テリー・イシダの『独酌酔言』。

夜な夜な酒場で一人飲み、酔った勢いであれこれ、一言、申し上げます。

独酌酔言:政党名が分りにくいのは、世の中が分りにくくなったからか?

2023年05月30日 | 世の中

2023年5月14日、軍が政権を握っているタイで下院議員選挙が行われました、

軍事政権下でまっとうな選挙が行われるのか?と疑問視していたのですが、

選挙は公正に行われたようです、うん、民主主義は死んではいない、

結果は、軍政権を支持する与党「国民国家の力党」と「タイ団結国家建設党」が大敗、

民主政権樹立を目指す「前進党」と「タイ貢献党」が大勝利

でも、上院は軍が指名した議員で占められているので、すぐに政権交代とは行かないようです、

今後の動向を注視するとして、、、

今日のお題は“政党名”です、

そう、最近の海外の選挙を観るとその政党名の多様性に驚かされます、

たとえば、2021年に行われたドイツ総選挙(下院・連邦議会)での政党名、

・キリスト教民主同盟(連立与党)
・キリスト教社会同盟(連立与党)
・緑の党
・ドイツ社会民主党
・自由民主党

それぞれの主義主張は知りません、スイマセン、

でも、基本的には“民主”と“社会”という基本ワードに、宗教や環境といった主張が入ってきている感じ、

そう、民主主義国家での民主主義は当たり前

現代民主国家では民主主義の上に立って、その先にあるもっと多岐で細かな選択肢を選ぶ時代になっているようです、

ドイツでは「自由民主党」がなにやら時代遅れにさえ見えます、

米国の2大政党、「民主党」と「共和党」、

“共和”というワードは日本ではあまり馴染みがない、

国内の政党では使っていないワード、

そこで、この2台政党を英文字表記で観てみると、

民主党=Democratic Party

共和党=Republican Party

う~ん、Democratic(民主主義)は分るけど、Republican(共和国)の概念は日本人には分りにくい、

ここは本題ではないので大雑把にまとめると、共和国は王のいない国、という意味です、
(大雑把にまとめないでください^^)

詳細はこちらで 

つまり共和国は民主主義国家とは限らないのです、

と知ると、トランプ前大統領の振る舞いもある程度納得、
(簡単に納得しないでください^^)

さて、ここからが今日の本題です、

我が国の政党名も少し多様性を帯びてきました、

主義主張からの党名、合体分裂の末の苦肉の政党名、斬新さを狙った党名、いろいろあります、

・自由民主党
・立憲民主党
・日本維新の会
・公明党
・日本共産党
・国民民主党
・れいわ新選組
・政治家女子48党
・参政党
※2023年5月時点で議席のある党

たしかに多様化は進んでいます

個々の政党への評価は置いておいて、ここではそれぞれの政党の英語表記に注目、

・自由民主党 : Liberal Democratic Party
・立憲民主党 : The Constitutional Democratic Party of Japan
・日本維新の会 : Japan Innovation Party
・公明党 : Komeito
・日本共産党 : Japanese Communist Party
・国民民主党 : Democratic Party For the People
・れいわ新選組 : Reiwa Shinsengumi
・政治家女子48党 : seijikajoshi48party
・参政党 : Party of Do It Yourself

日本の政党名、英語で観るとなかなか面白い、

自民党はそのまま“自由”と“民主主義”の党です、

分りやすさでは最強、案外気がついていませんがこの党名は自民党の大きな財産です、

立憲民主党、Constitutional=憲法、

王のいない共和国に対して王のいる国は君主国家

日本や英国のように権力は議会が持ち、王のいる国家は立憲君主国

そこで立憲というワードが出てきたのかな?

でも、正直あまり主義主張とは結びついていませんよね、弱いネーミング、

日本維新の会、維新=Innovationなんだ!

