テリー・イシダの『独酌酔言』。

夜な夜な酒場で一人飲み、酔った勢いであれこれ、一言、申し上げます。

ラグビーワールドカップの経済効果はオリンピックより大きい!?~今日のお店:三宮センタープラザ西館B1F「丸吉」。

2019年10月25日 | 世の中

最近ね、この辺りの地下街に興味があるんですわ、はい、

三ノ宮の地下街、いや、“さんちか”ではなくて、“センタープラザ”とか“さんプラザ”の地下飲食街に興味があるんです、

大阪で云うたら大阪駅前ビル群の地下街みたいな感じでね、

おそらく三宮周辺の再開発によって地上にあった店や市場が地下に降りたんでしょうね、

ここらが今またエエ感じで熟成して来てると思うんですわ、

はい、でもね、なかなか入りづらい店も多いです、はい、いつもシャッター半開きの店とかね、あれはなんででしょう?

でね、ここはね、ランチ営業と夕方からは居酒屋営業やってます、はい、

がらんとしてるかもしれませんが、ま、安いしこういう感じで呑むのも好きなんです、

ほな、ちょっと寄って行きましょか、

でね、またしょうもない話ですけど聞いてもらえますか?

ラグビーワールドカップ、いや~、盛り上がりましたね、いや、まだ3試合残っているので観ますけどね、

にしても、日本代表チームの活躍にはホント驚いたし、感動しましたわ、

予選プールを1位通過とはだれが予想した?ま、選手たちはそのつもりだったみたいやけど、ホンマ凄かった、

開催前はね、『ラグビーのワールドカップってどうなのよ?』とか思っていた自分の視野の狭さを猛省、

ルールやレフリーの笛の改善ですごく観やすい分かりやすいラグビーに変っていたのもビックリ、まさしく紳士による紳士のスポーツに変容していましたね、

でね、とある飲食店のオーナーに聞いたんですがね、ラグビーワールドカップはオリンピックより経済効果が大きいかもしれない、って云うんです、

直感的には、そんなことはないやろ~、とか思ったのですが、、、聞くと、なるほど~と思ってしまいました、

1つはね、『海外のラグビーファンは半端なく飲み食いする』ということ、うん、そうらしいですね、とりあえずやたらビールを飲むらしいです、

これはなんとなく分かる、ホントにめちゃくちゃ飲んでたみたいです、

2つ目が目から鱗、

『ラグビーワールドカップは大会期間が長い!』『その間、ずっと日本にいるファンは試合のない日も日本を楽しんでいる』と云うんです、

ほ~う、今回の大会は試合数46試合、なんかこれだけ?とか思ってしまいますが、、、会期は44日間もあります、

オリンピック、あれだけお金を掛けてやっても会期は15日間(サッカーとかは先にやってるけど)、考えてみたら打ち上げ花火のように会期めちゃ短い、、、なるほど、、、

たしかに神戸や大阪にもラガーシャツを着た外国人がずっといました、

試合のある日だけでなく、その前も、その後もラグビーと日本滞在を楽しんでいるように見えましたわ、 なるほどな~、

ラグビーワールドカップ経済効果、そのうちにどこかが実績試算すると思います、楽しみですわ、

それと、今回の大会を機に日本ラグビーが一段と進化するのも楽しみです~、

【今日のお店:三宮センタープラザ西館B1F「丸吉」】

センタープラザ西館、一番西の方、エスカレーターで地下に降りると“三宮市場”のロゴが目に入ります、

この辺り、元は地上に一場があったんですね、

その“三宮市場”の横の通路を奥に入るとデコラテーブルが並ぶスペースがあります、

ここ、呑めるの?的な空気を醸していますが、、、呑めます、

「丸吉」というお店になるようです、

昼はランチ定食、夕方からは居酒屋です、メニューはこんな感じ、


ふふ、こういう感じでサクッと呑むのも好きなんです、

「刺身盛合せ」450円也、



お得感あります、

日本酒燗酒はワンカップで!380円也、ま、これはこれで風情だと思って、

メニュー多いし、とにかく市場ですから、はい、

そんな感じで楽しんでみてはいかがでしょうか、


この時代、「寿司屋の多様性」についての考察も必要、、、か?^^爆)~今日のお店:六甲山ガーデンテラス「ジンギスカン パレス」♪

2019年10月18日 | 世の中

久しぶりにね、ムラムラとジンギスカンが食べたくなりました!

なんか、急にあのラムとかマトンとかが食べたくなりました!

気候の良い時に、天気の良い昼間に、ビールをグビグビやりながら、ジンギスカンが食べたい!

ならばここでしょう!ということになったので、山を登ってからビールとジンギスカンってどう?

