テリー・イシダの『独酌酔言』。

夜な夜な酒場で一人飲み、酔った勢いであれこれ、一言、申し上げます。

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事53~先週の週間陽性率は6.1%、予想外の横ばいです、やはり東アジアの感染ピークは低いのか?気になります。

2020年11月30日 | コロナウイルス2020

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事53~
先週の週間陽性率は6.1%、予想外の横ばいです、やはり東アジアの感染ピークは低いのか?気になります。

11月29日(日)までの1週間の陽性率は6.1%と前週の6.2%からほぼ横ばい、

本格的な第3波襲来か!!と、

世の中が騒然、というかマスコミが騒然、政府や自治体の対応もバタバタしている印象ですが、

週間陽性率は夏のピークとほぼ同じレベルで2週間が過ぎました、

個人的にはもっと陽性率が高くなるだろうと恐れていたのですが、、、

(各日までの1週間の平均陽性率)
      陽性率     検査数  陽性者数
6月21日 0.5%  73911  435人
6月28日 1.3%  39103  526人
7月5日   2.6%  43392   1132人
7月12日 3.4%  57911 1980人
7月19日 3.8%  81922 3140人
7月26日 5.9%  80286 4742人
8月2日   6.0% 121121   7304人
8月9日   6.1% 164877  10094人
8月16日 4.5% 176032    7931人
8月23日 4.9%  143766    7033人
8月30日 4.4% 124531    5517人
9月  6日 3.0% 140951 4155人
9月13日 3.1% 121494 3799人
9月20日 2.8% 124451 3439人
9月27日 2.9% 108743 3033人
10月4日 1.7% 214882 3649人 ※ただし、検査数に異常値参入有、実質横ばい
10月11日  2.7% 132914 3573人
10月18日  2.8% 134620 3744人
10月25日  2.8% 139830 3878人
11月 1日   3.1% 147810 4612人
11月 8日   4.2% 140243 5940人
11月15日  5.5% 173776 9591人
11月22日  6.2% 217199 13502人
11月29日  6.1% 236143 14474人

■まだまだ先を見据えていかないといけませんが、この陽性率をどう見る?

ずっと書いているように、『日本の感染拡大のピークはどのくらいになるのか?』が焦点です、

先週の横ばいだけで早計な判断はしませんが、、、

やはり、、、欧米に比べてなぜか低い東アジアの感染ピーク、
(文末に参考メモを掲載しています)

今回のピークも夏のピーク同様6%程度で収まるのか?

それとも、今後急カーブを描いて上昇するのか?

たしかに“重要な3週間”であることに変わりはありませんが、

しかし、この6%台での横ばいは“かすかな希望”を抱かしてくれます、

もし、来週も横ばいなら、すでに感染拡大のピークが来ているのかもしれません、

『なぜか6%以上にならない日本の陽性率』、そんなことが書けるなら良いのですが、、、

■GOTOトラベルの影響は如何に?飲食店の営業時間短縮は有効?

政府もついに一部地域をGOTOトラベルキャンペーンの対象から外しました、

さすがに、ここでの失策による感染拡大は避けたいので、これ自体は正しいと思います、

しかし、個人的には“人の移動による感染拡大のリスクは小さい”と考えています、

リスクが大きいのは“長時間の密接”、すなわち宴会飲み会が最たるリスク、

医療機関や高齢者施設などもリスクが高いですが、これはやむを得ない、しっかりと感染対策をするしかない、

旅先での飲食は楽しみの一つ、

旅に出れば当然食事や宴会飲み会でリスクが増えるので、それを根本から断つ、

たしかに間違いではないですが、如何にも効率が悪い、

経済を回しながらコロナと付き合わなければならない現状では、

旅先であろうと、地元であろうと、長時間の密接した会話が交わされる宴会飲み会を減らす!

という文脈のほうが適しているように感じます、

旅に出ても、複数人で飲まない、長時間の食事をしない、ということ、

ま、日本人は旅先では気が緩むから無理かな、、、

そういう意味では残念ながら飲食店の営業時間短縮要請は妥当かと感じます、

あとは旅先であろうが地元であろうが、感染防止対策をしっかりしているお店を利用する、長時間の複数人での飲食は避ける、ということが大切かな、

一旦感染すると家庭内での感染は致し方なし、まずは外での食べ方・飲み方が重要です、

■それでも、油断ならない季節要因

GOTOトラベルの感染への直接的な影響はそんなに大きくないであろう、と推論しますが、
(旅先の宴会はNG!!)

では、なぜこの時期に感染が拡大しているのか?