これは新鮮です、そうか、維新はイノベーションだったのか、

主義主張が明確で分りやすいのも納得できたりして、

公明党は英訳無し、そのままローマ字表記、

海外のように宗教名を前面に押し出すのは日本では馴染まないという判断でしょうね、

他にもローマ字表記の政党が2つ、やむなし感あり、

日本共産党、共産主義者=Communist、

もはやこのワードは党の主義主張とかけ離れているのだから、

エエ加減、党名を変えた方が良いと思っていますが、いろんな事情で出来ないのでしょうね、

私感=党名変更出来ないのが躍進できない理由の1つ、だと思っています、

エエ事云ってる政党なのに、残念です、

国民民主党はDemocratic Party For the People、

英語にすると意味が分りやすい、しかしこれも立憲民主党同様、分裂のための窮余の策も感あり、

参政党はParty of Do It Yourself、考えましたね^^)

さて、党名を英語表記で観てみると、それぞれの党の成り立ちや立ち位置、問題点の輪郭が少しハッキリ見えてきたような気がします、

やはり、最大政権与党の「自由民主党」は党名からしてシンプルで強い

これは「自民党」の大きな武器ですね、

あまり多様性を好まない日本人の政治観の中では大きなアドバンテージですね、

でも、今の自由民主党議員の発言を聞くと、どうも「Liberal Democratic Party」な感じがしない、

“リベラル”なんですよね、党名が、、、なのに、、、

う~ん、ワタシのイメージでは、自民党には「Conservative Party」というお名前がお似合いだと思います、

「保守党」、うん、そんな感じです、

で、民主主義が前提の我が国では“民主”の言葉を敢えて使わずに、

現自民党の「保守党」と自民左派+野党連合の「自由党」=「Liberal Party」が2大政党になって政策を競う、

こうなると、票を入れる党が「自民党」しかないという現状から少しは選択肢が増えるような気がします、

「保守党」か「自由党」かの2択、これがエエ感じ、

そして、その他の政党も独自の政策と多様性を活かして活躍する、

そんなんがエエような感じがします、

分りにくい社会になってきたのだから、分りにくい政党名も仕方ないのか?

もう少し、分りやすい政党名になると、もっと投票率も上がるような気がしています、


独酌酔言:もう『昭和時代』と書いても良いかな? + 青森短記

2023年05月23日 | 世の中

今日は軽~いネタを少しだけ書きます、

その前に・・・

昨日まで5日間、青森県へ旅行に行ってました、

国内未踏破県が2つ残っていました、青森県と秋田県、

生憎の天気でしたが、今回初青森県です、

一度ぜひ行きたかった“三内丸山遺跡”

縄文時代の1700年にも及ぶ定住跡遺跡、凄いことです、

独酌酔言では、縄文時代のことについてこちらの記事に書いています、

恐山は凄みありました、

硫化水素の匂いと相まって、まさしくあの世と繋がっている感満載でした、

山は2座、残雪の八甲田山、

夏道がまだ雪に隠れているのでルートファインディングがとっても難しかったです、

登り下りとも迷いまくりました、

翌日の岩木山は、、、

八合目までクルマで登ったのですが、、、

強風と濃霧で10m先も見えない有様、登山不能でした、残念、

五所川原市の立佞武多は素晴らしかった!

もちろん酒場探訪もしっかり、これは追々こちらで紹介しますね、

閑話休題、

ここからは今日の独酌酔言です・・・

もう『昭和時代』と書いても良いかな?

ワタシが10歳くらいの頃、1960年代中頃(昭和40年頃)

教科書にはすでに“明治時代”という表記がありました、
(たぶん)

そして、たぶん“大正時代”という表記もすでにあったような気がします、
(当時の教科書記述は確認出来ず)

