昨日バイクを売却した。
当然だけど、正直言うと、売却する事はかなりの勇気が居る事だった。
何しろ、2年で1600Km程度の走行距離。 乗った回数からすると20回程度かな??
これで、下取りバイクの含めて、3年で30万円程度の無駄なお金となったのである。 まっ、バイクの場合にはこれぐらいならかなりお得な事だろうけどね。
これでバイクとは一切卒業である。
これからはギターが私の生涯の趣味となるだろう。 趣味とは言えないけど、家トレも死ぬまで続けることになる。
この売却価格は私が思って居る価格だったので、昨日はその場で決断し、売却した。 実際には思って居る価格にはならないだろう・・・・?と思って居たので、私の最低限の価格で売却できたのは幸運だったろう。
で、早々に次なる趣味となるギターを購入したのである。
当初はアランフェスの716、725を予定していたけど、結局購入したギターはCórdoba45limitedである。
このギターメーカーはまだ20年そこそこの歴史的には新しいメーカーで、斬新な材料の選択や、どちらかと言うと、クラシックと言うよりも、アコギに近い音色だろうと予想出来る。
勿論、本格的なクラシックを奏でるギターとしても十分なギターだ。
スペインのギターと言うと、どうしてもフラメンコギターとう概念があるけど、結局はスペイン製のクラシックギターであり、サイズや仕様は通常のクラシックギターと何も変わりは無い。
ただし、日本のメジャーなメーカーでも20万円を下回るようなギターに関してはほとんどが中国生産である。
アランフェスでもヤマハでもその他の日本のメーカーでも、20万円を下回るようなギターは全て中国生産なのだ。
このことはやはりコストの問題もあるだろう。 どうしても、手間暇が掛かるギターの製造は人件費でかなりの差が有るだろう。
勿論、中国製品に対してはあまり良い印象が無いし、実際に中国製品のいい加減さも分かっている。
それでも、アランフェスでも716までは中国生産だ。 ヤマハは30万を超えるような高級品以外は全て中国生産となる。
今回、選んだCórdobaも上位機種はスペイン国産だけど、その他はやはり残念だけど、中国生産だ。
実際に、今回、バイクの売却費用でギターを新調する時には、以前からかなり調べていたけど、結局はColombiaとうメーカーを選択した。
このメーカーは近年登場したメーカーでまだ新しいメーカーだろう。
操業は1996ねんなので、まだ24年程度だ。
有名なメーカーの歴史に比較するとかなり新しいと言えるだろう。
このメーカーは何時も新しい挑戦を続けているギターを作り続けていて、アコギはかなり有名だし、エレアコでも生音も高評価を得ているギターを送りだしている。
私は以前はエレアコやヤマハのトランスも欲しかったけど、やはり電気仕掛けのギターを弾きたいと思わない。
楽器はエレキも含めて、やっぱり生の音が命だと思って居るので、電気で音をどうのこうのは要らないと思うのである。
で、そのCórdobaの45limitedを今回は購入した。
これはギターでも数少ない材質を使用している。
簡単な仕様は以下になる。
表板:ヨーロピアンスプルース単板
横板:ブラックアンドホワイトエボニー
裏板:ブラックアンドホワイトエボニー
指板:エボニー
ナット幅:52mm
弦長:650mm
ケース:ハードケース付属
横板:ブラックアンドホワイトエボニー
裏板:ブラックアンドホワイトエボニー
指板:エボニー
ナット幅:52mm
弦長:650mm
ケース:ハードケース付属
販売店の説明は以下である。
1997年に設立されたコルドバは、近代的な設計と、かつてのマスタールシアーの職人技をブレンドし、ナイロン弦ギターを更なる進化へと導くことを目指しています。 すべてのコルドバ製品は、軽量で応答性に優れたスパニッシュスタイルの伝統を受け継ぎ、アコースティック楽器が持つ本質的な美しさと誠実さを大切に製作されています。
45 Limited は近代的な設計による使いやすさと伝統的なスパニッシュデザインの美しさを両立させたスペイン製のモデルです。
クリアなサウンドを持つソリッドヨーロピアンスプルーストップと非常に太い低音のレスポンスと豊かなサスティンを持つ
近年注目を集めるトーンウッドであるブラックアンドホワイトエボニーサイドバックを組み合わせ、
クリアでレスポンスの良い豊かな響きを実現しました。
見た目にも美しいブラックアンドホワイトエボニーをヘッド、ヒールにも貼り付け、フィンガーボード材にはエボニーを採用し、ルックスにもこだわったモデルです。湿度や気温によるネックの変化に対応可能なアジャスタブルロッド仕様です。
45 Limited は近代的な設計による使いやすさと伝統的なスパニッシュデザインの美しさを両立させたスペイン製のモデルです。
