こんばんは 鈴木有機農園です。
今日は9時から岡田小学校の校地内にある1.5aの水田の代掻きでした。最初に靴下をはいた5年生が足踏み代掻きです。田圃は水持ちが悪くて、通常言われるザル田です。トラクターで丁寧に代掻きして水持ち良くなるようにしました。トラクターで代掻き後に田圃に入って貰い代掻きの感触を確かめてもらいました。何故か代掻き授業中晴れ間になり、その後一日中雨降りでした。今年の5年生は「照る照る坊主」かも、多収穫狙いそうです。
田植えは20日にササニシキの苗を植えします。平成5年の大冷害の次の年から幻のお米になったササニシキです。いもち病に罹りやすく倒れ易いので敬遠され、宮城県では5%も栽培されていません。あえて学校水田で挑戦するのは、化学物質を使わない農法で簡単に栽培出来るからです。小学生が作れてプロの農家が作れない？可笑しな現象が起きて居るのです。ササニシキは化学物質過敏症と言う類い稀な良い特性を持っているからです。ひとめぼれから替えて3年目で90Kgの収穫量を狙います。健康志向の消費者が欲しがるササニシキです。化学肥料無しの栽培も20年？、土壌中の微生物の力を活用した学校水田です。期待して見守ってください。