それはもう明らかに“季節要因”です、

そのために全体規模としては夏の感染拡大ピークよりも大きくなっています

でも、陽性率は同じくらい、、、

つまり、春先によく云われた『検査数が多いから感染者数も多い』というのが現在の状態です、

ホントに怖いのは陽性率が上がった時です、

コロナのこと50で書いた、

NHKスペシャル「新型コロナ 全論文解読~AIで迫る いま知りたいこと~」
記事はこちら ⇒

ここで述べられている季節要因は大きく2つ、

① 湿度が低いことによる感染の拡大
② 密な環境ができやすいことによる感染の拡大

これまでの研究により、これらはほぼ間違いなくCOVID-19にとって有利な環境のようです、

北海道の感染拡大はこの条件にピタリと符合します、

たとえ東アジアでの感染ピークが低いとしても、この季節の有利な環境下では感染ピークが高くなる可能性が高い、

なので、独酌酔言的には『陽性率も確実に夏を上回る』と考えていたのですが、、、

今週の横ばい現象、うむ、、、ま、ありがたい数字ではあるのですが、

ここで踏ん張れるか?ニッポン!!踏み止まれるか?ニッポン!!

季節要因にも負けず、夏並みの感染ピークで留めることができるのか?

それとも、来週にはさらなる感染爆発的な状況が生まれるのか?

各個人の基本動作=マスク・3密を避ける・そして飲むなら一人で空いた店で、

これらを確実に守っていくことが朗報に繋がります、

がんばろう!ニッポン!!的な気持ちになるのは今かもしれません、

夏の感染拡大ピーク時には4週目に陽性率は下落に転じました、

次の1週間も目が離せません、

それと飲み会は当面自粛しましょう、

【参考メモ】

独酌酔言で何度も書いている、

『欧米に比して、なぜか東アジアでの感染ピークは低い』件についてのメモ、

今回も再掲しておきます、

① 初期の“クラスター潰し”戦略が功を奏した(初期の押さえ込みに貢献)
② 日本の高い衛生習慣(手洗い・マスク着用などの習慣)
③ 日本の距離のある社会習慣(握手・ハグはほとんどしない+靴を脱いで家に上る)
※36で追記 ⇒ トイレが清潔
④ BCG接種のラッキーパンチ(未だエビデンスなし)
※23で追記 ⇒ 山中教授も未だ注目
⑤ 外出自粛3密回避・都市間移動制限などの効果(絶対的効果も、実情は心もとない)
※23で追記 ⇒ 自粛なのに日本人はよく頑張りました、一部解除以降は緩んでいますが
⑥アジア人はコロナウイルス(SARS-Cov-2)に対するなんらかの免疫があるかもしれない
※37で追記 ⇒ 交差免疫の存在 東アジア人には過去の風邪体験などからCOVID-19への何らかの免疫が存在する?

今見ると、①とか⑤は本質的には関係なかったようですが、他はまだ可能性があります、

とくに確度が高くなっているのが⑥の交差免疫説です、

もともとコロナウイルスは風邪を引き起こすウイルス(今回のCOVID-19は新型!)、

東アジアの国々では中国由来のコロナウイルスに感染してきたことでの(ある程度の)免疫があるのではないか?という説です、

そうであったらありがたいことです、

あ、それと基本動作の②とか③はやはり今も重要です、これは変わりなし、


なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事52~すべての数値が過去最大に!第3波襲来です、でもワクチン研究も進んでいます!!GOTOはどうなんだろう!?

2020年11月23日 | コロナウイルス2020

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事52~

すべての数値が過去最大に!第3波襲来です、でもワクチン研究も進んでいます!!GOTOはどうなんだろう!?

先週の週間陽性率は6.2%、PCR検査数、新規陽性者数と共に過去最大となりました、

冬の到来を迎えて、いよいよコロナ感染拡大が本格的な第3波に入りました、
(独酌酔言的には、ホントはこれが第2波なんだけど、、、まあいいや^^)

このまま感染が拡がると、

国内の重症者病床数の限界に近づくのではないかとの意見も出始めています、、、

米国の1日の感染者数が20万人超、フランスでは1万3000人超が1日で感染、

世界的にみればまだまだ少ない国内の感染者数、
(11月22日の世界の1日の感染者数:COVID-19トラッカー集計数字)

これで日本の医療が崩壊するの??

もし、そうなら、日本のコロナ対策の何かが間違っているとしか思えません、

重症者を救えなくなる医療崩壊だけは避けなければならない、

感染拡大を抑えると共に、重症者を救う、この両面作戦が必要です、第3波の大きな課題、、、

(各日までの1週間の平均陽性率)
      陽性率     検査数  陽性者数
6月21日 0.5%  73911  435人
6月28日 1.3%  39103  526人
7月5日   2.6%  43392   1132人
7月12日 3.4%  57911 1980人
7月19日 3.8%  81922 3140人
7月26日 5.9%  80286 4742人
8月2日   6.0% 121121   7304人
8月9日   6.1% 164877  10094人
8月16日 4.5% 176032    7931人
8月23日 4.9%  143766    7033人
8月30日 4.4% 124531    5517人
9月  6日 3.0% 140951 4155人
9月13日 3.1% 121494 3799人
9月20日 2.8% 124451 3439人
9月27日 2.9% 108743 3033人
10月4日 1.7% 214882 3649人 ※ただし、検査数に異常値参入有、実質横ばい
10月11日  2.7% 132914 3573人
10月18日  2.8% 134620 3744人
10月25日  2.8% 139830 3878人
11月 1日   3.1% 147810 4612人
11月 8日   4.2% 140243 5940人
11月15日  5.5% 173776 9591人
11月22日  6.2% 217199 13502人  ※陽性率、検査数、陽性者数とも過去最大

欧米に比べてなぜか低い東アジアの感染ピーク、
(文末にメモ再掲しています)

先週も書いたように『日本の感染拡大のピークはどのくらいになるのか?』も焦点、

どこまで陽性率が上がるのか、1日の感染者数はどこまで増えるのか?

