こんばんわ 鈴木有機農園です。
4時過ぎに水田の溝切りを終わらせました。 今日午後溝切りした水田は、暗渠排水が土中に入っています。 収穫時には暗渠排水で乾かしても良いのですが、収穫までの間断潅水に威力を発揮させるために切りました。 自宅から1㎞ほど離れた借りている田圃です。 効率から考えても不便ですが、良いお米を生産するのに土質を吟味すると、どこでも良いと言う訳にはいきません。 磨きをかけても光らないのでは苦労も水の泡になってしまうからです。 良質のお米を生産できる所は限られた土壌だけで、努力しても報われない土地が多いのです。 新規就農者にそんな現実も伝えて、挫折しないようにアドバイスしています。
隣の田圃の中里さんと久しぶりに会い、客土した田圃も削られて均される大型圃場に不信感を漏らしていました。 専業農家として生き延びるために金をかけて客土したのに、今更地盤整備は不要と、私と同じ事を言っていました。 彼曰く、津波直後だったら誰も不平不満なくやれたのに、津波後修復して、また壊して地盤整備、何かおかしなことが内部でと・・・勘ぐられても仕方ないでしょう。 本気で農業を考えている農家を優遇しないようになっています。