テリー・イシダの『独酌酔言』。

夜な夜な酒場で一人飲み、酔った勢いであれこれ、一言、申し上げます。

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事119~先週の陽性率は44.8%(先々週45.1%)、とピークで高止まり、死者数増加、感染者数減少のスピードが遅い!

2022年02月22日 | コロナウイルス2020

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事119~先週の陽性率は44.8%(先々週45.1%)、とピークで高止まり、死者数増加、感染者数減少のスピードが遅い!

【先週のまとめ】

先週の陽性率は13.6%⇒21.8%⇒30.4%⇒39.6%⇒45.1%先週44.8%とピークで高止まり!

死者増加も続き

予想したよりも感染者数減少スピードが遅いです!

そして、なぜか五輪と連動する感染拡大

◆感染者数はピークで高止まり

先週の陽性率は44.8%、検査数・陽性者数とも微減、

残念ながら高止まり傾向です、

正直、もう少し減るかと期待していたのですが、これはひょっとすると存外に長引くかもしれません、


7日間毎の全国の陽性者数の推移

(~1月2日)       2777人
(~1月9日)    2万3168人
(~1月16日)  9万5498人
(~1月23日) 26万8284人
(~1月30日) 46万3354人
(~2月6日)   62万3128人
(~2月13日) 62万4240人
(~2月20日) 57万9928

直近の都道府県別10万人当りの感染者数はこちら、


(NHKニュースサイトから転載)

先週と傾向は変わらず、人口と感染率の相関はしっかりありますね、

『人口が多い(密集)ほど、感染率は高くなる』

上位は大都市圏に限られます、とくに関西圏の感染率の高さが目立ちます

先週書いたように、大都市圏では宮城県だけがなぜか少ないのも先週と同じです、

先週までの陽性率、

                   陽性率  検査数  新規陽性者数
2021年
3月21日  2.3% 375025  8765人 ※21日緊急事態宣言全面解除
3月28日  3.0% 364712 11211人
4月4日    4.1% 383080 16018人 ※大阪・兵庫・宮城にまん延防止措置等適用
4月11日  5.4% 381306 20536人
4月18日  5.8% 456329 26426人 ※大阪府、緊急事態宣言発出を政府に要請
4月25日  6.0% 539640 32585人   ※大阪東京他、4月25日~緊急事態宣言発出
5月 2日      6.4%    542061   34811人
5月9日    7.8% 457873   35802人  ※緊急事態宣言5月31日まで延長・地域拡大
5月16日  6.8%    658101 44961人    ※5月16日北海道、広島、岡山に非常事態宣言
5月23日     5.5% 659869 36286人 ※5月23日から沖縄に緊急事態宣言
5月30日  4.6%    589322 27400人 ※緊急事態宣言6月20日まで再延長
6月6日    3.1% 602455 18649人
6月13日  2.9%    467753    13499人 
6月20日  2.5% 411848   10178人 ※6月20日沖縄以外の緊急事態宣言解除
6月27日  2.6% 405628   10457人  ※小池知事休養中
7月4日    2.6% 416705 10919人 ※都議選で自民党実質敗北
7月11日  3.4% 394418 13314人 ※東京12日より4回目の緊急事態宣言
7月18日     4.1% 474414   19742人 
7月25日    7.0%     386623   27234人 ※東京五輪開幕
8月1日  10.5% 580346   61157人   ※8月2日より6都府県に緊急事態宣言
8月8日  14.1%    646433   90958人 ※五輪閉幕
8月15日  16.6%    672232  111601人  ※緊急事態宣言9月12日まで延長
8月22日  18.3% 814829  149057人  ※パラリンピック開幕
8月29日  16.8% 931891  156931人 
9月5日  13.4%    915614  122628人 ※菅総理退陣決まる
9月12日  9.3% 805362   75093人
9月19日  5.8%    711092   41053人 
9月26日  3.8% 499717   19240人 ※緊急事態宣言解除の見込み
10月3日  2.4%   492203   11699人 ※9月30日ですべての規制解除
10月10日   1.5%   411006  6311人 
10月17日   1.0% 396772  3914人 ※陽性者数が激減
10月24日 0.7%  327349 2384人 
10月31日 1.6%  368684 5918人 
11月7日      0.4%  319680  1427人 
11月14日 0.4%  361803  1283人 
11月21日 0.3%  336036  1013人 
11月28日 0.2%  310456   729人 ※世界でオミクロン株が拡大!!
12月5日     0.2%  337907  766人  ※オミクロン株国内でも3例確認
12月12日 0.3% 337968 761人 
12月19日 0.3% 336563 1088人 ※オミクロン株、国内で50例以上
12月26日 0.5% 324927 1738人 ※国内でオミクロン株市中感染始まる、モルヌピラビル国内承認
2022年
1月2日    1.1% 251123 2777人 ※第6波の入口か?
1月9日    5.4% 429162 2万3168人 ※第6波に突入 沖縄/広島/山口にまん延防止等重点措置が適用
1月16日    13.6%  702929 9万5498人 ※大感染爆発状態、1都10県にまん延防止等措置検討
1月23日 21.8% 1228371  26万8284人 ※第6波ピークに
1月30日 30.4% 1522311 46万3354人 ※検疫体制崩壊の兆し
2月6日   39.6% 1575315 62万3128人 ※第6波5週目、ここが最高点かも?
2月13日 45.1% 1383896 62万4240人 ※第6波のピーク
2月20日 44.8% 1294194 57万9928人 ※ピークで高止まり 北京五輪閉幕
(厚労省HP日報から算出)

