私の見性体験談の中でも書きましたが、主な自覚ワークとして、自分を観るワークと、自分を愛するワークの2つのワークがあります。
どちらのワークも、自分に意識を向け、本来の自分を知っていくための非常に有効な手段になります。
まずは、自分を観るワークについて説明します。
自分を観るワークは、その言葉の通り、ただ自分を観ていくワークです。
具体的には、私という存在や、私の感情、考えていること、行動等を淡々と観ていきます。
そのときのポイントは、常に「私」を意識するようにします。
「私」がそういう感情や思考等を起こしているんだということを常に自覚するようにします。
例えば、嬉しいときは、私がいま嬉しく思っているんだな~と観ます。
怒っているときも、私はいま怒っているのだな~と観ます。
悲しいときも、私はいま悲しんでいるのだな~と観ます。
そして、そうやって自分の中の感情を観ながら、その感情を「私」が起こしているのだな~と自覚するようにします。
また、花や風景を観ているときも、ただ花を観るのではなく、花を観ている自分に意識を向けるようにします。
そして、私が花を観るという行動(考え)を起こしているのだということを自覚するようにします。
また、夕食に何を食べようかを考えているときは、「私」が夕食のメニューをころいろ選んでいる様子を観ていきます。
夕食を食べるときも、「私」がご飯を口に運ぶという考えを起こして、それをお箸でご飯を口に運ぶという動作に繋げている様子や、次にどのおかずを食べようかと考えている様子を逐一観ていきます。
また、特に何もしないでボーっとしているときは、自分で積極的に考えを創り出してみてください。
例えば、今度の休みに何しようかなど、何でもいいです。
そして、自分が考えを創り出している様子を観察してみてください。
頭の中の考えが減っているときの方が、個々の考えを観るのには適しています。
私の場合は、よく晩ご飯を題材にして考えを起こし、その考えを観察していました。
例えば、晩ご飯の選択肢(考え)を順番に頭の中(あるいは、心の中)で思い浮かべていき、その選択肢(考え)が思い浮かぶ瞬間や、選択肢(考え)が頭の中に留まって浮かんでいる様子や、消えていく様子を観察しました。
そのとき、そうやって考えを起こしているのも、その考えを観察しているのも、「私」がやっていることんだということを常に意識するようにしていました。
特に、「私」を意識することは日常の中で徹底的にやっていました。
歩いているときも、「私」が自分の左右の脚を動かしているんだということを意識していました。
左右の脚を前に送り出す度に、「右」、「左」、「右」、「左」という具合に、一歩一歩意識しながら歩いていました。
そして、道を曲がるときも、立ち止まるときも、「私」がそういう考えを起こしてそれを体の動きに繋げてるんだと意識していました。
どうでしょうか?
自覚ワークのやり方を何となくでもご理解いただけてるでしょうか?
