ワールドカップ最終戦、初日はスプリントレースでした!
昨夜から降り続いた雪は日中、雨となり、夕方には再び雪となりました。なるべく身体を冷やさないように、各選手はウェア選択やウォーミングアップ方法の工夫をしながら予備予選を待ちます。
私は全体の21番目で予備予選のタイムアタックへスタート。最初から飛ばし過ぎてもいけないですが、短期勝負のスプリントでは積極的に攻めることが絶対条件。
後ろから20秒毎に追ってくるのは世界ランキング1〜12位の顔触れという中、ツボ足区間の終盤まで抜かれることなく行けたのは、私なりに攻めていたんだと思います。
ただ、この後の記憶が断片的にしかありません。残念ですが、身体も思考も完全に止まっていた様に思います。覚えているのはジグの途中の一瞬と、シールを剥がしが終わったところだけです。どうやって滑ったかも覚えてませんが、ゴール前の最後のターンをスムーズに回れて、続くスケーティング区間でも板が良く走ったのは最後の最後に良い所が出せました。
34/34位、桁違いのタイムを決勝まで4本も並べることができる彼らとの差はとてつもなく大きいですが、まずは1種目、ワールドカップツアーを戦いきることができました。
残すは明日のバーティカルと土曜日のインディビジュアル。厳しいことは百も承知ですが、今できることをとにかくこの舞台でやり切ることだけに集中して挑もうと思います。