◆死者増加も高止まり

感染拡大から遅れてやってくる死者増加のピーク

先週がピークの様相ですが、

感染拡大が減少に転じていないので、死者数もまだ増加していくかもしれません、

予想外の手強さです、

(死者数の推移)
24日 18人
25日 42人
26日 34人
27日 47人
28日 47人
29日 38人
30日 31人
31日 47人
2月
1日 70人
2日 82人
3日 90人
4日 103人
5日 117人
6日 68人
7日 113人
8日 159人
9日 162人
10日 164人
11日 150人
12日 145人
13日 137人
14日 148人
15日 236人
16日 230人
17日 270人
18日 211人
19日 219人
20日 158人

グラフで観ると、

2月17日に過去最高の270人の死亡を確認、

大半が70歳代以上の高齢者です、

2020年、COVID-19発生からの死者の推移、

症状が軽いオミクロンですが、既往症がある高齢者にはやはり致命的です、

第5波までは肺炎等の症状で亡くなっていましたが、

第6波は既往症との併発で亡くなる方がほとんどのようです、

10代の感染拡大も止まりません、

やはり、全世代での『感染拡大予防の基本行動』(マスク着用・手指の消毒・3密の回避)の徹底が必要です、

◆この1週間のワクチン追加接種(3回目)状況

18日(金)現在のワクチン接種状況、


(首相官邸HPから転載)

この8日間の全接種回数は624.1万回、
(先々週は連休のため1日多い集計になりました)

うち3回目接種が603.9万回、

8日間の集計なので1日@75.5万回ほど、岸田さんの目標100万回までもう一踏ん張りです、

                           全接種回数/3回目接種
1月
(~14日) 61.8万回/36.6万回
(~21日) 108万回/82.5万回
(~28日) 166.2万回/147.9万回
2月
(~4日)     279.1万回/267.1万回
(~10日) 408.3万回/387.7万回 ※6日間の数字
(~18日) 624.1万回/603.9万回 ※8日間の数字

◆日本の3回目接種率は12.64%

状況は先週と変わりません(2月18日分まで)、

世界的に見ると日本はまだまだですが、少し棒グラフが見えるようになってきました、

日本の3回目接種率は12.64%

(日経+英フィナンシャルタイムズHPから転載)

◆10代の感染止まらず、高齢者もジワっと増えている感じ

2月13日までの東京都の年代別感染者数比率、

2月20日までの東京都の年代別感染者数比率、

(NHKニュースサイトから転載)

10代以下の感染が止まりません

また、高齢者施設でのクラスター発生も拡がっているような感じです、

飲食店規制が中心の「まん延防止等重点措置」では、10代以下や高齢者への感染拡大に歯止めを掛けられない現状

『感染拡大防止のための基本動作』の励行しかありません、

◆東京都の重症者病床使用率43.8%に(国基準)

2月13日現在、

2月20日現在、

(重症者病床使用率) 
(1月14日) 1.0%(都基準)5人/510床   17.4%(国基準)256人/1468床
(1月23日) 2.5%(都基準)13人/510床    28.5%(国基準)419人/1468床
(1月30日) 4.5%(都基準)23人/510床 37.6%(国基準)552人/1468床
(2月6日)      8%(都基準)41人/510床 39.8%(国基準)584人/1468床
(2月13日) 12%(都基準)61人/510床 43.8%(国基準)643人/1468床
(2月20日) 15.9%(都基準)81人/510床 48.6%(木に基準)714人/1468床

ジワジワと増えていますが、なんとか持ちこたえるかな?

◆遅い減少スピード、反転増加の兆しも

19日までの各地区、

まずは東京、

大阪も同様、

高止まりというか、下手をするとここでまた増加に転じるのか?

沖縄、

広島、

山口、

各県とも同じように減少鈍化、おいおい、再増加なんて事は無しにしてくださいよ、

注目の宮城、まだ感染率は少ないながらジワジワと増えています、不気味

海外を観ると、米国やフランスでは急激に減少しています、


これは、先週書いたようにピークの高さの違いかもしれません

拡大スピードはピークの高さと関係がある?

一定量(率)まで拡がらないとオミクロンは減少に転じないのかもしれません、

とすると、比較的ピークが低い日本はゆっくり減少するのかもしれません、

う~ん、これは予想外の事象かも、

オミクロン、流石に手強いです、

感染を低く抑えても長引くだけ?な感じなら、

なんというか、『感染拡大予防の基本行動』もあまり意味をなさないという見方も出来ます、

つまり、やってもやらなくても行き着く先は同じ、、、

ま、そんな極端な事はないでしょうが、

この減少スピードの遅さを観ると、そういう可能性も考えざるを得ません、

ちなみにお隣の韓国では急激に拡大、

ようやくピークを迎えつつある様です、

日本よりも圧倒的にピークが高い韓国、その韓国の減少スピードをよく観察しておきましょう、

ひょっとすると、韓国は急激に減少に転じるかもしれません、

となると、『オミクロン株 一定感染量必要説』をもう少し追いかけることになります、

あ、それと先週の感染者数高止まり傾向=オリンピック開催が被ったのも気になります

2021年夏の東京五輪時もそうでした、オリンピック・パラリンピック開催と感染拡大が妙にリンクしていました、

直接的な因果関係は証明できないでしょうが、

あの素晴らしいアスリートのパフォーマンスを観てしまうと、

みなさんの日常生活も少し箍(たが)が緩む事があっても不思議ではありません

なんか、そういう不思議なチカラが働いているような気もしてきました、
(科学的な根拠はありません)

冬季北京パラリンピックは来週3月4日からです、

熱闘を楽しみながらも、感染拡大予防も怠りなく!


なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事118~先週の陽性率は45.1%(先々週39.6%)、感染拡大ピークです、死者数増加、10代以下の感染止まらず、気になる宮城モデル

2022年02月15日 | コロナウイルス2020

【先週のまとめ】

先週の陽性率は13.6%⇒21.8%⇒30.4%⇒39.6%⇒先週45.1%と感染拡大ピークに!

10代以下の感染、死者増加は止まらず、

ピークから減少傾向へ、しかし減少スピードはゆっくり

◆感染拡大はピークを迎えました

陽性率45.1%、見做し陽性の通り、「発熱症状が出ればほぼオミクロン」状態です

内容的には、陽性者数は先々週とほぼ同じ、検査数が減ったので陽性率が上がりました、

つまり、ここがピークかな、

全国の感染者数、

検査数が先行して、その後、陽性者数が増加するので、ここらがピークかなと、

来週から減少傾向が始まります、やっとです、

7日間毎の全国の陽性者数の推移

(~1月2日)       2777人
(~1月9日)    2万3168人
(~1月16日)  9万5498人
(~1月23日) 26万8284人
(~1月30日) 46万3354人
(~2月6日)   62万3128人
(~2月13日) 62万4240人

直近の都道府県別10万人当りの感染者数はこちら、


(NHKニュースサイトから転載)

先週から人口と感染率の相関が見えるようになりました、

『人口が多いほど、感染率は高くなる』

良い意味で気になるのが「まん延防止等重点措置」を発令していない宮城県の感染率の低さ

もの凄く少ないです、これは後述、

先週までの陽性率、

                   陽性率  検査数  新規陽性者数
2021年
3月21日  2.3% 375025  8765人 ※21日緊急事態宣言全面解除
3月28日  3.0% 364712 11211人
4月4日    4.1% 383080 16018人 ※大阪・兵庫・宮城にまん延防止措置等適用
4月11日  5.4% 381306 20536人
4月18日  5.8% 456329 26426人 ※大阪府、緊急事態宣言発出を政府に要請
4月25日  6.0% 539640 32585人   ※大阪東京他、4月25日~緊急事態宣言発出
5月 2日      6.4%    542061   34811人
5月9日    7.8% 457873   35802人  ※緊急事態宣言5月31日まで延長・地域拡大
5月16日  6.8%    658101 44961人    ※5月16日北海道、広島、岡山に非常事態宣言
5月23日     5.5% 659869 36286人 ※5月23日から沖縄に緊急事態宣言
5月30日  4.6%    589322 27400人 ※緊急事態宣言6月20日まで再延長
6月6日    3.1% 602455 18649人
6月13日  2.9%    467753    13499人 
6月20日  2.5% 411848   10178人 ※6月20日沖縄以外の緊急事態宣言解除
6月27日  2.6% 405628   10457人  ※小池知事休養中
7月4日    2.6% 416705 10919人 ※都議選で自民党実質敗北
7月11日  3.4% 394418 13314人 ※東京12日より4回目の緊急事態宣言
7月18日     4.1% 474414   19742人 
7月25日    7.0%     386623   27234人 ※東京五輪開幕
8月1日  10.5% 580346   61157人   ※8月2日より6都府県に緊急事態宣言
8月8日  14.1%    646433   90958人 ※五輪閉幕
8月15日  16.6%    672232  111601人  ※緊急事態宣言9月12日まで延長
8月22日  18.3% 814829  149057人  ※パラリンピック開幕
8月29日  16.8% 931891  156931人 
9月5日  13.4%    915614  122628人 ※菅総理退陣決まる
9月12日  9.3% 805362   75093人
9月19日  5.8%    711092   41053人 
9月26日  3.8% 499717   19240人 ※緊急事態宣言解除の見込み
10月3日  2.4%   492203   11699人 ※9月30日ですべての規制解除
10月10日   1.5%   411006  6311人 
10月17日   1.0% 396772  3914人 ※陽性者数が激減
10月24日 0.7%  327349 2384人 
10月31日 1.6%  368684 5918人 
11月7日      0.4%  319680  1427人 
11月14日 0.4%  361803  1283人 
11月21日 0.3%  336036  1013人 
11月28日 0.2%  310456   729人 ※世界でオミクロン株が拡大!!
12月5日     0.2%  337907  766人  ※オミクロン株国内でも3例確認
12月12日 0.3% 337968 761人 
12月19日 0.3% 336563 1088人 ※オミクロン株、国内で50例以上
12月26日 0.5% 324927 1738人 ※国内でオミクロン株市中感染始まる、モルヌピラビル国内承認
2022年
1月2日    1.1% 251123 2777人 ※第6波の入口か?
1月9日    5.4% 429162 2万3168人 ※第6波に突入 沖縄/広島/山口にまん延防止等重点措置が適用
1月16日    13.6%  702929 9万5498人 ※大感染爆発状態、1都10県にまん延防止等措置検討
1月23日 21.8% 1228371  26万8284人 ※第6波ピークに
1月30日 30.4% 1522311 46万3354人 ※検疫体制崩壊の兆し
2月6日   39.6% 1575315 62万3128人 ※第6波5週目、ここが最高点かも?
2月13日 45.1% 1383896 62万4240人 ※第6波のピーク
(厚労省HP日報から算出)

◆やっと、ピークアウト期に入りましたが死者は依然多い!