毎日の動向から目が離せません、

■進むコロナ研究、ワクチン開発

福井大学医学部は、新型コロナウイルス感染防止や重症化の予防が期待される物質として(「プロピオン酸」と「プロピオン酸ナトリウム(Na)」)を特定したと発表、

記事はこちら ⇒

これは、コロナのこと50で書いた『コロナがヒトにとりつく際の入り口となるタンパク質ACE2』の量を減らす効果があるそうです、

今後はこの物質の実用化研究が進むと思われます、

また一つ、希望の光が、

■新型の遺伝子ワクチンも実用段階に入ってきましたが

ワクチンも2社が第3相臨床実験を終了し、そのワクチンの有効性が確かめられたことを発表、

いよいよ実用化の段階に入ろうとしています、
(米国の大統領が自分の手柄のように話していました、相変わらず^^)

モデルナ社とファイザー社の2社、いずれも「遺伝子ワクチン」と呼ばれる新しいタイプのワクチンです、

従来の「不活性化ワクチン」などに比べて開発期間が短く、大量生産にも適している、と云われている「遺伝子ワクチン」、

2社の遺伝子ワクチンの特徴はこちらが分かり易いです ⇒

なにやら魔法のような新型ワクチン、新型には新型を!!という訳ですが、

が、そんなに簡単には事は運びません、

まず、保存温度が2社とも氷点下、モデルナ社は-20℃、ファイザー社は-60~80℃!!

なんと、取り扱いはなかなか難しそうです、

実用化=一般の人々に接種するには設備面(冷凍庫や冷凍ケース)での対応も必要です、

ここらも動きは素早く、日本政府はすで超低温冷凍庫3000台を確保したとか、
(毎日新聞11月23日記事参照 ⇒)

そして、従来から云われていることは現実になるようで、、、

遺伝子ワクチンで体内に生成される抗体(これが感染を防ぐ)の存続期間が、どうも短い可能性がある、

つまり、毎年、もしくは(季節性のないCOVID-19は)年に複数回の接種が必要になる可能性があります、

しかし、2社とも90~95%程度の感染抑制効果が第3相臨床実験で得られたというのは偉業です、

インフルエンザワクチンの感染抑制効果が最大で50%程度と言われているので、これが素晴らしいワクチンであることは間違いないようです、

あとは大量摂取時の副作用の問題、これはこれからの段階で出てくる可能性がある、

大きな副作用がないことを祈ります、

■かたや、新薬はどうだ!?WHOは「レムデシビル」の服用を推奨せず、

11月20日、WHOは新薬「レムデシビル」の服用は推奨しない、と発表しました、

これまでの投与患者の死亡率の低下、人工呼吸器の必要性、回復の時間などで顕著な効果が認められなかった、としています、

かたや、この新薬は多くにヒトに投与され(米国大統領にも^^)ている実績があります、

難しいねえ、医師の現場判断ということになるのでしょうか、

ここらも、これからどんどん事態は変わっていくし、研究も進んでいくと思います、

■で、GOTOキャンペーンはどうだ!?良いのか?良くないのか?

そんな中、政府の専門家委員会から『GOTOキャンペーンが感染拡大に影響している』という答申がなされ、

キャンペーンの縮小とその対応に政府が乗り出しました、

冒頭に書いたように『医療現場の崩壊』を避けるためにはあらゆる方策を実行する、という雪崩的な空気の中ではやむを得ないのかもしれませんが、、、

独酌酔言的にはこう考えています、

GOTOによる“移動自体”には大きなリスクはないのではないか?

リスクは“宴会・飲み会にあり”という感じです、

春にバスツアーでのクラスター発生がありました、

10月には国内バスツアーでのクラスター発生もありました、
(これは体調不良を自覚しながら参加した人と、その自己申告を見逃した添乗員のダブルミス)

でも、通勤電車や通常のバス、新幹線、旅客機でのクラスター報告は(たぶん)聞いていません、

感染防止の基本動作=

・マスクの着用
・手洗い
・3密の回避

が出来ていたら、クラスター発生は相当防げます、

ただ、病院や高齢者施設などの閉鎖された空間は少しリスクが高そうです、
(クラスター発生実績からの推論)

そして、もっともリスクが高いのは宴会・飲み会です!!