え?そりゃクルマでもバスでも行けますけど、やはりここは山行の後のビールとジンギスカンでしょう、

ね、ではでは、登りますよ、はい、ここはちょっと急坂ですよ~、

でね、またしょうもない話を聞いてもらえます、

今日の話はね、ホンマにしょうもない話なんですわ、ホント申し訳ない、

いやね、最近はSDGs云うてね、持続可能な社会な実現とか、

ダイバーシティ云うて、多様性を認める社会とかの重要性が説かれていますやん、

え?、、、「しょうもない話やないですやん、大切な話じゃないですか!」って、、、

いや、ま、今ね、ちょっと仕事でこの辺を勉強しているもんでっさかいに、

ちょっと知ったかぶりしただけなんですわ、お恥ずかしい、

で、今日の話はね、ワタシなりに思てる『寿司屋の多様性』についてなんですわ、

ね、なんか雲行きが怪しい話でしょ、

ちょっと前によく云われたのが“回る寿司”と“回らない寿司”みたいなこと、

そう、回るか回らないかが寿司屋のボーダー、

笑い話で、子供がちゃんとした寿司屋に入って『ここは回ってない!こんな寿司屋はイヤ!』云うた、ちゅう話があります、

気持ちは分かります、擦り込まれてますからね、

しかし、回る寿司屋さんも最近は美味しいらしいですな、

ワタシはあんまり回る寿司屋へ行かないので、作法がよく分からずたまに行くとドキドキします、

お茶の入れ方、皿の取り方、あのタイミングも難しい、

それに最近は回っているのは取らずにネタを注文出来るんですな、ホンマ緊張しますわ、

で、この数年で次のボーダーが出来てきました、はい、それは・・・

“立つか?座るか?”です、

はい、この数年で立って食べる寿司屋さんが増えてきているように思います、

これがまたそれなりに美味しい、みなさん、よく努力されています、たいしたもんです、

ということで、最近のボーダーは“立つか?座るか?”、

ワタシ、立ち呑みが好きなだけあって“立ち寿司”との相性もエエみたいです、

寿司屋のボーダー、これで決まりかと思いきや!まだあります、

『寿司屋の多様性』は止まりませんわ、

寿司屋の最終ボーダーは、、、『醤油皿があるか?ないか?』!です・・・

え?醤油皿は要るでしょう!って、はい、でも醤油皿がない店もあります、

そう、“醤油を刷毛で塗る寿司屋”です、

ワタシも何軒か、この“醤油を刷毛で塗る寿司屋”愛用しています、末枯れたエエ店もあります、

でも、ここまで来るとね、さすがに、

『そういう店はちょっと勘弁してください』

と心の中で思っている人が多いようです、、、そりゃそうか、

でもね、先日、この“醤油を刷毛で塗る寿司屋”で安くて美味しい店に当たりました、はい、

つまりですね、外見や習慣形式でその寿司屋の優劣を決めつけてはイカンということです、

今の社会、『寿司屋の多様性』も認めていかなければなりません、

回ろうが回るまいが、立とうが座ろうが、刷毛で塗ろうが塗るまいが、

『寿司屋の多様性』が認められる社会にしていく!これが大切で、、、

え?なんですか?

最初から思てたけど、、、今日の話は、、、ホンマに、、、しょうもない話やな~、って?やっぱり?

スイマセン~、多様性の事を考えていたら、、、つい、、、寿司屋の話に、、失敗ですわ、

はい、寿司屋の話だけに、、、これで一貫の終わりでございます、

お後がよろしいようで、、、

【今週のお店:六甲山ガーデンテラス「ジンギスカンパレス」】

六甲山ドライブウエイのガーデンテラスにあるジンギスカン専門店、

関西の人ならなんとなく、あそこにジンギスカンがあるよね、と知っている人が多いのでは、

でも、行ったことない人が多い、ワタシも未探訪でした、で、今回は平日ランチで楽しむ企画、

もちろんクルマやバスで行けるのですが、ここはやはり登りましょう、

ということで、六甲ケーブル下からハイキング、結構急坂ですが2時間足らずで到着です、

平日のランチ、ラム肉だけの「ラムランチ」が1600円也、

牛や豚・鶏肉も入った「ジンギスカンランチ」が2000円也、

いずれも+800円で食べ放題になります、これはお得~、

この日は1テーブル4人で「ラムランチ」食べ放題で計12人前をペロリ、

今のラム肉は匂いもなく、脂も少ないのでいくらでも食べられます、

もちろんビールもグビ、

クラフトビールもありました、

たまには健康的に歩いて、そして景色を楽しみながらのビールとジンギスカンをたらふく、

どうですか?