国内の感染者数は2月5日10万5622人(修正発表数値)をピークに減少傾向に転じています、

大阪府でも、

やっとです、

しかし、全国の死者数は高い水準で推移しています、

まだまだ油断は出来ません、

(死者数の推移)
24日 18人
25日 42人
26日 34人
27日 47人
28日 47人
29日 38人
30日 31人
31日 47人
2月
1日 70人
2日 82人
3日 90人
4日 103人
5日 117人
6日 68人
7日 113人
8日 159人
9日 162人
10日 164人
11日 150人
12日 145人
13日 137人

グラフで観ると、

何度も書いていますが第6波対策、いまは専守防衛しかない

ここは感染拡大防止の基本行動『マスク着用・手指の消毒・3密の回避』

これをしっかり励行しましょう、

◆この1週間のワクチン追加接種(3回目)状況

10日(木)現在のワクチン接種状況、

連休なので6日間の数字となります、頑として休日出勤しない首相官邸、

(首相官邸HPから転載)

この6日間の全接種回数は408.3万回、

うち3回目接種が387.7万回

1日@70万回に近づいてきました、

                           全接種回数/3回目接種
1月
(~14日) 61.8万回/36.6万回
(~21日) 108万回/82.5万回
(~28日) 166.2万回/147.9万回
2月
(~4日)     279.1万回/267.1万回
(~10日) 408.3万回/387.7万回 ※6日間の数字

◆世界の3回目接種回数

状況は先週と変わりません(2月10日分まで)、

世界的に見ると日本はまだまだ、、、

(日経+英フィナンシャルタイムズHPから転載)

注目は韓国、

上表の通り、3回目接種率が55%を越えていますが、感染爆発は止まりません

感染拡大と接種率には因果関係が無いのかもしれません、

もちろん、重症化を防ぐ効果はあります

(日経+英フィナンシャルタイムズHPから転載)

◆年代別では、20代の感染者が増加

2月6日までの東京都の年代別感染者数比率、

2月13日までの東京都の年代別感染者数比率、

(NHKニュースサイトから転載)

10代以下の感染が止まりません

無策、「まん延防止等重点措置」では、10代以下への現実的な感染抑制策がないのが現状、

『感染拡大防止のための基本動作』の励行しかありません、

◆東京都の重症者病床使用率43.8%に(国基準)

2月6日現在、

2月13日現在、

(重症者病床使用率) 
(1月14日) 1.0%(都基準)5人/510床   17.4%(国基準)256人/1468床
(1月23日) 2.5%(都基準)13人/510床    28.5%(国基準)419人/1468床
(1月30日) 4.5%(都基準)23人/510床 37.6%(国基準)552人/1468床
(2月6日)      8%(都基準)41人/510床 39.8%(国基準)584人/1468床
(2月13日) 12%(都基準)61人/510床 43.8%(国基準)643人/1468床

ジワジワと増えていますが、、、

なんとか瀬戸際で逃げ切れるか?

政府行政が優先すべきは医療体制の維持、エッセンシャルワーカーの確保

個人で出来るのは『感染拡大予防の基本行動』(マスク着用/手指の消毒/3密の回避)だけです、

◆気になる2つの指標

1つ目は減少のスピード、

どうも、国内の減少先行県の数字を観ているとどうも減少のスピードが緩やかだということです、

沖縄県、

山口県、

広島県、


(NHKニュースサイトから転載)

専門家分科会の尾見さんも減少スピードが緩やかであろうと言及していました、

1つはオミクロンの感染力が強すぎて急激な拡大が起こったからか、

もしくは、減少スピードは自然係数に支配されているはずなのので、

まだ市中に感染者が多い現状では急激には減らないのか?

しかし、米国やフランスの例を見てみると、

比較的左右対象=増加と減少のスピードは近しい


これはひょっとすると、

“国内の感染ピークが比較的低く抑えられている”ので、減少が緩やかになっている?のかもしれません、

いずれにせよ、感染者減少のスピードは緩やか、第6波終息には時間が掛かるということです、

◆気になる宮城県の現状

2つ目に気になっているのが宮城県の現状です、良い意味で気になる、

大都市圏としてはとっても感染者数(人口比)がとっても少ないのです、


(再掲)

宮城県は「まん延防止等重点措置」も発令していません

なのに34位

なぜ?こんなに少ないのはなぜだろう、なにか要因がある筈なんですが、、、

ちょっと今のところ原因らしき要因や現象は見つけることが出来ません

どなたか、ここを説明出来る数字があったら教えてくださいませ、

しかし、「まん延防止等重点措置」を発令しなくてもこんな数字が出る

う~ん、やはり第6波の感染実態(家庭・学校・施設での感染が主流)を観ると、

実質飲食店への規制だけの「まん延防止等重点措置」は、マクロ的には現状では微力すぎる、

効果対犠牲が多すぎるような気がしています、

さて、大阪府も「まん延防止等重点措置」を延長しそうです、

やらないよりはやった方が良いのでしょうが、飲食店は堪りませんよね、

いつになったら酒場でみんなと吞めるようになるのか、、、

これからの減少傾向をしっかり観ていきましょう、


なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事117~先週の陽性率は39.6%(先々週30.4%)、感染拡大が続きます、死者数も増加、しかし仄かな灯りが見えてきたような気がします。

2022年02月08日 | コロナウイルス2020

【先週のまとめ】

先週の陽性率は13.6%⇒21.8%⇒30.4%⇒先週39.6%と感染拡大ピークが5週目に突入

病床逼迫、死者急増は止まらず

しかし、仄かな灯りが見えてきたような気がします

◆感染拡大は5週目に突入

陽性率39.6%!!