お酒が入ると仕方がない、長時間、密接した関係で唾飛沫が飛びまくります、
(ワタシもついそうなってしまう)
(お酒が入らなくても、長時間の密接した会話はリスク高い)

これがもっとも高いリスクと考えています、

旅の楽しみの一つ、食事や宴会、GOTOと共にある一定の割合で宴会・飲み会が増えたのも事実でしょう、

だから、大きく網をかけるという意味ではGOTO抑制に傾いた、

でも、春先のように外出規制は不要です、

遠距離の旅でもマスク着用、静かに移動、体調不良時はGOTOしない、

これで十分感染予防効果は維持されると思います、

でもね、旅先では、、、つい、、、ねえ、、、ちょっとだけなら、、、

ということにもなりかねません、

ここが我慢のしどころ、

残念ですが、旅先での酒場は当面一人で行くことにします^^)




【参考メモ】

独酌酔言で何度も書いている、

『欧米に比して、なぜか東アジアでの感染ピークは低い』件についてのメモ、

今回も再掲しておきます、

① 初期の“クラスター潰し”戦略が功を奏した(初期の押さえ込みに貢献)
② 日本の高い衛生習慣(手洗い・マスク着用などの習慣)
③ 日本の距離のある社会習慣(握手・ハグはほとんどしない+靴を脱いで家に上る)
※36で追記 ⇒ トイレが清潔
④ BCG接種のラッキーパンチ(未だエビデンスなし)
※23で追記 ⇒ 山中教授も未だ注目
⑤ 外出自粛3密回避・都市間移動制限などの効果(絶対的効果も、実情は心もとない)
※23で追記 ⇒ 自粛なのに日本人はよく頑張りました、一部解除以降は緩んでいますが
⑥アジア人はコロナウイルス(SARS-Cov-2)に対するなんらかの免疫があるかもしれない
※37で追記 ⇒ 交差免疫の存在 東アジア人には過去の風邪体験などからCOVID-19への何らかの免疫が存在する?

今見ると、①とか⑤は本質的には関係なかったようですが、他はまだ可能性があります、

とくに確度が高くなっているのが⑥の交差免疫説です、

もともとコロナウイルスは風邪を引き起こすウイルス(今回のCOVID-19は新型!)、

東アジアの国々では中国由来のコロナウイルスに感染してきたことでの(ある程度の)免疫があるのではないか?という説です、

そうであったらありがたいことです、

あ、それと基本動作の②とか③はやはり今も重要です、これは変わりなし、


なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事51~陽性率もハッキリ第3波(ホントは第2波)襲来を示しています、焦点は日本の感染拡大のピークがどれくらいになるのか?です。

2020年11月16日 | コロナウイルス2020

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事51~陽性率もハッキリ第3波(ホントは第2波)襲来を示しています、焦点は日本の感染ピークがどれくらいになるのか?です。

先週の週間陽性率は5.5%、7月末以来の5%台です、

1週間の新規感染者数も1万人に迫る勢いで急増、ハッキリと第3波(ホントは第2波なんだけど)の襲来を示しています、

冬の到来を迎えて、いよいよコロナ感染拡大が本格化すると思われます、

(各日までの1週間の平均陽性率)
      陽性率     検査数  陽性者数
6月21日 0.5%  73911  435人
6月28日 1.3%  39103  526人
7月5日   2.6%  43392   1132人
7月12日 3.4%  57911 1980人
7月19日 3.8%  81922 3140人
7月26日 5.9%  80286 4742人
8月2日  6.0% 121121   7304人
8月9日  6.1% 164877  10094人
8月16日 4.5% 176032    7931人
8月23日 4.9%  143766    7033人
8月30日 4.4% 124531    5517人
9月  6日 3.0% 140951 4155人
9月13日 3.1% 121494 3799人
9月20日 2.8% 124451 3439人
9月27日 2.9% 108743 3033人
10月4日 1.7% 214882 3649人 ※ただし、検査数に異常値参入有、実質横ばい
10月11日  2.7% 132914 3573人
10月18日  2.8% 134620 3744人
10月25日  2.8% 139830 3878人
11月 1日   3.1% 147810 4612人
11月 8日   4.2% 140243 5940人
11月15日  5.5% 173776 9591人

今後の焦点は『日本の感染拡大のピークはどのくらいになるのか?』です、

■世界の感染拡大の実数

たしかに急拡大急増しているコロナ感染者数ですが、世界的に見ればまだまだ少ないレベルです、

現在、世界が経験しているコロナ感染拡大(1日の感染者数)はこんな感じ、

(11月15日の世界の1日の感染者数:COVID-19トラッカーの集計数字)

世界全体 490771人 

これが1日辺りの新規感染者数ですよ、各国では、

米国       132697人
インド     29035人
ブラジル 36012人
フランス 27228人
英国        24962人
イタリア 33977人

日本の累計感染者数が116677人、最新の1日の新規感染者数1694人、

世界は桁違いの激しい第2波の襲来を受けています、

■ちょっと寄り道、第2波か?第3波か?

