ギター練習と言うと・・・。 スケールを覚える為に練習する事や、アルペジオの基本的な練習曲、その他の基礎的(3度、5度、6度、7度・・の音、音符、譜面の読みなど)を覚える事。 もちろん、所謂、課題曲を弾く事もそうだろう。
スケール練習はもちろん、基本的な音や指板の位置と譜面、音階を覚える事が目的だろうし、運指や指の基本的な運動、連動、押弦の感覚とか・・。 ギターを最初に練習する時にはアルペジオ練習をして指ならしをすることは指のストレッチとしては良い。 指をスムーズに動かす為に基本的な動きをまずはする事も良いだろう。
指板の位置と音符、音程、音を覚えるには実際にその位置での音色を確認しながら、その位置の音がなんなのか、ド(C)なのか、ド♯なのか、レ(D)なのか・・・などなど。 ギターの指板の位置と音を完全に覚える事も容易では無い。
ギターはピアノとは違って、同じオクターブの同じ音(ドレミ・・)が6弦から1弦までの指板の位置には幾つかある。 5弦3フレットのドの音と、6弦10フレットのドの音はオクターブも同じで、同じ音程、同じドの音になる。 もちろん、ド以外にも同じ音程で、同じ音が各弦のそれぞれのフレット位置で出す事は出来る。
なので、同じ音をどのフレット位置のどの弦の音で表現するのか、どの位置で弾く方がより運指がスムーズになるのか・・・。 音楽的な表現として、どの位置の音が理想的な音色になるのか・・・。 仮に同じ音でも弦が違えば当然だが、若干の音色、音程ども変化する。
なので、ギターの指板の位置関係を把握するのはピアノの比ではない。 ピアノの様に横一列に画一的に揃って居るなら、ド~レの一つのオクターブの位置を覚えれば、他の違うオクターブの位置でも同等の指運びに成るし、場所も簡単に見つける事が出来る。 それに比較すると、ギターの場合にはどの位置にドがあるのかを把握するのはかなり難しい。 各弦の開放弦(フレットが無い状態で出る音)の音が違っている以上は、隣の弦の同じフレットの音は全く違う音になるので、その並び方を覚える事も難しいと言う事になる。
ただし、規則的な位置関係には違いないので、開放弦がどんな音かをしっかりと覚えると、フレットは半音(ピアノなら黒鍵)なので、音階の理論(全音、半音の位置関係は変化しない)をそのまま覚えるなら理解出来やすい。
6弦の開放弦はE(ミ)なので、1フレットを押えると半音上の音F(ファ)に成るし、それからフレット2個下は全音となり、G(ソ)である。 E♯なら2フレット位置に成るし、F♭と同じ音である事は理解出来る。
しかし、これを分散和音や3度、5度、7度などの位置関係を覚えるのははやりかなり難しいだろう。 何しろ、音が整然と並んで居るわけでも無いし、特に3弦は半音高い音程から始まるので、余計に理解に苦しむ。
さてと、ギターの指板の位置と音符を同期する事が完全に出来るようになると、譜読みと指板の位置が即座に解る事になるので、曲の理解は難しい事では無い。
譜面の音符が指板のどの位置なのかを理解出来ていないと、それを探して理解するだけでも時間が掛かって仕舞うので、最低でも指板の位置と音符がしっかりと理解出来ていないと曲を弾く時でも無理がある。
さて、基本的なスケール練習で指板の位置と音符が同期できるのか?? もちろん、ある程度は出来る。 ただし、譜面の音と指定されている押弦の指がどの指板の位置で有るのかを無意識に出来るまでには、やはり曲を何曲も弾いて理解する方が実践的だし、嫌でも知る事が出来るような気もする。 私もこれまでの経験で、スケール練習を続けていても、どうしても譜面の音と指板の位置を覚える事が出来ない。 それは、実際の曲の譜面を見ても、音は並んでいない事。 スケール練習は音階が綺麗に並んでいるので、順番に弾けば良いのだが、実際の曲は完全にバラバラで並んでいる。
それを即座に指板の位置に落とし込むのはやはり、多くの曲の一定の形を何度も弾く事で、指板の位置関係を理解する事が出来る。 理解と言うか、感覚的に即座に指が覚えるのである。 これはコードを覚える事と同じだろう。 音符の並び(譜面に並んでいる形を覚える事で、何も考えなくてもコードを押える事と同じように位置が解る)が感覚的に理解出来る事は譜面を即座に読み解く事には大切な事である。
今は譜面を丁寧に読み解き、あるパターンがある事を理解出来るようになった。 運指も押弦の指も最近は少し早く出来る様に成った気がする。
和音はどんな曲でも一定の形があるので、突飛よしも無いような和音はほとんど無いと言っても良い。
そして、こうした和音はどんな曲でも必ずあるので、音符の並びを見た瞬間にどの形であるのかを理解して、即座に指がその形に移動させる事が出来るのである。
今はソロギター講座の曲が一番楽しいと思って練習している。 やはり、ソロギター講座の曲は歌謡曲や童謡やクラシック、ジャズ系、海外の有名な曲などとバラエティー豊かなので、弾いて居ても楽しい。
まだレッスン2の終わり程度なので、難度もそれほどでもない。 今後まだまだ12レッスンまであり、段階的に難度も上がるし、アレンジも難しくなるので、楽しみである。
さて、今日はバイト明けで午前中は時間もあまりないので午後からしっかりとギターを弾く事に決めて居る。 筋トレは昨日しっかりと予定通りに出来たので、今日、明日は休養日になる。 さらに月曜日も軽めに少しか、それとも次のバイトが火曜日なので、火曜日までは筋トレは休養日となる。
今日は少し筋肉が張っていて、疲労感も残って居るので、昨日はある程度筋肉に効いているトレーニングが出来たと思う。
明日、明後日は筋肉の修復時期となるので、トレはしない。
さて、今日は28度まで気温が上昇して、かなり暑い日になるだろう。 洗濯物も良く乾くだろう。
やっぱりギターを再開して本当に良かったと思う。 ギターを始めなかったら、今は何を続けているだろうか?? 絵を描く事も好きなので、絵を描いているかもしれないが、絵は画材なども高額になるので、以外と費用的に続けるのは難しいかもしれないし、もちろん、バイクを乗り続ける事は出来ていないし、毎日家で時間を気にする事も無いし、天候も気にすることも無いし、ギターは一旦所有すれば、後は弦交換程度の費用で出来るし、講座の受講料も月1000円程度と安い。 もちろん、個人レッスンなどをする人はそうでも無いだろうが。
趣味でギターを楽しく弾く程度なら独学だって出来るし、気楽である。