もうめまいがしそうな陽性率です、

もはや、人智で感染拡大を止めることは出来ませんが、

その先には仄かな灯りが見えてきたように感じます、

7日間毎の全国の陽性者数の推移

(~1月2日)       2777人
(~1月9日)    2万3168人
(~1月16日)  9万5498人
(~1月23日) 26万8284人
(~1月30日) 46万3354人
(~2月6日)   62万3128人

年末年始の200倍以上に達しました、

だいたい千葉県船橋市と同じくらいの人口が1週間で感染したことになります、

2月6日(日)の全国の感染者数、


(NHKTVの画像) 

赤色のエリアが過去最高の感染者を更新したエリア、

7日(月)は過去最高更新エリアがなくなりました

直近の都道府県別10万人当りの感染者数はこちら、

全国に感染が拡大して、はっきりと人口と感染率の相関が見えるようになりましたね、

『人口が多いほど、感染率は高くなる』

これは間違いなさそうです、

一時、先頭を切った沖縄は19番目まで下がりました、

(NHKニュースサイトから転載)

先週までの陽性率、

                   陽性率  検査数  新規陽性者数
2021年
3月21日  2.3% 375025  8765人 ※21日緊急事態宣言全面解除
3月28日  3.0% 364712 11211人
4月4日    4.1% 383080 16018人 ※大阪・兵庫・宮城にまん延防止措置等適用
4月11日  5.4% 381306 20536人
4月18日  5.8% 456329 26426人 ※大阪府、緊急事態宣言発出を政府に要請
4月25日  6.0% 539640 32585人   ※大阪東京他、4月25日~緊急事態宣言発出
5月 2日      6.4%    542061   34811人
5月9日    7.8% 457873   35802人  ※緊急事態宣言5月31日まで延長・地域拡大
5月16日  6.8%    658101 44961人    ※5月16日北海道、広島、岡山に非常事態宣言
5月23日     5.5% 659869 36286人 ※5月23日から沖縄に緊急事態宣言
5月30日  4.6%    589322 27400人 ※緊急事態宣言6月20日まで再延長
6月6日    3.1% 602455 18649人
6月13日  2.9%    467753    13499人 
6月20日  2.5% 411848   10178人 ※6月20日沖縄以外の緊急事態宣言解除
6月27日  2.6% 405628   10457人  ※小池知事休養中
7月4日    2.6% 416705 10919人 ※都議選で自民党実質敗北
7月11日  3.4% 394418 13314人 ※東京12日より4回目の緊急事態宣言
7月18日     4.1% 474414   19742人 
7月25日    7.0%     386623   27234人 ※東京五輪開幕
8月1日  10.5% 580346   61157人   ※8月2日より6都府県に緊急事態宣言
8月8日  14.1%    646433   90958人 ※五輪閉幕
8月15日  16.6%    672232  111601人  ※緊急事態宣言9月12日まで延長
8月22日  18.3% 814829  149057人  ※パラリンピック開幕
8月29日  16.8% 931891  156931人 
9月5日  13.4%    915614  122628人 ※菅総理退陣決まる
9月12日  9.3% 805362   75093人
9月19日  5.8%    711092   41053人 
9月26日  3.8% 499717   19240人 ※緊急事態宣言解除の見込み
10月3日  2.4%   492203   11699人 ※9月30日ですべての規制解除
10月10日   1.5%   411006  6311人 
10月17日   1.0% 396772  3914人 ※陽性者数が激減
10月24日 0.7%  327349 2384人 
10月31日 1.6%  368684 5918人 
11月7日      0.4%  319680  1427人 
11月14日 0.4%  361803  1283人 
11月21日 0.3%  336036  1013人 
11月28日 0.2%  310456   729人 ※オミクロン株が拡大!!
12月5日     0.2%  337907  766人  ※オミクロン株国内でも3例確認
12月12日 0.3% 337968 761人 
12月19日 0.3% 336563 1088人 ※オミクロン株、国内で50例以上
12月26日 0.5% 324927 1738人 ※国内でオミクロン株市中感染始まる、モルヌピラビル国内承認
2022年
1月2日    1.1% 251123 2777人 ※第6波の入口か?
1月9日    5.4% 429162 2万3168人 ※第6波に突入 沖縄/広島/山口にまん延防止等重点措置が適用
1月16日    13.6%  702929 9万5498人 ※大感染爆発状態、1都10県にまん延防止等措置検討
1月23日 21.8% 1228371  26万8284人 ※第6波ピークに
1月30日 30.4% 1522311 46万3354人 ※検疫体制崩壊の兆し
2月6日   39.6% 1575315 62万3128人 ※第6波5週目、ここが最高点かも?
(厚労省HP日報から算出)

◆どこまで増える感染者数

先週の「コロナ116」で書きましたが、

『10~20万人の間に国内のピークがある』

先週は10万人を超えました(2月5日10万1713人)が、、、

ひょっとすると、ここが最高点かもしれません

そう願いたい、希望的観測、詳しくは後述、

◆この1週間のワクチン追加接種(3回目)状況

28日(金)現在のワクチン接種状況、

(首相官邸HPから転載)

この1週間の全接種回数は279.1万回、

うち3回目接種が267.1万回、

やっとこさ、ほぼほぼ3回目接種になってきました

                           全接種回数/3回目接種
1月
(~14日) 61.8万回/36.6万回
(~21日) 108万回/82.5万回
(~28日) 166.2万回147.9万回
2月
(~6日)     279.1万回267.1万回