何となくでも理解できたら、大丈夫です。
とにかく、実践してみてください。
そして、諦めず毎日続けていただきたいのです。
自分を観るワークは、よく泳ぎの練習や、自転車に乗る練習に例えられます。
とにかくやってみて、身体で覚えていくという側面があるのです。
みんな、最初はよく分からないまま始めます。
コツを掴むまでが少し大変ですが、コツさえ掴めば、あとは知らず知らずのうちに上手に自分を観られるようになっていきます。
そして、そうしてワークを続けていると、段々と自分を常に客観的な視点で観られるようになっていきます。
あるいは、自分自身を観つめ続けているうち、本来の自分を知るようになっていきます。
次は今週土曜日にでも書かせていただきます。
コメント大歓迎です。気軽にお書きください。
読んで頂いてありがとうございました。
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どちらのワークも、自分に意識を向け、本来の自分を知っていくための非常に有効な手段になります。
まずは、自分を観るワークについて説明します。
自分を観るワークは、その言葉の通り、ただ自分を観ていくワークです。
具体的には、私という存在や、私の感情、考えていること、行動等を淡々と観ていきます。
そのときのポイントは、常に「私」を意識するようにします。
「私」がそういう感情や思考等を起こしているんだということを常に自覚するようにします。
例えば、嬉しいときは、私がいま嬉しく思っているんだな~と観ます。
怒っているときも、私はいま怒っているのだな~と観ます。
悲しいときも、私はいま悲しんでいるのだな~と観ます。
そして、そうやって自分の中の感情を観ながら、その感情を「私」が起こしているのだな~と自覚するようにします。
また、花や風景を観ているときも、ただ花を観るのではなく、花を観ている自分に意識を向けるようにします。
そして、私が花を観るという行動(考え)を起こしているのだということを自覚するようにします。
また、夕食に何を食べようかを考えているときは、「私」が夕食のメニューをころいろ選んでいる様子を観ていきます。
夕食を食べるときも、「私」がご飯を口に運ぶという考えを起こして、それをお箸でご飯を口に運ぶという動作に繋げている様子や、次にどのおかずを食べようかと考えている様子を逐一観ていきます。
また、特に何もしないでボーっとしているときは、自分で積極的に考えを創り出してみてください。
例えば、今度の休みに何しようかなど、何でもいいです。
そして、自分が考えを創り出している様子を観察してみてください。
頭の中の考えが減っているときの方が、個々の考えを観るのには適しています。
私の場合は、よく晩ご飯を題材にして考えを起こし、その考えを観察していました。
例えば、晩ご飯の選択肢(考え)を順番に頭の中(あるいは、心の中)で思い浮かべていき、その選択肢(考え)が思い浮かぶ瞬間や、選択肢(考え)が頭の中に留まって浮かんでいる様子や、消えていく様子を観察しました。
そのとき、そうやって考えを起こしているのも、その考えを観察しているのも、「私」がやっていることんだということを常に意識するようにしていました。
特に、「私」を意識することは日常の中で徹底的にやっていました。
歩いているときも、「私」が自分の左右の脚を動かしているんだということを意識していました。
左右の脚を前に送り出す度に、「右」、「左」、「右」、「左」という具合に、一歩一歩意識しながら歩いていました。
そして、道を曲がるときも、立ち止まるときも、「私」がそういう考えを起こしてそれを体の動きに繋げてるんだと意識していました。
どうでしょうか?
自覚ワークのやり方を何となくでもご理解いただけてるでしょうか?
何となくでも理解できたら、大丈夫です。
とにかく、実践してみてください。
そして、諦めず毎日続けていただきたいのです。
自分を観るワークは、よく泳ぎの練習や、自転車に乗る練習に例えられます。
とにかくやってみて、身体で覚えていくという側面があるのです。
みんな、最初はよく分からないまま始めます。
コツを掴むまでが少し大変ですが、コツさえ掴めば、あとは知らず知らずのうちに上手に自分を観られるようになっていきます。
そして、そうしてワークを続けていると、段々と自分を常に客観的な視点で観られるようになっていきます。
あるいは、自分自身を観つめ続けているうち、本来の自分を知るようになっていきます。
次は今週土曜日にでも書かせていただきます。
コメント大歓迎です。気軽にお書きください。
読んで頂いてありがとうございました。
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ほんとうに、自分を観れば観るほど、いかに自分が自分のことを知らなかったか、そして初めて本当の意味で知る事が出来るんですね~
自己観察と自愛、大切な柱ですね、ありがとうございます!
いきなり質問ですが、これは、ヴィパッサナー瞑想とは違うのでしょうか?
コメントありがとうございます。
私はヴィパッサナー瞑想をそれほど知らないので断言はできませんが、瞬さんのご指摘の通り基本的には、ヴィパッサナー瞑想とほぼ同じなんだろうと思います。
上で書いた自覚ワークは、ヴィパッサナー瞑想を効果を損なうことなく極限まで簡略化したものという感じだと思います。
そうですね、最初のころは実感しながら「私が感じているんだな」とか、「私がやっているんだな」等のフレーズを入れた方が手応えも得やすく、効果的かもしれませんね。
でも、それは本質的なことがらではなく、最初だけのことです。