ゆみねこ日記

日常日記です。

雪道ご用心を

2022-01-07 08:37:12 | 日記
関東南部の皆さん、大雪で大変な事態になっていませんか?

普段雪が積もらない地域では、車のタイヤは冬用の物を着けない方も多いでしょうし、靴なども滑り止めがついていないでしょうから。

斯く言う私も昨年凍結した道路で滑り止め付きの靴を履いていたにもかかわらず転倒して大怪我をしましたので…。

わが町はこの冬は積雪量は今のところ少なく、ありがたいことだと思っています。
それでも雪の予報が出ていたら外出は控えて、買い物も出かけないようにしています。

そんな日の献立。
常備してあるゴボウとニンジンのかき揚げ。
冷凍の一塩イカの天ぷら。
あとは乾物も重宝していますよ。




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河崎秋子著「締め殺しの樹」

2022-01-05 19:41:41 | ブックレビュー
雪の予報だったので、一日中家に引きこもっていました。
ところが外は寒いけど、薄日が射していましたよ。

昨日から読み始めて昨夜寝る前に読了した河崎秋子さんの「締め殺しの樹」の重厚なストーリーにどっぷりと浸り、次の本に取り掛かるのが遅くなるほど…。



ストーリーは、北海道根室で生まれた橋宮ミサエの苛酷な半生を綴った第一部と、ミサエの息子でミサエがかつて苦労を強いられた雇い主の吉岡家の養子となった雄介の物語である第二部。
屯田兵として明治時代に根室に入植した吉岡家。
薄い縁を理由に吉岡家で牛の世話や農作業、家事を担わされ、学校へも通わせて貰えないミサエ。
やがて薬売りの小山田と寺の住職の口添えで学校に通わせて貰えるも、苛酷な労働は尽きることがない。
まるで「おしん」のようで…。

その後小山田からの申し出で札幌の薬屋へ奉公し、看護婦の資格をとり自立するが、再び根室へ戻り保健婦に。

結婚し娘道子を授かるが、10歳の時に森の中で自死してしまう…。

これでもかと言うくらいのミサエの労苦、道子の死で離婚するがお腹の子を産み雄介と名付ける。
吉岡の家に働き手として養子になった雄介…
母として名乗ることも許されず…。

延々とストーリーを書いてしまいましたが、第二部は雄介。

なぜ、姉道子は死ななければならなかったのか?

道子やミサエを追いつめた人物の非道さ。

吉岡家との因縁は、雄介の成長で大きく変わることに!
嫌な人物にもキッパリと物を言い切った雄介の未来を予感させて物語は終わる。

河崎秋子さんの書く北の大地の物語は、とても読み応えがあります。

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不具合解消

2022-01-03 20:17:54 | 日記
いや、ホント、昨日はアプリ版の方でブログにログイン出来ず、私のスマホもタブレットも壊れたのかと思いました。

今朝は普通に入れたので良かったですが。
タブレットでパソコン版のの方では昨日も普通に見られたので、そちらからgooの運営さんに不具合の報告は入れてみたのですが、私のスマホが不調なのかと思いましたよ。

先程運営さんの公式ブログで不具合があったと報告がありました。
お正月休み中のトラブルで運営さんもお疲れ様でしたね。

さて、今日でお正月休みは終わり。
夫は明日からお仕事です。
明日は雪の予報なので今日のうちに買い物を済ませておきました。
図書館も明日からオープンで、返却日が明日だけど雪を見越して今日のうちに返却ポストに返してきましたよ。

あまり積もらないと良いなあ…
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12月の読書記録

2022-01-02 08:56:30 | 読書
12月の読書メーター
読んだ本の数:23
読んだページ数:7162
ナイス数:3433

フェイクフィクションフェイクフィクション感想
発端は檜原村の路上で発見された首なし死体。捜査に当たる刑事の鵜飼、元プロボクサーの製餡所従業員の順平、同じ職場で働く美祈。新興宗教団体とヤクザ、警察組織の闇。様々なピースがピタリとはまり一気にクライマックスへ。やはり誉田哲也は面白い!
読了日:12月01日 著者:誉田 哲也
おはようおかえりおはようおかえり感想
大阪の和菓子屋「凍滝」の家族を巡る物語。ある日43年前に亡くなった曾祖母の魂が妹つぐみに乗り移る。曾祖母の願いは…。面白くはあったけど印象が薄い。直ぐに内容を忘れそうな気が。
読了日:12月03日 著者:近藤 史恵
ミニシアターの六人ミニシアターの六人感想
「夜、街の隙間」末永静男監督の追悼上映が銀座のミニシアターで行われ、午後4時50分の回に居合わせた6人。映画や監督に思い入れのある人も偶然入って鑑賞した人も。映画のストーリーを追いつつ観ている人たちの人生模様も語られる。中々面白かったです。
読了日:12月06日 著者:小野寺 史宜
残照の頂 続・山女日記残照の頂 続・山女日記感想
様々な思いを胸に山に登る女たち。山登りは自分には無理だと思うけれど、読書で疑似体験させて貰える。4編それぞれ面白かった。

