中学入試・算数の小部屋

中学入試に出される算数の問題は、一般の人にとっても、なかなか良くできた脳トレです。

國學院大學久我山中1999年算数2番(3)・解説(答え)

2008年10月20日 | 中学受験算数・解き方
今年は受験生が多く、受験校の傾向分析などで時間が割かれ、このブログの更新がすっかり滞ってしまいました。お恥ずかしい限りです。
では早速、解説に入りましょう。

「1月1日が水曜日のうるう年には木曜日が何日ありますか。」というのが問題でした。
こういう問題はいかに簡単にスパッと答えを出すかがポイントです、と書きましたが、なるべく簡単に説明しましょう。

366÷7=52・・・2
つまり、1年間の中に、水曜から始まる1週間が52セット入っていて2日余るということです。
1セットの中にはもちろん木曜は1日だけです。
水曜から始まる1週間ですから、余りの2日は水曜、木曜で、この中にも1日入っています。
ということで、52+1=53
53日が正解です。

この時期ですから、ほとんどの受験生は簡単に答えられたでしょうか。
お父さん、お母さんはどうでしたか?
余りの中の1日を忘れないように!