~18日) 624.1万回603.9万回 ※8日間の数字
(~25日) 617.8万回596.1万回 ※7日間の数字

◆日本の3回目接種率は17.35%

やっとスピード感が出てきた日本の3回目接種、



(日経+英フィナンシャルタイムズHPから転載)

なんとかロシアを抜きました

プーチンも戦争なんかやめて国内の厄災の解決に注力しなさい!!

動き出すとスピード感がある日本の接種、みなさんの努力の賜、

問題はいつも初動が遅いこと、動き出しに時間が掛かる、

これまでと同じ日本の政治の欠点DNAです、

これはトップの資質で改善するしかないように思えます、岸田さんの手腕に掛かっています、

◆10代の感染止まらず、ターゲットに有効な抑止策がないのが減少スピードを鈍らせているのか?

2月20日までの東京都の年代別感染者数比率、

2月27日までの東京都の年代別感染者数比率、

(NHKニュースサイトから転載)

10代以下の感染拡大が止まりません

高齢者施設でのクラスター発生と合わせて、感染者減少スピードが遅い原因のひとつと推察します、

このターゲット(10代以下・高齢者)では『感染拡大防止のための基本動作』の励行しかありません、
(ワクチン接種も有効ですが、スピード的にはもう追いつかない、次回への効果を期待します)

「まん延帽子等措置重点」の施策=飲食店への規制は、現状の感染拡大傾向とはターゲットがズレた施策、

というか、ターゲットに有効な施策がないのが現状

もちろん、ある程度の効果は見込めますが、
(一定の宴会感染を防いでいる+心理的抑制効果)

マクロで観ると感染拡大防止には繋がっていない、というのが現実、

◆宮城県は「まん延等寿展措置」を敷いていませんが

たとえば、「まん延防止等重点措置」を実施していない宮城県の例、

感染状況は他県と同じような傾向です、

つまり、「まん延防止等重点措置」をやってもやらなくても結果は変わらない、ということも云えるかもしれません、

さらに、なぜか?かは分りませんが、宮城は10万人あたりの感染者数が大都市圏としては極端に少ない

この答えを見つけたいのですが、いまだ手がかりも無し、

◆東京都の重症者病床使用率45.4%に(国基準)

2月27日現在、

(重症者病床使用率) 
(2月6日)      8%(都基準)41人/510床 39.8%(国基準)584人/1468床
(2月13日) 12%(都基準)61人/510床 43.8%(国基準)643人/1468床
(2月20日) 15.9%(都基準)81人/510床 48.6%(国基準)714人/1468床
(2月27日) 13.5%(都基準)69人/510床 45.4%(国基準)667人/1468床

ピークを迎えています、なんとかこのまま凌いで欲しいです、

◆やはり遅い感染者数の減少、考えられる2つの要因

27日までの各エリアの感染状況、

まずは東京、

大阪も同様、

しかし、なんとも不気味な現状、

減少局面ではありますが、なんだかスッキリしない曲線です、

先行組の沖縄は、

下げ止まり感というか、反転上昇の兆しさえ感じます、

これは広島や山口も同様、

同じように下げ止まり感があります、

さて、なぜ感染者減少スピードはこんなに遅いのでしょうか?

今のところ独酌酔言的には2つの可能性が浮かんでいます、

1つ目はマクロ視点、

先々週から書いている『オミクロン株 一定感染量必要』説です、

ある意味「集団感染」の考え方と同じ、

一定量(率)の感染者まで拡がらないと減少に転じない、という仮説です、

海外を観ると、感染ピークが高かった米国やフランスでは急激に減少しています、



しかし、欧米よりなぜか感染ピークが低い東アジア、もしくは日本、

これは人種的に保有している「交叉免疫」の影響
(「コロナのこと53」参照)

もし、一定量の感染が終息の条件だとすると、

感染ピークが低い日本では急激な減少は難しいかもしれない、という考え方です、



もし、感染を低く抑えても長引くだけ?な感じなら、

なんと!『感染拡大予防の基本行動』もあまり意味をなさないという見方も出来ます、

つまり、予防の基本行動はやってもやらなくても行き着く先は同じ、、、???

ヒトの知恵、人智などCOVID-19の前では砂上の楼閣なのかもしれません、

感染先行国の英国などはこの状況下で感染予防策を緩和

一時期感染者が増えましたが結果的には減少に転じました、

感染拡大が感染減少の条件なら、そういう可能性も考えざるを得ません、

もちろん、医療体制がしっかり維持され、感染者全員が適切な医療を受けられる、というのが規制緩和の条件になります、

命だけは引き換えに出来ません、

2つ目は、国内の現状を観てみると、

感染予防のコアターゲットに有効な施策がない、という現状が浮かんできます、

『感染予防の基本行動』以外に一応有効な施策として現状行なわれているのは「まん延防止等重点措置」ですが、具体的な施策は“飲食店への規制”メインです、

年代別感染状況を観ても分るように、現在の感染予防の焦点(コアターゲット)は10代以下と高齢者です、

たとえば、学校や保育所などを2週間ほど閉鎖してしまえば確実に感染者は減ると考えますが、

そうすると、親の就業に影響が出て経済が回らなくなる(もちろん勉学も滞る)というジレンマがあるので手がつけられない、というのが現状です、

もちろん、高齢者施設も閉鎖するわけにもいかない、

この感染予防のコアターゲットに有効な施策を打てないということが、感染者減少スピードが緩やかな要因かもしれません、

しかし、あれだけ感染拡大が吹き荒れたインドでも急激に減少

インド政府も規制緩和に動いています、

酷な書き方になりますが、どれほど感染が拡がろうといつかは必ず終息します、という証です、

◆明るいニュースを1つ

国内初のCOVID-19軽症者用の飲み薬が承認される見通しです、

塩野義製薬が開発した新薬の承認申請を行ないました、これは国内初の事です、

また、現状を踏まえ『条件付き早期承認制度』の適用を希望しています、

厚生労働大臣も早期の承認に前向きのようです、

また1つ援軍が来ました、

2022年がCOVID-19終焉の歳になりますように、、、