クリアなサウンドを持つソリッドヨーロピアンスプルーストップと非常に太い低音のレスポンスと豊かなサスティンを持つ
近年注目を集めるトーンウッドであるブラックアンドホワイトエボニーサイドバックを組み合わせ、
クリアでレスポンスの良い豊かな響きを実現しました。
見た目にも美しいブラックアンドホワイトエボニーをヘッド、ヒールにも貼り付け、フィンガーボード材にはエボニーを採用し、ルックスにもこだわったモデルです。湿度や気温によるネックの変化に対応可能なアジャスタブルロッド仕様です。
このクラシックギターには無い、アジャスタブルロッドは斬新である。
通常のクラシックギターはテンションが低い(アコギに比較するとネックの曲がりやブリッジに掛かる力が弱いので、ほとんどネックやブリッジへの負荷を心配するような物ではない)。それでも、こうしたアジャスタブルを採用するのは、今後数十年使用することも考慮しているのだろうと思う。
私が今使用しているクラシックギターもアジャススタブルは無い。
45年近い年月が経過しているけど逆反りは少しだけ感じるけど、弾くことに関しては何も問題も無し。
クラシックギターはアコギに比較すると耐用年数は相当に長いだろうと思うのである。
このColombiaを候補の最後に選んだ理由。
アランフェスの716と725のギターとAntoniosannchesとこのColombiaのギターをそれぞれ比較して、音、弾きやすさ、価格などを考慮した結果がColombiaの45limitedだった。
これはまずは見た目のカッコよさ。 こえれはずば抜けている。 他の追従を許さないデザインと木目のカッコ良さはColombiaでないと無いだろう。
さらに、弾きやすさ。 これはこのクラシックギターのオーソドックスなサイズ。 サドル幅(ネック上部の幅)が52mm。 スケールが650mm。
その他のサイズを比較しても、通常のクラシックギターと同じだ。
そして、もちろん、表板はスプルース単板。 サイド、バックの材質が特徴的で、ブラックホワイトエボニーと言う、ほとんど聞いたことも無いような材質である。 この材質は、所謂黒檀で、日本では仏壇などで聞いた事がある材質だ。 ただし、この黒檀も種類は多く、その中でもブラックホワイトなる黒檀は木目も同じ物はほぼ絶対に無い。
なので、音質も当然だけど、恐らく二つと同じ物は無いだろう。
この価格帯では当然だけど、ハンドクラフトではないだろう。
さらに、塗装も吹き付けだろうし、量産する工程での制作だろうと思う。
しかし、その中でも、このブラックホワイトエボニーの木目は恐らく、世界でこのギターだけであるだろう。
その点は私はとても魅力的だと思った。 著名なメーカーのギターは恐らくほとんど全く同じ物で、個体サがない特徴が無い物だろう。
さらに、スペイン製と言いながら、結局は中国生産だけど、材料はスペインの材料を使用していて、このメーカーの厳選した職人が作っている点だろう。
さらに、音色も純粋なクラシックの音色よりも、アコギに近い音色だと言うこと。 これはスペインのギターの特長だろうけど、軽快でピッキングは勿論、ストロークで弾いた時のバランスの良さと、カッチリとした明瞭な音が特徴だろう。
これはアコギからクラシックへ転向する人には間違いなく違和感を感じることも無い。 だから、私もクラシックは勿論だけど、本来ならアコギで弾くようなソロギター曲もこのギターならとても相性が良いだろうと予想するのである。これは販売店の人も言っていたけど、フラメンコギターの特長はやはり、ジャカジャカと弾く音のバランスが大切なので、こうした弾き方、曲を奏でるには最高だろう。
さらに、この価格だ。 今回は定価189000円のギターが、消費税込み、送料込み、専用のハードケース付き、弦のセットサービス。
で、なんと151800円也だ。
これは私としては間違いなく買いのギターだった。
この専用のギターケースは従来のデザインなので、重量は有る。
それでも、サウンドホールの部分なども気圧や通気性が考慮されている優れもので、定価は16000円程度。 勿論、ハードケースで、Colombiaのロゴやその他、ケースメーカーのロゴもカッコいい。
何しろ、このブラックホワイトエボニーの木目は兎も角カッコいい。
このギターで流暢に曲を弾いたら、これ以上言うことがない。
さて、いよいよギター生活が始まる。
寝ても覚めてもギターと共に過ごすことになる今後の人生だろう。
私の今後の数年、数十年の人生をこのギターと過ごすのである。
どこまで弾き熟すことが出来るだろうか??❔
勿論、何時までも上をめざして練習すること以外には無いだろう。
私がこの年齢になって、再びギターを購入することなんて思っても居なかったけど、人生は想像できない事が待っているので、生きる事が楽しいのである。
まだまだ先が見えない人生は、生きるに値するだろう。