◆世界の3回目接種回数

状況は先週と変わりません(2月4日分まで)、

日本はまだまだ、、、

(日経+英フィナンシャルタイムズHPから転載)

◆年代別では、20代の感染者が増加

1月30日までの東京都の年代別感染者数比率、

2月6日までの東京都の年代別感染者数比率、

(NHKニュースサイトから転載)

傾向は変わらず10代~30代の感染者が全体の62%

なかでも10代が増加

20代減少(ピークを過ぎたか)、

40代~60代も増加傾向、ここらが心配、

飲食店への規制中心の「まん延防止等重点措置」では、残念ながら家庭や学校、施設での感染拡大は防げません

◆東京都の病床使用率37.6%に(國基準)、そして全国で死者増加

1月30日現在、

2月6日現在、

(重症者病床使用率) 
(1月14日) 1.0%(都基準)5人/510床   17.4%(国基準)256人/1468床
(1月23日) 2.5%(都基準)13人/510床    28.5%(国基準)419人/1468床
(1月30日) 4.5%(都基準)23人/510床 37.6%(国基準)552人/1468床
(2月6日)      8%(都基準)41人/510床 39.8%(国基準)584人/1468床

現状、最も大切な“病床”の逼迫傾向が続いています

また、ここでは数字がないですが中等症・軽症の感染者の入院搬送などもすでに限界に近づいているようです、

やはり救急、保健所がボトルネックの状態が続きます、

◆気になる死者数増加

もっとも重要な指標=死者数、

重症化率が低いとはいえ、感染者の絶対数が多いので死者急増に歯止めが掛かりません

重症者用ベッドにはまだ余裕があるのに死者が多い、

これは高齢者や既往症がある方の重篤化が進んでいるためかもしれません、

やはり、感染すると死のリスクがあるオミクロン、

(死者数の推移)
24日 18人
25日 42人
26日 34人
27日 47人
28日 47人
29日 38人
30日 31人
31日 47人
2月
1日 70人
2日 82人
3日 90人
4日 103人
5日 117人
6日 68人

グラフで観ると、

何度も書いていますが第6波対策、いまは専守防衛しかない、

やっと3回目接種が進み始めましたが、まだまだの状況、

マクロ視点では残念ながら間に合いません、

医療体制の維持、エッセンシャルワーカーの確保、感染予防の基本行動の履行、

この3つだけ、以上、、、な感じです、

個人で出来るのは『感染予防の基本行動』(マスク・手指の消毒/3密の回避)だけです、

◆来週には東京都の感染は減少に向かう!?

こちらの写真、


(NHKTVの画像)

デンマークの例で、3回目接種(61.6%)が進んで、重症者数が減少してきている図です、

たしかに高齢者に多い重症者、高齢者は3回目接種を早く受ける必要があります、

死者数を抑えるためにも絶対的に必要なファクター、

しかし、感染者数全体の減少に関しては3回目接種率との相関はあまりなように感じています、

例えば、おのおの3回目接種率が違う3国、

イタリア(3回目接種率57.34%)、

フランス(3回目接種48.51%)、

アメリカ(3回目接種26.74%)では、

いずれも5週目辺りをピークに減少に転じています、

逆に、韓国(3回目接種52.66%)は接種率が上がっても急拡大しています、

つまり、感染拡大と3回目接種率はあまり関係が無いのでは無いか?
(もちろん、重症者・死亡者の抑制には効果があります)

オミクロンの感染拡大は、誰もが一度は通らなければならない試練なのではないか?

そんな気がしています、

ならば、減少に転じる時期もある程度似通っているのではないか?

国内で潜行した沖縄県の今の感染状況、

さらに広島県、

山口県、

うん、明らかに減少には転じています

ここで独酌酔言的予測、

今週末か来週アタマがピークで、

来週以降は東京都も減少に転じる可能性が高いと考えます、

そう、先週書いた「希望の光り」です、

仄かな灯りです、

なんとか、独酌酔言の予測が当たってほしいものです、

◆しかし、重症者・死亡者は減らない可能性があります、

しかし、感染者数が減っても、重症者・死亡者は引き続き増加すると考えます、

重症者・死亡者は感染者に少し遅れて増える傾向があり(当然か)

ふたたび高齢者の感染率が増加している傾向も観られるからです、、

ここは3回目接種推進+医療体制の確保で乗り切るしかありません、

まだまだ気が抜けない局面が続きます、


なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事116~先週の陽性率は30.4%(先々週21.8%)、感染拡大のピークが続きます、死亡者急増、オミクロンBA・2も登場!

2022年02月01日 | コロナウイルス2020

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事116~先週の陽性率は30.4%(先々週21.8%)、感染拡大のピークが続きます、死亡者急増、オミクロンBA・2も登場!

【先週のまとめ】

先週の陽性率は13.6%⇒21.8%⇒先週30.4%ととどまるところを知りません、

病床逼迫、死者急増

見做し陽性、療養期間7日、自己健康観察など、

検疫態勢の崩壊か?インフルエンザ化か?

新型オミクロンBA・2も登場、

◆感染拡大は4週目に突入します

陽性率30.4%!!

