Suzuka to the world!!

〜鈴鹿の山から世界の山へ〜 山岳スキーレーサー小寺 教夫が送るMountain life のブログです。

Skimo in YAMABOKU

2020-01-29 14:24:00 | skimo
週末は本州のSkimoシーズン開幕戦となるSkimo in YAMABOKUへ出場してきました。



YAMABOKUは今シーズン注目の新設大会で、海外経験豊かなJMSCA山岳スキー競技委員である山田さんと、地元ヤマボクワイルドスノーパークのみなさんが中心となり設立された大会です。



山田さんは何年も前から海外に目を向けてこられて、単身、ヨーロピアンシリーズのカムチャッカ大会(ロシア)に出場された経験などもお持ちです。山田さんからその時の体験談を聞かせていただいたことも、私のヨーロッパ遠征を後押ししてくれました。



今大会はそんな山田さんの大会設立にかける思いが伝わってくるような大会でした。



実施種目はバーティカル、スプリント、インディビジュアルのワールドカップ実施3種目、これを土日で行いました。国際規格のレースを一度に楽しめるスケジュールです。そこに歴代日本チャンピオン2名、昨年の世界選手権代表3名など、有力選手が集結しました!



バーティカルスタート。春のような陽気に私はドライナミックメッシュと半袖シャツをチョイス。良いウェア選択だったと思います♪



バーティカルのゴールからはアルプスの山並みが一望。絶景でした!



日本ではあまり実施のされないスプリントは予備予選から、準決勝、決勝と本格的な内容で実施。


日本でこんなインスペクションの光景が見られるなんてうれしくなります。



みんな乳酸と戦いながら、ファイナル進出を目指しました。



日曜日は非圧雪率70%というヨーロッパみたいなゲレンデをフルに活用したインディビジュアルレース。選手にはパワー、テクニック共に高いレベルで求められる素晴らしいコースでした。



私の成績はバーティカル2位、スプリント4位、インディビジュアル4位の結果でした。









それぞれのレースに収穫と課題があり、今年の日本のSkimoシーンの中での自分の今のポジションを確認する良いレースになりました。



10代や20代の若い世代も上位をうかがう場面が多かった今大会、今シーズンはますます激しいバトルが増えて盛り上がりそうです!!