そして、それになんの違和感もありませんでした、

当時使われていた(と記憶している)フレーズ、『明治は遠くなりにけり』、

そう、すでに明治も大正も、ワタシの中では明治時代であり大正時代であったのです、

そして現在、令和の時代、

昭和(1926年~1989年)が終わってすでに34年、

『昭和は遠くなりにけり』感は相当増してきましたね、

古いモノの例えとして“昭和”がよく使われるようになってきています、

昭和のお父さん

昭和の子供

昭和の喫茶店

昭和アルアル

昭和の歌謡曲

昭和の俳優

昭和の常識

昭和のファッション

昭和の暮らし   etc・・・

でも、新聞やTVではまだ『昭和時代』というワードはあまり使われていないように感じます、

ワタシの記憶では、大正が終わって40年後にはもうハッキリと「大正時代」になっていました、

昭和が終わって30数年、変化のスピードが速い現代なら、

そろそろ『昭和時代』というワードや表記があってもおかしくは無い、

でも、ワタシ個人としては、実はまだ『昭和時代』と書かれることには抵抗がある、

なんか、より年寄りになったような気がする、
(充分年寄りですが^^)

いつ頃からマスコミは『昭和時代』を使うようになるんだろう?

新聞記者談
実は使いたくてウズウズしているのですが、昭和生まれの上司がOKしないんですよ

てな話があったりするんだろうか?^^)

そのうちに間違いなく出てくるワード『昭和時代』

出てきたその時に、あ~、そうだよね~、昭和は遠くなりにけり、

と感慨に耽るんだろうなあ、、、

「青春時代」とか「少年時代」という曲があるのだから、

今のうちに「昭和時代」という曲を作ろうかと本気で考えています^^爆)


独酌酔言:日本の高速道路無償化は2115年、、、え?22世紀ですやん!!

2023年05月16日 | 世の中

今日はちょっと怒っています^^)

日本初の高速道路、名神高速道路の小牧IC(愛知県)~西宮IC(兵庫県)開通したのは1963年(昭和38年)

今年2023年で開通から60年になる訳ですね、

1964年の東京オリンピック(1回目のやつね)開催に向けて、交通網の整備が急ピッチで進められていた時代、

東京オリンピック開会式は1964年10月10日、

ちなみに東海道新幹線(東京~新大阪)開通は1964年10月1日、ギリ間に合いましたね、

東名高速道路全線開通は意外に遅く1969年でした、

実はワタシ、名神高速道路を自転車で走ったことがあります^^)

京都南ICから山科方面へ向かう一部区間は高架式では無く土手の上を走る方式(なんて言う方式なのか?知りません)

そこで、友だち数人と自転車を担いで工事中の土手を登り、

舗装済の開通前の名神高速道路を走った記憶があります、

おおらかな少年時代、

そして現在、国内の高速道路は日本全国に延伸、総延長は9,000km超になっています、

便利になったものです、

いまや、モノやヒトの移動になくてはならない高速道路、

もちろん有料です、当たり前に有料です、有料でエエと思います、

しかし、実は高速道路は建設費が償還できれば『無料にします』と国は約束しているのです、

が、その期限は先送りに先送りを重ねてきた歴史があります、

こんな感じ、

いままで9回先送りされています、

現状では2065年に無料化の予定、

う~ん、無料化しなくてもイイんじゃねえ、

ずっと有料でイイよ、とわたしは思っているのですが、

一旦約束したことなので、国は律儀に、

しかし責任の所在はハッキリさせないまま(個人のイメージです^^)先送りに先送りを重ねてきたのです、

先日、ビックリのニュースを見て耳を疑いました、

高速道路無料化を2115年まで延長!? ⇒
(NHKニュースニュース)

あ、また延長ね、ハイハイ、

また無料化延期の法案を出したのね、で、次は何年まで延長ですか?

2115年ね、はいはい、2115年・・・にせんひゃくじゅう~~ごねん!!??

え~~!!それって今から92年後ですやん!22世紀ですやん!!

これはもうお役所仕事の典型、無責任にも程があります、

2115年、92年後のことを約束するなんて、あり得ません!!

