blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

危機一髪!

2007-02-09 22:22:26 | 日記
私の勤めている店は、夜の8時まで開いている。
普段は8時ギリギリに入ってくるお客さんはいないが、今日は1人急ぎ足で入ってきた。
ちょうどレジを締める準備をしていたので驚いたが、ほんの数分で買い物をして帰っていった。

HPの日記を読んでいただいている方は分かるが、この時間は閉店放送がガンガンかかっている。
その内容が、いかにもお客さんに「早く買って帰れ」と言っているような感じで大変不快なものである。
もう少し買い物に長く時間がかかっていたら「お急ぎください」なる放送がかかるところだったから、まさしく危機一髪の事態であった。

こんな田舎の店だから8時をまたいで来店する方はほとんどいないが、都会の忙しい店舗になれば閉店間際もけっこう人が残っているケースも考えられる。
間際に来ていることはお客さん自身がいちばんよく分かっており、何となくでも「申し訳ないな」と思って買い物をしているのである。
そこにもってきて「もう閉めます、もう閉めます」という放送をかければ、どういうふうに思われるかは自明である。

従業員に残業させたくないのは分かるが、店はお客さんあってである。
とにかくこの会社ではお金のことばかりが優先され、お客さんの立場に立つことができていない。
聞いた話ではこの会社の前身は問屋だったということだから、末端の接客の部分に対する意識に若干世間とのズレがあるのかもしれない。
チラシなどを見ていても目玉が何なのか分かりにくく、あまり商売がうまい会社ではないようだ。

この店で働いていると「世の中の常識」とはかなり外れた決まりが多いので、ある意味勉強にはなる。

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