検査した人の3人に一人が陽性という、とんでもない事態になっています、

市中には検査網では捉え切れていない潜在感染者が相当数いると思われます、

もはや、人智で感染拡大を止めることは出来きない、

自己防衛に努めて嵐が過ぎ去るのを待つしかありません、

7日間毎の全国の陽性者数の推移

(~1月2日)       2777人
(~1月9日)    2万3168人
(~1月16日)  9万5498人
(~1月23日) 26万8284人
(~1月30日) 46万3354人

30日(日)の全国の感染者数、

赤色のエリアが過去最高の感染者を更新したエリア、

赤色が少ないのが希望の光、

直近の都道府県別10万人当りの感染者数はこちら、

沖縄は別格として、やはり人口に比例して感染割合も高いように観えます、

(NHKニュースサイトから転載)


先週までの陽性率、

                   陽性率  検査数  新規陽性者数
2021年
3月21日  2.3% 375025  8765人 ※21日緊急事態宣言全面解除
3月28日  3.0% 364712 11211人
4月4日    4.1% 383080 16018人 ※大阪・兵庫・宮城にまん延防止措置等適用
4月11日  5.4% 381306 20536人
4月18日  5.8% 456329 26426人 ※大阪府、緊急事態宣言発出を政府に要請
4月25日  6.0% 539640 32585人   ※大阪東京他、4月25日~緊急事態宣言発出
5月 2日      6.4%    542061   34811人
5月9日    7.8% 457873   35802人  ※緊急事態宣言5月31日まで延長・地域拡大
5月16日  6.8%    658101 44961人    ※5月16日北海道、広島、岡山に非常事態宣言
5月23日     5.5% 659869 36286人 ※5月23日から沖縄に緊急事態宣言
5月30日  4.6%    589322 27400人 ※緊急事態宣言6月20日まで再延長
6月6日    3.1% 602455 18649人
6月13日  2.9%    467753    13499人 
6月20日  2.5% 411848   10178人 ※6月20日沖縄以外の緊急事態宣言解除
6月27日  2.6% 405628   10457人  ※小池知事休養中
7月4日    2.6% 416705 10919人 ※都議選で自民党実質敗北
7月11日  3.4% 394418 13314人 ※東京12日より4回目の緊急事態宣言
7月18日     4.1% 474414   19742人 
7月25日    7.0%     386623   27234人 ※東京五輪開幕
8月1日  10.5% 580346   61157人   ※8月2日より6都府県に緊急事態宣言
8月8日  14.1%    646433   90958人 ※五輪閉幕
8月15日  16.6%    672232  111601人  ※緊急事態宣言9月12日まで延長
8月22日  18.3% 814829  149057人  ※パラリンピック開幕
8月29日  16.8% 931891  156931人 
9月5日  13.4%    915614  122628人 ※菅総理退陣決まる
9月12日  9.3% 805362   75093人
9月19日  5.8%    711092   41053人 
9月26日  3.8% 499717   19240人 ※緊急事態宣言解除の見込み
10月3日  2.4%   492203   11699人 ※9月30日ですべての規制解除
10月10日   1.5%   411006  6311人 
10月17日   1.0% 396772  3914人 ※陽性者数が激減
10月24日 0.7%  327349 2384人 
10月31日 1.6%  368684 5918人 
11月7日      0.4%  319680  1427人 
11月14日 0.4%  361803  1283人 
11月21日 0.3%  336036  1013人 
11月28日 0.2%  310456   729人 ※オミクロン株が拡大!!
12月5日     0.2%  337907  766人  ※オミクロン株国内でも3例確認
12月12日 0.3% 337968 761人 
12月19日 0.3% 336563 1088人 ※オミクロン株、国内で50例以上
12月26日 0.5% 324927 1738人 ※国内でオミクロン株市中感染始まる、モルヌピラビル国内承認
2022年
1月2日    1.1% 251123 2777人 ※第6波の入口か?
1月9日    5.4% 429162 2万3168人 ※第6波に突入 沖縄/広島/山口にまん延防止等重点措置が適用
1月16日    13.6%  702929 9万5498人 ※大感染爆発状態、1都10県にまん延防止等措置検討
1月23日 21.8% 1228371  26万8284人 ※第6波ピークに
1月30日 30.4% 1522311 46万3354人 ※検疫体制崩壊の兆し
(厚労省HP日報から算出)

◆どこまで増える感染者数

1月30日の感染者数が78128人(自治体発表)、厚労省の統計では84942人(陽性者数)、

最悪の場合、今週は10万人を越えるかもしれません、

つい先日まで、海外での感染者が20万人、30万人という数字を聞いて“対岸の火事”かと思っていましたが、

日本国内でも最悪の場合、20万人なんていう数字も出るかもしれません、

ちなみに最近の英国の感染者数は7万人ほど(1月29日)、

ほぼ英国と同じ数字になりました、

英国と比較してみると、

英国:人口約6722万人、1日の感染者数最大値 21万8705人(22.01.04.)
日本:人口約1億2570万人 

単純に比例推計値を出すと、

国内の感染者最大予測値は1日@40.9万人!という数字になります、

ま、ここまでは行かないと思いますが、

『感染予防の基本行動』(マスク着用・手指の消毒・3密回避)励行率が高いのが一番の要因かな、

仮に1日@10万人が感染しても、英国の約25%の感染率に押さえ込んでいるということです、

10~20万人の間に国内のピークがあると考えます、

◆ワクチン追加接種(3回目)状況

28日(金)現在のワクチン接種状況、

(首相官邸HPから転載)

この1週間の全接種回数は166.2万回、

うち3回目接種が147.9万回

やっと3回目接種が動き出しました、

                                         全接種回数/3回目接種

(1月8日~14日) 61.8万回/36.6万回
(1月15日~21日) 108万回/82.5万回
(1月22日~28日) 166.2万回/147.9万回

◆世界の接種回数

状況は先週と変わりません(1月28日分まで)