読了日:12月07日 著者:湊 かなえ
濁り水 Fire's Out濁り水 Fire's Out感想
待ってましたシリーズ最新作!今作は火災出場ではなく台風の大雨による民家の駐車場での水死事件。消防士・大山雄大のまっすぐさは相変わらず、時折挟まれる心の声がまたリアルで良い。雄大、事務職への道は遥かなり。「鬼キャン」思わず検索してしまった。
読了日:12月09日 著者:日明 恩
李王家の縁談李王家の縁談感想
庶民には想像もつかない宮家の縁談。梨本宮伊都子妃の逞しきバイタリティー、大正から昭和の変わり行く時代を読むことが出来て興味深かった。戦後の李方子さんのその後をもっと知りたかった。
読了日:12月10日 著者:林 真理子
二十一時の渋谷で キネマトグラフィカ二十一時の渋谷で キネマトグラフィカ感想
平成から令和へと時代が代わるとき、老舗映画会社・銀活は大手IT企業傘下の映像配信会社に買収されることに。そこで働く社員砂原江見は、「銀活」が無くなる前にとある企画を立ち上げる。平成元年入社組の6人、若手の3人、中々癖が強い野毛由起子。素敵なお仕事小説でした。
読了日:12月11日 著者:古内 一絵
ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人感想
故郷の町で一人暮らしをしていた父が遺体で発見された。元中学校教師で人望のあった父は誰に殺害されたのか?警察をあてにせず自力で犯人を突き止めようとする叔父と一人娘。疑わしいのは父の教え子である同級生たち。叔父さんのキャラクターが強烈でちょっと頼りない娘とのコンビは面白かった。流石の東野圭吾作品。でもやはり重厚な作品を読みたいかな。
読了日:12月12日 著者:東野 圭吾
ヤスの本懐 ヤッさんファイナルヤスの本懐 ヤッさんファイナル感想
ヤッさんシリーズ完結編。誰にも行き先を告げずに姿を消したヤッさんとオモニ。気に掛けながらも大手百貨店の理不尽な要求と戦うマリエ。ヤッさんを捜索しながら「鮨まな」のピンチを解決するタカオ。姿を消した理由とヤッさんの迷い、誤りを正すタカオ。悲しい別れを乗り越えヤッさんは行く。弟子たちの成長著しい完結編でした。
読了日:12月13日 著者:原 宏一
たまごの旅人たまごの旅人感想
憧れの職業であった旅行添乗員になった堀田遥。一人立ちして初めてお客様を案内するアイスランド、マイナーな旅行先スロベニア、パリ・北京と旅を重ねて成長して行くが…。思わぬ災厄で旅することもままならず。早くコロナが終息してどんどん旅が出来る世の中になると良い。
読了日:12月14日 著者:近藤 史恵
ダ・ヴィンチ 2022年1月号ダ・ヴィンチ 2022年1月号感想
読書メーターOF THE YEAR は10冊コンプリート。ダ・ヴィンチのベスト50は26冊既読。ちなみにベスト20に絞ると14冊既読。ベスト10は9冊読了、朝井リョウさんの「正欲」は近日中に読む予定です。
読了日:12月14日 著者:
煉獄の獅子たち煉獄の獅子たち感想
関東最大の暴力団・東鞘会の熾烈な跡目争い。ヤクザを憎むマル暴デカ我妻とヒットマンの若手ヤクザの織内鉄の視点で物語は進む。政治家のスキャンダルや警察内部の企み。痛そうなシーンも多々あったけど一気に読破。そうか、これが「地獄の犬たち」の前日譚になるのね。ノワール小説の醍醐味を堪能。
読了日:12月17日 著者:深町 秋生
ミカエルの鼓動ミカエルの鼓動感想
第166回直木賞候補作。大学病院で手術支援ロボット[ミカエル]を推進する心臓外科医・西條と、ドイツ帰りの天才医師・真木。一人の少年の手術を巡る対立、大学病院の闇。前半は少し冗長で乗れなかったが、航少年の手術シーンから一気に面白くなった。読み応えある医療ミステリー。
読了日:12月19日 著者:柚月 裕子
紙屋ふじさき記念館 故郷の色 海の色 (角川文庫)紙屋ふじさき記念館 故郷の色 海の色 (角川文庫)感想
シリーズ第4弾。大学3年生になった百花、小冊子研究会に5人の新入部員が。研究会の新歓遠足は川越、三日月堂とのコラボが嬉しい。菓子屋横丁や月光荘も登場で楽しかった。ウェブ雑誌の取材を受けたことがきっかけになり百花の目指す方向もハッキリして来た。取り壊しの決まった記念館のこれからも明るい兆しが。次巻ではどう展開するかが楽しみな1冊。
読了日:12月20日 著者:ほしお さなえ
執行 (文芸書)執行 (文芸書)感想
無実を主張したのに死刑判決を受け、わずか2年後に刑を執行された赤江修一。その6年後真犯人を名乗る「山川夏夫」から再審請求を行う弁護団に届いた手紙。九州の拘置所内で起きた死刑囚の自死と当直だった刑務官の自死…。後に起きた東京高検検事長殺害事件にどうつながるのか?全てが明らかになってあまりの闇の深さに呆然。冤罪は許されないしあってはならない。滝沢はこの後どういう人生を送るのだろうか?とても考えさせられる1冊。