これはもう国民への約束ではありません、理屈をそのまま文章にしただけ、

政策にも法案にもなり得ない、単なる責任逃れ、責任の先送りです、

念のため、もう一度書いておきますが、ワタシは“高速道路は有料で良い”と考えています、

一刻も早く無償化して欲しい!という意味で書いているのではありません、

こういう、非現実的な、実現できない約束を法案にする国交省の役人根性が気に入らないので書いているだけです、

そもそも、この“高速道路2115年無料化”法案が出された背景には2つの要因があります、

1つは元々のお約束があるから、

2つ目はあの悲しい事故です、

もともと、名神高速道路を建設した時、

有料化による収入で建設費が賄えたら無料化する計画でした、

1963年開通の名神高速の場合、当初は25年後の1988年に無料化の予定でした、
(日本初の有料道路だから、いろんなことが分らなかった時代、致し方なし)

しかし、その後も高速道路の建設はどんどん拡がっていきます、

建設費もどんどん掛る、その建設費をその度に税金などで調達するよりも『名神高速道路』の収入を充てる方が合理的、という考えが出てきました、

これは正しい発想のように思えます、

そこで出来たのが「料金プール制度」

これは“国内のすべての高速道路の建設~維持・管理”を一括して(同じお財布で)行おうという制度です、

つまり、先行した名神や東名のドル箱路線の収入で新しい高速道路を建設出来るようにしたわけです、

そして半世紀以上に渡り、嬉々として建設し、漫然と無料化の先送りを繰り返し(最悪の前例踏襲主義)

ついに、今やもう、誰もがいつ無料化できるのか?よく分かんなくなってきた、というのが現状です、

しかし、それでも10年ほど前までは“いつか無料化できる”という淡い期待があったように思えます、

それが潰えたのが、2012年に発生した痛ましい事故、これが2つ目の要因です、

中央高速道路笹子トンネルの天井崩落事故

トンネル内天井のコンクリート板が130m以上に渡り崩落、9人の方が犠牲になりました、哀悼、

この事故により、高速道路の耐久性の脆弱さが露わになりました、

それまで見積もっていたメンテナンス精度では将来に渡り高速道路を維持できない、ということがハッキリしたわけです、

「コンクリートの構造物は100年持つ」とか聞いたことがありますが、あれは嘘ですね、

マンションなんかでも100年持つとは思えません、

そりゃ、100年後にも筐体(建物)自体は残るかもしれませんが、

人が住む建物としては機能していないでしょう、

水系配管や電気系統がもうボロボロ、その他の住環境機能を考えるとマンションの価値としてはゼロに等しいです、

高速道路も同様で、100年後に道路の形態は残っているでしょうが、快適で安全な高速道路環境はどうでしょうか

現状の想定(メンテナンス費用策定)100年後を担保するのは不可能でしょう、

そこで、より確実なメンテナンスを想定した場合、無料化は92年後の2115年になる、というのが今回の国交省の提出法案です、

2115年、ドラえもんが2112年生まれだそうです、その3年後に無料化、

そんな先のことは誰も分らないはず、未知の世界です、

そんな92年後のことを無責任に曖昧に約束しようとする国交省の役人根性が気にいらない!!と怒っているのです、
(血圧上がるわ^^)

誰かいないのですか?

『高速道路の無料化は出来ない、ズッと有料のままで安心・安全な高速道路を維持していきましょう』

これくらい(こんな簡単なことが)云える気概のある役人はいないのか?(いないんだろうな)

たのんまっせ、未来の国交省、22世紀のニッポン、

そうだ!!「どこでもドア」を作ればイイんじゃないの!ねえ、

これで解決!!
(という法螺と同じくらいエエ加減な法案です^^)


独酌酔言:映画「ザ スーパーマリオブラザーズ ムービー」全世界で大ヒット

2023年05月09日 | 世の中

まず、、、提灯記事ではありません^^)
(提灯記事って分らないか!?今風に書くと“ステマ”ではありません)

2023年4月28日に国内公開された「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」が全世界で大ヒットを記録しています、

もちろん、日本の任天堂発のキャラクターの大躍進!なにやら、爽快な気分になります、

全世界の興行収入は1410億円を超えたとのこと(2023年5月2日発表分)