日本のマスコミでは今回の再拡大を押し並べて『第3波』と呼んでいます、

独酌酔言的には『第2波』なのですが、、、

2020年春時点での第2波の定義(そんなのがあったのかどうかも?疑問ですが^^)は、

・第2波は秋に来る
・第2波はウイルスが変異して凶暴化している

独酌酔言ではこの2つが第2波の要件と考えていました、なので今回が第2波、

日本国内の夏の流行は、春に外出自粛を行ったため感染拡大が先延ばしされただけで再拡大ではない、というのが正しいと思うのですが、

ま、2波でも3波でも現状では本質的な問題ではないので、この際、独酌酔言も日和ることにします^^)なにせややこしい、、、

ここから後は、今回の流行を『第3波』と書きます、はい、やむなし、、、

閑話休題、

■久しぶりに掲載、、、なぜか低い東アジアでの感染ピーク

欧米のように、1日に1万人以上の新規感染者が出る日常、考えるだけでぞっとしますが、、、

東アジアには大きな味方がいます、

それが誰なのか?未だに確証はない、、、月光仮面は誰でしょう?状態(古すぎる!^^)なのですが、

独酌酔言で何度も書いている、

『欧米に比して、なぜか東アジアでの感染ピークは低い』件です、

これまで様々な要因が候補に挙がっています、久し振りに掲載、

① 初期の“クラスター潰し”戦略が功を奏した(初期の押さえ込みに貢献)
② 日本の高い衛生習慣(手洗い・マスク着用などの習慣)
③ 日本の距離のある社会習慣(握手・ハグはほとんどしない+靴を脱いで家に上る)
※36で追記 ⇒ トイレが清潔
④ BCG接種のラッキーパンチ(未だエビデンスなし)
※23で追記 ⇒ 山中教授も未だ注目
⑤ 外出自粛3密回避・都市間移動制限などの効果(絶対的効果も、実情は心もとない)
※23で追記 ⇒ 自粛なのに日本人はよく頑張りました、一部解除以降は緩んでいますが
⑥アジア人はコロナウイルス(SARS-Cov-2)に対するなんらかの免疫があるかもしれない
※37で追記 ⇒ 交差免疫の存在 東アジア人には過去の風邪体験などからCOVID-19への何らかの免疫が存在する?

今見ると、①とか⑤は本質的には関係なかったようですが、他はまだ可能性があります、

とくに確度が高くなっているのが⑥の交差免疫説です、

もともとコロナウイルスは風邪を引き起こすウイルス(今回のCOVID-19は新型!)、

東アジアの国々では中国由来のコロナウイルスに過去に感染してきたことでの(ある程度の)免疫があるのではないか?という説です、

そうであったらありがたいことです、

あ、それと基本動作の②とか③はやはり今も重要です、これは変わりなし、

■で、今後の焦点は『日本の感染拡大のピークはどのくらいになるのか?』です

『日本の感染拡大のピークはどのくらいになるのか?』、

これは予測不可能です、なにせ初めての冬、どこまで感染が拡大するのか?

これは誰にも分からない、やってみないと分からない、

でも、これまでの国内の感染拡大ピークは8月2週目で、1週間の新規感染者数が1万人を超えています、

今回の第3波ではこれを軽くクリアしそうな勢いです

要因としては以下の2つが考えられます、

どちらも感染拡大ピークが高くなることを予感させます、

① 季節要因⇒
湿度が低いシーズン到来、ウイルスの活動が活発になることが確認されつつあります、
(コロナのこと50参照)

② ウイルスの変異=凶暴化⇒
最初に書いた“第2波の定義”にあるウイルスの変異、

今回、ウイルスが凶暴化している可能性を示す研究結果も出てきています、

こちらの研究結果をご覧ください ⇒

夏までの国内の流行は中国から来たB=武漢型と、その後に持ち込まれたC=欧州型のよるものです、

この冬にひょっとするとD型が出てくるかもしれません、
(タイプ呼称はいろいろあります)

■インフルエンザとの同時流行は?

毎年、12月頃から感染拡大するインフルエンザ、コロナとの同時流行も気になるところです、

発熱による外来が増えて医療機関の負担増に繋がるのは必至、

でも、結果的にインフルエンザはあまり流行しないと予測しています、
(あくまで独酌酔言的な予測です)

理由は2つ、

・インフルエンザ ワクチンを接種する人が増える
・マスク、手洗い、3密回避の基本動作が励行されるであろう

この2つの要因でインフルエンザの流行は低く抑えられる可能性があります、

問題はやはりコロナの流行、

国内の感染ピークはどのくらいまで高くなるのか?

交差免疫が頑張るのか?日本の生活様式が功を奏するのか?

コロナの変異凶暴化が勝るのか?

本格的な第2ラウンド(第3波)のゴングは鳴りました、

できたらリングに上がりたくない試合です、

一人一人が基本動作をしっかり守ることが大切、

しばらく連れ呑みは控えましょう、はい!


なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事50~週間陽性率は急上昇!4.2%に!!いよいよ第2波の襲来のようです、そしてAI全論文読破!!

2020年11月10日 | コロナウイルス2020

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事50~

週間陽性率は急上昇!4.2%に!!いよいよ第2波の襲来のようです、

先週の週間陽性率は急上昇!4.2%でした、これは8月末以来のレベル、

感染者数も5940人と同じく8月末のレベル、この辺りの数字は見事にリンクしています、

同じような感染力でコロナが活動していることがよく分かります、

北海道での1日辺り新規感染者が9日に200人を超えています、

一足早く冬に入っている北海道、やはり冬季の感染拡大は避けられないようです、

個人的には第2波の定義は・・・

『コロナが変異して凶暴化している』ことが要件と考えていましたが、季節性の影響が思ったより大きいようです、

これは後述します、

(各日までの1週間の平均陽性率)
      陽性率     検査数  陽性者数
6月21日 0.5%  73911  435人
6月28日 1.3%  39103  526人
7月5日   2.6%  43392   1132人
7月12日 3.4%  57911 1980人
7月19日 3.8%  81922 3140人
7月26日 5.9%  80286 4742人
8月2日   6.0% 121121   7304人
8月9日   6.1% 164877  10094人
8月16日 4.5% 176032    7931人
8月23日 4.9%  143766    7033人
8月30日 4.4% 124531    5517人
9月  6日 3.0% 140951 4155人
9月13日 3.1% 121494 3799人
9月20日 2.8% 124451 3439人
9月27日 2.9% 108743 3033人
10月4日 1.7% 214882 3649人 ※ただし、検査数に異常値参入有、実質横ばい
10月11日  2.7% 132914 3573人
10月18日  2.8% 134620 3744人
10月25日  2.8% 139830 3878人
11月 1日 3.1% 147810 4612人
11月 8日 4.2% 140243 5940人

■専門家会議の提言よりも、NHKのNHKスペシャル「新型コロナ 全論文解読~AIで迫る いま知りたいこと~」のほうが参考になりました

9日、政府の専門家会議が緊急提言を発表しましたが、ま、理解の範囲内、クラスター源へのPCR検査の実施などを提言しました、

でも、それよりも11月8日(日)21時~放送されたNHKスペシャルが大変興味深かったです、

再放送予定無し、オンデマンドで11月15日まで配信中です、

これは必見、是非ご覧ください、

■NHKスペシャル「新型コロナ 全論文解読~AIで迫る いま知りたいこと~」

ちょうど山行終わりのホテルの部屋で視聴したので、録画できず、諸々記憶に頼って書きます、

すでに発表されているコロナ関連の科学論文(たしか20万以上と云っていたような)全文をAIに読み込ませて、キーワードを抽出するという企画、面白い、

で、そのから見えてきた4つのこと、少しずつコロナのことが分かってきます、

希望の光もあるし、やはり強敵であることをあらためて思い知らされる情報もあります、

テーマはこの4つ、
① この冬、感染は拡大するのか?
② ホントの収束はいつ?
③ 普通の風邪とは違うコロナの怖さ
④ 究極のウイルス対策

では、一つずつ紹介しましょう、

■①やはり冬季はコロナ流行が拡大するのか?

冒頭にも書いた冬季流行の傾向、気になっていました、

常識的には拡大する!と思っていましたが、ににせ初めての冬季、確証はありませんでした、

夏季も(インフルに比して)下火になることは無かったコロナ、冬季はどうなんんだ?

結論から書くと・・・感染は拡大するだろう、ということでした、

理由は大きく2つ、

一つ目は=『生活様式がどうしても密を生み出す傾向になる』

寒いとどうしても換気が悪くなる、屋内にとどまる時間が長い、と云う当たり前のことです、

これは当たり前、なるべき換気をするとかの対策が必要になります、

二つ目の理由は今回、論文で確認されたのですが、

『湿度がウイルスの活動に大きく影響している』可能性が高いと云うことです、

夏季の湿度60%の時に比して、湿度20%程度の冬季ではコロナウイルスの生存時間が(たしか)数倍(5倍だっけ、7倍だっけ?失念)程度に伸びるという論文があるそうです、

ウイルスが長い時間生き続けると、当然感染しやすくなります、

「密になる冬の生活様式」と「低い湿度」が相まって感染拡大を後押しする、こんな構図に間違いはなさそうです、

■『マスク免疫』とも云うべき現象も確認されています、

そんな冬季でも、やはり大切なのはマスク着用のようです、

もちろん、ウイルスの拡散を防ぐという効果に加え、

口腔周辺のの湿度温度を保つという物理的な現象もウイルス対策になります、

また、番組では『マスク免疫』とも云うべき驚きの現象も紹介されていました、

これはちょっとビックリの報告なのですが、、、以下のような理屈です、

マスクを着用していると、感染する際のウイルス量が微量で済む、

微量のウイルスに感染することで体内で免疫細胞が活動を開始、

これを繰り返すことで、抗体製造訓練となって抗体を作る能力が向上するので“重症化しにくい”体質になる、という研究論文です、

なるほどなあ、ワクチンと同じで“軽い感染状態”を繰り返し経験することで免疫力を高める!