読了日:12月22日 著者:深谷忠記
ゴースト・ポリス・ストーリーゴースト・ポリス・ストーリー感想
突然何者かに命を奪われた渋谷署の刑事・長島日樹。同居していた妹の池袋署の警察官・聖奈は、兄の仇を取るため刑事に。亡き兄にかけられた暴力団との内通疑惑、裏切り者は誰なのか?幽霊になって聖奈を見守り続ける兄・日樹の思い、最後まで楽しく読むことが出来た。これも映像化されたら良いな。
読了日:12月23日 著者:横関 大
新しい星新しい星感想
第166回直木賞候補作。大学のサークル仲間の青子・茅乃・玄也・卓馬。大切なものを亡くしたり、居場所を無くし引きこもったり。つらいことを「つらい」と言える仲間のつながりと程よい距離感。30代の彼らの8つの物語はじんわりと心に染み入る。
読了日:12月23日 著者:彩瀬 まる
山亭ミアキス山亭ミアキス感想
心に悩みのある人が迷い込む「山亭ミアキス」。心が痛んだのは序章で命を落とした女の子の話。性的搾取に加担することを悩む芸能マネージャー、恋人を妊娠させて逃げる男、自身の生き方に迷う女、ブラック部活に苦しむ高校生、思いがけない妊娠に人生を終わらせようとする女。猫にまつわる神話が興味深く、ダークなファンタジーと言った読み心地。終章で全てがつながり女の子が救われて良かったけど、クズ親にも鉄槌をと思った。
読了日:12月25日 著者:古内 一絵
能面鬼能面鬼感想
有名私大のウィンドサーフィンサークルの新歓コンパで起こった悲劇。自己保身の為に死因を偽装し隠蔽したメンバーたち。居合わせた8人に届いた一周忌の案内状…。これでもかと言うくらいに凄惨な殺戮シーンが続いてラストも救われず悍ましさでいっぱいに。年末年始にほっこりしたい皆さん、時期を選んでお読み下さいね。
読了日:12月26日 著者:五十嵐 貴久
11の秘密 ラスト・メッセージ11の秘密 ラスト・メッセージ感想
豪華メンバーが綴る11の物語。様々な形で残された「ラスト・メッセージ」、柴田よしきさんの「猫への遺言」新津きよみさんの「十年日記」松村比呂美さんの「青い封筒」が心に残りました。近藤史恵さんの「孤独の谷」は少し怖いストーリー。次回はどんなテーマを読ませてもらえるか?楽しみなアンソロジー。
読了日:12月27日 著者:アミの会(仮)
ブラックガードブラックガード感想
面白かった!シリーズ第6弾は「2億円の商品取引」の交渉人を依頼された矢能。謎の富豪からの依頼、なぜ矢能が選ばれたのか?矢能の目の前で起きた殺人と行方不明人物の捜索。真相は家族を巡る悲しき真実か…。寄せ鍋、もっと食べる機会が増えますように!
読了日:12月28日 著者:木内 一裕
マンモスの抜け殻マンモスの抜け殻感想
都会の限界集落と成り果てたマンモス団地。そこで育った幼なじみの3人がとある殺人事件をきっかけに再会する。捜査1課のベテラン刑事の勝也、美人投資家として活躍中の環、介護施設でヘルパーとして働く尚人。容疑者となった幼なじみを救う為に奔走する勝也。介護に絡む闇、勝也自身の家庭の悩み。殺人事件の真相は切なかったが、3人の未来に光が感じられるラストは良かった。
読了日:12月29日 著者:相場 英雄
アルテミスの涙アルテミスの涙感想
事故で「閉じ込め症候群」になった若い女性が妊娠した。衝撃的な始まりから彼女の主治医・高森の逮捕へ。話すことが出来ない患者・岸辺愛華とまばたきを通して彼女の声を聞こうとする産婦人科医の水瀬真理亜。命をつなごうとする強い思いは?うーん、何と感想を述べたら良いのか…。意欲作だと思うけれどまとめにくい。生まれ来る命を託す相手が心配過ぎる…。
読了日:12月30日 著者:下村 敦史

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2022年スタート

2022-01-01 13:15:43 | 日記
年越し寒波の真っ只中での年明け。
さて、今年はどんな1年になるのでしょうか?

今年も拙いブログではありますが、よろしくお付き合い下さいね。

大雪の予報は、どうやら山沿い地方だけにどっさりと雪を積もらせたようです。
豪雪地の皆さま、お見舞い申し上げます。

今朝は冷え込みが強くて、−3.1℃でした。
路面はガチガチに凍結。
今年はとにかく転倒しないと入院仲間とのラインでも確認しあいましたよ。





さて、三が日はニューイヤー駅伝、箱根駅伝をテレビ観戦して、あとは読書三昧で過ごす予定。

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