4月初旬に世界公開された同作は数々の記録を打ち立てています、

こんな感じ ⇒ 

【「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」が打ち立てた記録】
・全世界OP成績アニメ映画歴代No.1
・コロナ禍後の全米OP興収アニメ映画歴代No.1
・水曜日公開作品の5日間OP成績歴代No.1
・11の国と地域で初日成績アニメ映画歴代No.1
・2023年公開映画全米OP成績暫定No.1
・公開6日で2023年公開映画累計興収暫定No.1
・イルミネーション作品OP成績歴代No.1
・ユニバーサル配給アニメ作品全米OP成績歴代No.1
・ビデオゲーム原作作品OP成績歴代No.1
・IMAXの全米OP成績アニメ映画歴代No.1

なんだかよく分りませんが^^)とにかく凄いヒットを記録中ということのようです、

マリオの誕生は1981年、ゲームソフト「ドンキーコング」に登場したのが最初だそうで、

以来、シリーズソフト世界累計販売数4億1300万本以上、

ウイキペディアによると、、、

1990年、米国で実施されたQスコア(全米子供人気調査)ディズニーの“ミッキーマウス”を上回り

2008年のNYタイムズ社説では、

「宮本が約30年前に生み出した口髭を生やしたイタリア人配管工であるマリオはいくつかの調査によればこの星で最もよく認知された架空のキャラクターだ。匹敵するのはミッキーマウスだけだ」

うんうん、なにやら誇らしいですね、

今作では任天堂フェローでありマリオの生みの親、宮本茂さんが共同製作に名を連ねています、

これも嬉しいですね、

1993年に実写版映画『スーパーマリオ/魔界帝国の女神』が公開されましたが、ゲームの世界観とはかけ離れた作品となし、評判は今ひとつ、

今回は宮本さんがしっかり製作に関与したようで、予告編を観てもそれがハッキリと分る仕上がりになっています、

やっぱりね、宮本さんがいることで“マリオ”がここまでしっかりと映画で活躍できるんだ!!成長させることが出来たんだ!!と実感、

完成までに6年ほど掛ったようです、

宮本さんのインタビュー記事はコチラ ⇒

宮本さんが製作、

日本発の任天堂カルチャーが世界にしっかり根付いている証でもありますね、

日本国内(4月28日公開)の興行収入は公開3日間で18億4000万円

しかし、国内には強力なライバルコンテンツがあります、

昨年から国内アニメ作品は好調で、2022年公開の主な作品の興行収入はこんな感じ、

「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」(4月公開) 95億円
「すずめの戸締まり」(11月公開) 145億円
「THE FIRST SLAM DUNK」(12月公開) 132億円

「THE FIRST SLAM DUNK」は、韓国をはじめアジアで今も大ヒットを続けているのも注目、

2023年4月公開の「名探偵コナン 黒鉄の魚影」も好調で、初日8.5億円、3日間で31億円を記録、

「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」が3日間で18億円ですから、これも記録的な大ヒットの予感です、

マリオもコナンも、いまや親世代もお馴染みのキャラクター、

ワタシの周りでも『親子で楽しめた』という声を聴きます、

これって、大ヒットの一因ですよね、

長年、キャラクターをていねいに管理・育成=愛しみ育て上げてきた成果です、

キャラクタービジネスの真骨頂、

さて、「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」はどこまで行くのか?楽しみです、

もちろん観ます、

「名探偵コナン 黒鉄の魚影」も観たくなってきました、コナンファンじゃないけれど、、、

そして、今回の大ヒットを受けて、米国で“任天堂コンテンツの映画化”企画が続々出てくるのは間違いありません、

もちろん、ていねいにしっかり作ることが前提になりますが、、、

個人的には『ゼルダの伝説』を実写で撮って欲しいと思っています、

どうかな?無理かな?

できれば、死ぬまでに観てみたい、


独酌酔言:COVID-19 5類へ移行でどうなる?そして、第9波は?