ヒトの身体も精密に出来ています、

■やはり『交差免疫』についても言及

東アジアでの感染ピークが低いのはもはや周知の事実です、

でも、その理由はまだ確定していません、

でも、有力な説の一つが『交差免疫』

これは、風邪を引き起こす従来型コロナウイルスに感染することによって、新型コロナ(COVID-19)に対する免疫が生まれているのでは無いか、という説です、

また、COVID-19が中国由来であることから、古来より東アジアのヒトにはコロナ全体への免疫力が備わっている、ということも十分に考えられます、

番組では(攻め)乾燥・低温 vs マスク・交差免疫(守り)、

この構図でこの冬の流行拡大の行方が決まるのでは?と締めくくっていました、

これまでは感染ピークが比較的低い東アジア、初めての冬の到来で感染拡大はどうなるのか?

ここからはホントに真剣勝負で対策しなければならないと思いました、

■②コロナ禍の収束はいつ?

なんとも根源的な問題ですが、これに関しては専門家の意見は様々、

早ければ来年夏から秋、年内という意見が多かったです、

再来年辺りという方も複数、

さらには、ずっと付き合っていくことになる、という悲観的な意見もありました、
(インフルエンザのように)

ここらはまだよく分からないのが実情、

収束の決め手はやはりワクチンということにありますが、

そのワクチンの有効性もまだまだ分からない状況

抗体保持期間が極端に短いので、(インフルと違い)夏季にも感染するコロナのワクチンは年に複数回摂取しないといけない可能性も指摘されています、

また、トランプ大統領の治療に使われたと推測されている新薬「抗体カクテル」など、

ワクチン以外の特効薬の可能性も今後は研究が進む可能性があります、

ワクチン万能では無い、、、コロナは手強いです、、、

■③普通の風邪とは違うコロナの怖さ

これまでの風邪と違い、コロナ感染時の症状が多岐(全身)にわたることが特徴の一つだそうです、

その数、、、無数、、、

味覚障害はよく聞きますが、その他の全身の各器官で不調が起こるそうです、

これは少々ややこしい理屈なので、ざっくり端折って書くと、
(というか、詳細には書けません^^)

コロナが体内に入る時、“ACE2”という、、、え~っとなんだこりゃ?細胞?かなんかにとりつくそうです、
(専門的過ぎて上手く書けない!!)

この“ACE2”は全身の器官に存在しているので、ウイルスは全身で悪さをする、

発熱症状が治まった後も体調不良を訴える人が多いのは、

いろんな器官にウイルスが残っているので長期間、様々な症状が続くことが多いらしいです、

さらに脳の重要な部分にも“ACE2”があるので、

ここにとりつかれると“ブレインフォグ”=“脳の霧”と呼ばれる症状が出ることも紹介されていました、

これは脳が炎症を起こし、長期にわたって倦怠感などの不調が続く症状で、若者や女性に多いという怖い報告もありました、

■④究極のウイルス対策 紫外線222

初耳だったのは“紫外線222”!!

“222”は紫外線の波長を示す数字、この波長の紫外線は人体には無害で、そして、、、

コロナウイルスを駆除する効果があるというのです!!これは凄い!!

実験では10秒の照射で、コロナウイルスが88.5%減少したという結果が報告されています、

この紫外線照射装置はすでに実用化されており、医療機関や家庭内の安全な環境を作り出すのに有効と考えられます、

これはヒット商品になりますね、家電各社も一斉に発売すると思います、
(すでにたくさん発売中でした^^)

他には「低濃度オゾンガス発生装置」狭い空間、自動車の車内とかでは有効と考えられている様です、

以上、番組を観ながらのメモなので正確性を欠きます、ぜひオンデマンドで視聴してくださいませ、

さて、これからのCOVID-19冬の陣、いよいよ第2波、本格的な闘いです、

紫外線にも弱いCOVID-19、まさしく“鬼”かもしれません、

冬の呼吸、壱ノ型 マスク!!弐ノ型 交差免疫!!参ノ型 紫外線222!!

全集中でこの闘いに勝利しましょう!!


なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事49~むむ!陽性率が上昇傾向!!新規陽性者数も7週間ぶりに4000人超え、注意が必要!!

2020年11月03日 | コロナウイルス2020

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事49~

むむ!陽性率が上昇傾向!!新規陽性者数も7週間ぶりに4000人超え、注意が必要!!

まずは先週の週間陽性率は3.1%でした、久しぶりに上昇傾向が現れました、

新規陽性者数も7週ぶりに4000人を超えました、

陽性率、新規陽性者数とも9月第1週~第2週のレベル、

東京都以外での感染者数が増えているのも特徴かな?