このコース、なかなか楽しかったので、また行こうと思っています、


有るとしんどい、無いと寂しいのがお仕事^^)さて、何歳まで働きますか?~今日のお店:渋いです、お初天神路地裏の「北サンボア」。

2019年10月11日 | 世の中

もう一軒行きますか?行く!?はい、じゃあ行きましょう、

焼鳥の「秋吉」の後ですからね、どうしようかな、、、

たまにはBarでも行きましょか、ね、もちろん立ち飲みのBarでっせ、

いいですか、ではでは、このねお初天神の路地に入ってね、、、 、

でね、しょうもない話ですけど、また聞いてくれます?

いや、ワタシね、64歳になりまして、はい、会社を定年退職してから早4年ですわ、

この4年間、めちゃ早いです、あっという間ですわ、大学も4年間でしたけど、まあそれの半分くらいの長さしかない感じ、倍の早さで時間が流れています、

で、この4年でね、つくづく思うんですけど、やっぱりみんな仕事が好きやな~ということなんです、

同級生で完全に仕事を辞めた人は、、、いませんわ、はい、

フルタイムで働いている人が一番多いし、そうでなくても何らかの形で仕事はしている、

ワタシもね、一応無職を名乗っていますが、これでも少しは仕事をしています、そうやな~、フルタイムの25~30%くらいの感じで仕事しています、これくらいがちょうどエエ感じ、

会社員の時は週5日間朝から晩まで、週末もよう仕事していました、今考えたら働き過ぎ、無償の残業もぎょうさんしていました、

でもね、まるっきり仕事がなかったら、それはそれで辛いもんがあるような気もしています、人間とは勝手なもんですな、あったらあったで文句言うし、ないならないで物足らん、

まるっきり仕事が無かったら、、、なにをして毎日過ごすのか?これが分からない人も結構多いみたいですな、

人生を楽しむ、というのは難しいもんです、日本人は人生を楽しむのが下手なんかもしれません、

やっぱり人生の終盤、ここは楽しんだ方が良いと思いますわ、絶対に、

健康第一で人生を楽しむ、これが出来るかどうかが最後の宿題のような気がします、お金も稼ぎながら人生を楽しむことが出来たら一番エエと思います、はい、

そういうと、なにやら政府は“人生100年時代”とか“70歳まで就労機会を”とか云うてますけど、あれはどうなんでしょう?なにやら眉唾モンのように聞こえます、単に年金払いたくないだけ?というか年金払えない?

2016年の健康寿命(2018年発表)は男性72.14歳、女性74.49歳やそうです、実感的には少し若すぎる気もしますが、まあ、健康な状態で一人で医者や介護の世話にならずに生活できるのが平均的にこれくらいまで、ということです、ワタシ、あと8年しかないやん、

仕事を辞めてから健康が尽きるまでのこの間をどう過ごすか?

みなさんも今からよう考えてね、やることないから仕事する、というのはちとモッタイナイ^^)

【今日のお店:北サンボア】

バー「サンボア」、大阪に3店くらいあるでしょうか?京都にも西木屋町と寺町三条にありますね、

大阪は北新地と堂島にもありますが、ワタシが初めて行ったのはお初天神の裏路地にあるこのお店、

「北サンボア」と云うようです、

初めて入ったのが40年以上前、会社の先輩に連れられて入りました、懐かしい、

当時は並びにステーキ屋とか小料理屋があり、なんかこの辺りはエエ感じやな~と、感じ入ったのを憶えています、やはり路地裏好き、

久しぶりに入った「キタサンボア」、

店内はイメージ(40年前の思い込み)よりも明るくてカジュアルな雰囲気、椅子やカウンターもエエ感じで年を重ねています、

「ハイボール」は氷でグラスを冷やして、氷なしで出てきます、もう作り方からしてBarな感じ、

居酒屋の「ハイボール」とは別物、やはり美味しい、この時は「ターキーライ」がベース、“ライ”もなんか洒落た感じがして好きでした、

 



店内の小物もいちいち洒落ているような気がする、

たまには、こういう立ち飲みもエエですな、

「北サンボア」、また来ますね♡、、、


居酒屋で“燗酒”が通じない!?マジですか、、、でもホントに通じなかった!~今日のお店:なんなんタウン焼鳥の「八起亭」。

2019年10月04日 | 世の中

そろそろ、燗酒が恋しい季節になってきました、、、

って!なってへんがな!!なに、この暑さ、10月に入っても30℃越えって、

グレタ嬢の云う通り、地球温暖化対策、ホンマに真剣に取り組まんとエライことになるような気がしています、はい、

それでもね、やっぱりこの季節になると燗酒は恋しくなるもんです、

上等の地酒を冷やしたり常温で呑むのも良いですが、上手につけた上撰あたりの燗酒、これはこれで別嬪なお酒になります、はい、

ここはね、焼鳥も美味しいし、そうなるとやはり普通の燗酒も美味しく呑めるんですわ、

ちょっと入ってみましょか、

でね、この燗酒に纏わる話なんですがね、くどくどと話しますがちょっと聞いてもらえます?