(日経+英フィナンシャルタイムズHPから転載)

◆年代別では、20代の感染者が増加

1月23日までの東京都の年代別感染者数比率、

1月30日までの東京都の年代別感染者数比率、

(NHKニュースサイトから転載)

傾向は変わらず10代~30代の感染者が全体の67%、

10代が22%まで増加40代と70代も少し増加傾向です、

まん延防止等重点措置では家庭や学校、施設での感染拡大には打つ手無しの状況ですね、

◆東京都の病床使用率37.6%に(國基準)、そして全国で死者増加

1月23日現在、

1月30日現在、

(重症者病床使用率) 
(1月14日) 1.0%(都基準)5人/510床   17.4%(国基準)256人/1468床
(1月23日) 2.5%(都基準)13人/510床    28.5%(国基準)419人/1468床
(1月30日) 4.5%(都基準)23人/510床 37.6%(國基準)552人/1468床

現状、最も大切な“病床”も逼迫しつつあります

すべての入院者・重症者に医療が行き渡る体制の維持が最優先です、

◆気になる死者数増加

この1週間で死亡者が急増しています、

死者数の推移

24日 18人
25日 42人
26日 34人
27日 47人
28日 47人
29日 38人
30日 31人
合計 257人

グラフで観ると、

う~ん、重症化リスクが少ないと考えられているオミクロン株ですが、

これだけ感染者母数が増えると、やはり死者数も増加します、

しかし、積極的に感染拡大を止める施策は無い、、、
(3回目接種はその大きな施策ですが、、、第6波には間に合わない、、、)
(経口薬投与も行なわれて、この数字)

なんとかしたいけれども、、、

先週の「コロナ115」でも書いていますが、

第6波対策、いまは専守防衛しかない、

医療体制の維持エッセンシャルワーカーの確保感染予防の基本行動の履行

この3つだけ、以上、、、な感じです、

◆終息時期を占うデータ

沖縄の感染状況

うん、たしかに減少には転じているように観えます、

山口県、

広島県、

東京都、

増加開始から4~5週間は増加が続くようです、

先行国の英国の推移

やはり、、、

さて、どうなるかな?

希望的観測を書きたくなるデータです、

が、減少傾向がやや弱いのもあるので、、、まあ今週は我慢します^^)

◆検疫体制の崩壊か?インフルエンザ化の兆候か?

感染者の急増に伴って、一般社会への検疫体制が大きく変わっていきます、

・検査体制が追いつかないので ⇒ 見做し陽性の容認(検査無しでも陽性判定できる!!)

・社会経済活動の停止は避けたいので ⇒ 濃厚接触者の待機期間を7日に短縮

・保健所も手が回らないので ⇒ 健康な50歳以下は自分で健康観察!

と、先週は矢継ぎ早に新たな変更が発表され、

一般社会への検疫体制が事実上崩壊したように観えます、

もちろん、これは政治や行政の怠慢、無責任、努力不足を追求という側面をありますが、

考現学的に観ると、これは『オミクロンのインフルエンザ化』と観ることもできます、

つまり、現在の状況は政治行政学的には誰がどう責任をとるべきか?という議論の出発点になりますが、

考現学に観ると(政治や行政の思惑とはいえ)実際の社会行動は“対インフルエンザ行動”に似通ってきているということです、

もちろん、オミクロンがコロナ禍のインフルエンザ化の前兆であるという確証はまだありません

油断大敵、まだまだ未解明の部分も多いので、いつなにが起こるかは分らない、

でも、社会の行動は(今のところですが)望むと望まざるとに関わらず、

ある方向に向いているのもたしかです、

◆オミクロンの特徴とBA・2の登場

こちらの特集記事が興味深いです、

東京大学准教授佐藤さんの発言、

一読をお奨めしますが、要点を書き出すと、

① オミクロンの感染力は高い
② オミクロンの重症化率が低いのはある程度科学的にも認められている
(気管支に留まり肺への侵攻がすくないため)
(逆に云うと、気管支に留まっているので、呼気での感染力が高い)
③ 新型のオミクロン「BA・2」が登場
これは現状のオミクロン「BA・1」の亜流ではない、
より感染力が強い
④ オミクロンはコロナ終息のサインか?
ウイルス学的には根拠はない
楽観視してはいけない、風邪やインフルエンザより致死率が高いかもしれない
⑤ そして、、、今後も新種の変異株が現れる可能性はある、、、

バランスの取れた分りやすい記事です、

たしかに『オミクロンのインフルエンザ化』という論調での楽観視は現状では危険です、

最悪のケースを想定して、あらゆる準備を整えておく必要があります、

しかし、もう2年間もコロナと闘ってきた人類、そろそろ疲弊してきているのも事実、

なんとか早く終息して欲しい!という切なる願いを抱いている人が大半です、

楽観論が出てくるのもやむなし

そこで、ここは楽観視とは云わずに、あえて『希望の光』と云っておきましょう!

一縷の望み、ほんの僅かな小さな光でも『希望の光』があれば前に進むことが出来ます、

オミクロンを制圧して、元の生活が戻ってくる!かも、と切に願う人々、

『希望の光』は小さいですが、たしかにあります、そこに向かって進むしかない、

 

そして、佐藤准教授も仰っているように

人間にとってより脅威となる変異株が出てこないとも限らない

これもまた、その通りだと思います、

これが最大の恐怖