いよいよ秋から冬へ、元々第2波が来ると予想されていた季節です、

経済を回しながらのシーズンインとなりますが、

基本動作(マスク・長時間の密接を避ける)をしっかり行うことで感染のリスクは相当下がると考えます、

気を緩めずに“ウィズコロナ”で行きましょう、

(各日までの1週間の平均陽性率)
      陽性率     検査数  陽性者数
6月21日 0.5%  73911  435人
6月28日 1.3%  39103  526人
7月5日   2.6%  43392   1132人
7月12日 3.4%  57911 1980人
7月19日 3.8%  81922 3140人
7月26日 5.9%  80286 4742人
8月2日   6.0% 121121   7304人
8月9日   6.1% 164877  10094人
8月16日 4.5% 176032    7931人
8月23日 4.9%  143766    7033人
8月30日 4.4% 124531    5517人
9月  6日 3.0% 140951 4155人
9月13日 3.1% 121494 3799人
9月20日 2.8% 124451 3439人
9月27日 2.9% 108743 3033人
10月4日 1.7% 214882 3649人 ※ただし、検査数に異常値参入有、実質横ばい
10月11日  2.7% 132914 3573人
10月18日  2.8% 134620 3744人
10月25日  2.8% 139830 3878人
11月 1日   3.1% 147810 4612人 ※久々にやや上昇

■北海道で再度三度の感染拡大

北海道の11月2日の新規感染者数はこれまでの最多の96人、これは東京都の87人を上回る数字、

うむ、東京都を上回るというのはちょっとショッキングな数字です、

季節性がないかもしれないCOVID-19、実際、この夏に感染が弱まるということはなかったのですが、、、

ひょっとすると秋から冬に関しては活動が活発になるという“季節性”はあるのかもしれません、

もしくは、気温が下がることによって3密状態が再び起こりやすくなっているのかもしれません、

11月2日の北海道感染者数91人のうち83人が札幌エリアでの感染者、

飲食店による感染か?それとも、冬型生活パターンが3密を生み出すのか?

今後も要注視です、

■新型コロナワクチン 一般の人たちに接種へ 懸念の声も ロシア

世界各社で開発中のワクチン、もちろん“ウィズコロナの時代”に終止符を打てるのではないかと期待されている切り札な訳ですが、

世界各社で開発中のワクチン、第3段階臨床試験では原因不明の症状が出るなどして中断を繰り返しています、

これ自体は想定内、普通にある障害なのですが、、、

ロシアはもっとも重要な第3段階の臨床試験を行わずにワクチン「スプートニクV」を承認、

2021年11月からには市民に接種する計画です、
(ワクチン名もなんか、、、笑っちゃイケないないけど、、、)

まあ、むちゃくちゃですね、最近の世界の指導者はむちゃくちゃです、はい、

でも、市民の44%は(副作用を怖れて)接種したくないと答えているそうです(接種希望者は22%)、

市民のほうがしっかり考えています、やはり市民革命が必要か、

ちなみに、ロシアは歴史的にもワクチン先進国らしく、政治的にもトランプやEUと張り合いたいんだと思います、、、しかしまあ、、、

■そんな中、ワクチンで得られる免疫が急速に減退する!!??と云うニュースも

英国からのニュース、

ワクチンで得られる免疫が数ヶ月で急速に減退する!?かもしれないという研究結果が発表されています、

つまり、インフルエンザワクチンと同じような状況ですね、毎年接種とか、

季節性がないと思われているCOVID-19の場合は年に2回接種が必要かもしれません、

開発中のワクチンも当然各社によって性能が違うわけですが、

実用化の段階では、“免疫保持期間”の長さが重要視されるようになるかもしれません、

日本政府はすでに3社と購入契約を結んでいますが、どのワクチンが効果的なのか?抗体保持期間に違いはあるのか?

なるべく長く免疫が保持できるワクチンにしたい、

そんな贅沢は云えないとは思いますが、そんなことが話題になる日が来るかもしれません、

■ハマスタでの入場者緩和の実証実験実施も、、、想定定員割れ、

10月30日に横浜スタジアムで行われたDeNA-阪神の試合で“入場者緩和時のガイドライン”策定のための実証実験が行われました、

現状、定員の50%が限度の入場者数を、最大収容人数の80%=約2万6000人まで引き上げて、

イベント開催時の感染予防対策や運用詳細を確認する実験でした、、、が、、、

当日の入場者数は約1万6500人と振るわず、想定人数を割り込んでしまいました、

ま、それでも実証実験は行われた(はず)、、、

想定外、世の中、そう簡単に思惑通りには運ばないぞ!と云う好例です、試行錯誤の繰り返し、

進歩も進化も少しずつ、ですね、

しかし、セパとも本命で優勝決定、トラもやはり決め手を欠きました、

そして、今年は来季の戦力外通告がとっても多いような気がします、
(数えていませんが、、、)

これもコロナの影響なら、ちと淋しいかな、、、