居酒屋でね、燗酒を頼む時、だいたいほぼ95%の方は『熱燗!』って注文しますよね、

ま、みなさん、もうよく御存じなのでこれ見よがしにいう事ではないのですが、

“熱燗”は温度によって6段階ほどある燗酒の熱い方から2つ目、だいたい50℃前後の燗酒の呼び方、

この“熱燗”がなぜ居酒屋の燗酒の呼び方の定番になったのか?

この話、どこかで読んだか、聞いた憶えがあるのですが、、、あらためて調べてみても分かりませんでした、

あ~、個人的には非常にモヤモヤしていますが、、、分かりません、知ってたら教えてくださいな、はい、

燗酒ではないお酒、常温の場合は“冷や=ひや”と呼ぶのですが、これもまたややこしいです、はい、このままだといろいろと誤解を呼びそう呼び方ですな、

まず“冷酒”とは違います、“冷酒”=冷やしたお酒、純米吟醸とか純米大吟醸になると冷やした方が美味しいお酒も多い、

そして“おひや”とも違います、“おひや”=水です、なぜ“おひや”と云うのか?って、これも知りませんが、“おひや”はもうみなさんが使っていますよね、

ちなみにワタシは『お水、下さい』という事が多いです、

酒の“冷や”はあくまで“常温のお酒”という場合に使います、

ま、これも今はどんどん廃れていってます、もう常温と云った方が伝わりやすいのが現実、、、

でもね、最近もっとびっくりすることがありました、これにはちょっとビックリ、

居酒屋でね「燗酒」を注文したのですが、、、これが通じないのです、

別々の店で2回ありました、ま、普通の居酒屋、両方とも若い店員さん、女性と男性でした、

『燗酒、1本』、

『・・・』

『燗酒、1本ください』

『・・・』

店員さんは困った様子、え!?燗酒がないの?と一瞬ビックリしました、が、ハタと気がつきました、

“燗酒”が通じないんだ!

『熱燗、ください』

『あ!熱燗ですね、あります』

なんとまあ、男性はアルバイトかな、でも女性は普通に店員さんみたいでした、でも“燗酒”は通じないのです、

彼らにとって日本酒を温めると、それはあくまで“熱燗”なのです、そうい固有名詞で憶えている、

注文システムにそう載っているのか?メニュー名が“熱燗”なのか?

いや、もっと以前に“燗をする”“燗をつける”という概念がもうない、日本酒を温めることを“燗”という事を知らないのです、

こういう事象はよくあります、何もかもが目の前に完成形である時代、もともとあった課程(文化)をショートカットしてその完成形だけが目の前にある現代社会です、

日本酒を温めるのが燗酒で、その温度により6段階のつけ方があり、冷やは常温のこと、というめんどくさい過程の知識は不要で、コミュニケーション(注文)に必要な最低限の言葉=熱燗だけが残っていく、冷酒だけが残っていく、、

そういうことなんでしょう、

実はワタシも完成形しか知らないことが多いです、

たとえば“辛子”、この原材料を知りませんでした、情けない、、、

完成形の辛子のチューブは冷蔵庫に入っているのですが、原材料と加工法をまったく知りませんでした、、、まだまだ勉強ですわ、

【今週のお店:なんなんタウンの焼鳥「八起亭」】

おそらくは南海電車「難波」駅前を再開発した時にできた地下街なんなんタウン、

あまり呑んだことはなかったのですが、よ~く見てみるとなかなか良いお店が揃っています、

その筆頭が、一番北寄りにある焼鳥の「八起亭」、ここは地上にあった店が地下に降りて来たのではないかと推察しています、

なんだかチェーン店のようなイメージがあったのですが、よく考えるとこの店名はここだけか?

一度入店してチェーン店ではないことを確信、焼鳥がとっても美味しいです、



名物は「「若鶏ももステーキ ハーフ」、

「若鶏たたき」も美味しかった、


焼鳥おまかせ5本とビール、スープ、野菜のセットもお得です、



そして、1回目は日本酒を“冷や”で、

2回目は“ぬる燗”でお願いしました、一合のガラス瓶です、

“ぬる燗”は頼むとすぐに出てきました、

どうやら焼き台の傍にガラス瓶が並んでいるのですが、それがそのまま“ぬる燗”として出て来たような気がします、なるほど、

“熱燗”を頼むと、そこから湯煎するのかな?

地下街にありながら老舗感漂う焼鳥「八起亭」、一度入ってみてはいかがでしょうか?

ちなみに店名は“やきてい”(ワタシはこう読んでいました)ではなく、“やおきてい”みたいです、七転び八起きの八起ですね、

目の前にある完成形だけでなく、これまでの歴史にも興味あります、店名の由来とかも訊いてみたいな、