2023年05月02日 | コロナウイルス2020

久しぶりにCOVID-19の話題です、

2023年4月27日、政府はCOVID-19の感染法上の位置づけを、

季節性インフルエンザと同じ“5類”へ移行することを正式に決定しました、

移行は2023年5月8日から、

さて、5類に移行することで何がどのように変わるのか?

ざっくり観ていきましょう、

この表が分りやすいかな、毎日新聞の記事より転載、

まず、流行状況の把握方法ですが「全数把握」⇒「定点把握」に変わります、

昨秋も同じような表現での発表があり、勘違いした方も多いと思いますが、

2022年秋からは“感染者の詳細情報”を全数把握することを止めています、

それまでは感染者全員の個人情報・感染状況・症状・既往症履歴・濃厚接触者情報など、

当初は100項目にも及ぶ情報を入力、国へ報告する義務がありました、

この入力作業が大変手間で、現場の医療機関の疲弊の一因にもなっていました、

それを昨秋(2022年9月26日~)簡略化しました、

重症化リスクの高い「高齢者」と「既往症のある人」に限って、詳細情報を国へ報告、

それ以外の感染者の詳細情報は作成しなくなりました、

これを、一時「全数把握を止める」という表現を使った(と記憶しています)ために誤解が生じました、

感染者数が正確に把握されていないのではないか?という誤解です、

実際には、年代別・男女別・日別の“感染者数”だけはこれまでずっと把握されています、
(詳細情報は作らないけど数だけはカウントしていた、ということです)

なので、毎日のTVニュースで“今日の感染者数”が今も流れている訳です、

これが5月8日移行は、まさに「定点把握」=限られた観測点でのみ感染状況を観察する方式に変わります、

これにより、毎日の感染者数の発表はなくなり、週に1回の流行状況の公表に変わるそうです、

実際にはどのような表現で公表されるのか?5月8日以降のニュースに注目です、

以下、変更点をなぞっていくと、、、

医療費は保険適応の自己負担となります、

たとえばこんな試算もあります、外来で診察を受けた場合、
(以下、NHKニュースから転載)

重症化し入院したり、高額なコロナ治療薬を使用したりすると、相当高額な治療費が必要になりそうです、

PCR検査・抗原検査も有料となります、

保健所では感染証明書を発行しなくなります、

医者の診断書が感染証明となるようです、

基本的には、どの医療機関でも受診する事が出来るようになります、
(現在は発熱外来など一部のみで受診可能)

感染してしまった場合の療養期間は個人の判断に委ねられます!ワオ!!

今回、厚労省は以下の目安を示しました、

▽発症の翌日から5日間は外出を控えること
▽症状が軽くなってから24時間程度は外出を控えること

インフルエンザと同様にオフィスへの出勤などは会社毎に制限指導していくことになります、

ワクチン接種は続きます

5月8日以降、高齢者や基礎疾患のある人、エッセンシャルワーカーを対象に接種が始まります、

上記以外の重症化リスクの少ない人も9月から接種が始まる予定です、

いずれも、2024年3月までは無料の予定です、

マスク着用は現状通り、個人の判断、

ザクッりとこんなところでしょうか?

3年もの間、慣れ親しんだ“コロナ対応”“ウイズコロナの生活習慣”がゴロッと変わります、

国民全体が内容を良く理解して、無用な感染拡大や重症化リスクの拡大を自らの手で防いでいかなければならない、ということです、

で、気になる今後の流行予測は?

すでに感染者数が前週を上回ってきていますが、、、

全体としては、まだ非常に低位で推移しています、

しかし、専門家は第9波の流行を予測しています、

今週からの連休明けに拡大、一旦収って夏に再拡大、さらに秋にも大流行が来る!?

というシナリオです、

2023年2月~3月の時点で、国内で抗体を持つ人の割合が32.1%と海外に比べて低いことから、

第8波を超える流行が起こる可能性も指摘されています、

真面目に行動して感染を防いできた分、再流行の可能性が高い、という皮肉な現実、

さて、第9波は来るのか?

まずは連休明けの感染者数の推移に注目です、