こんばんは 鈴木有機農園です。
今日は1972年に制定された「土の日」です。近年土作りは理想論だけになりつつあります。私が高校卒業後農業学ぶために宮城農学寮に入学した頃は、農業の全盛時代で夏期講習会に1000人程、農学寮で寝泊まりして農業を学ぶために県内外から集まリ、仙山線に臨時列車が走るほどでした。学んだのは土作りと経営だったように思います。堆肥作り、果菜類の苗作りを寝食を共にした先生方に実習で叩き込まれた感じでした。耐えられなくて夜逃げした生徒もいましたし、規則を破ると退寮させられると言った全寮制の上下関係が厳しく、戦時下の軍隊生活を真似た感じでした。私が学んだのは堆肥作りと温床の踏み込みで、穴を掘ってワラを編んで枠を作り、切ったワラの上に人糞をかけて、何層も水分調整しながら発酵熱で育苗したものでした。土作りは見えない所に投資して、品質の向上、気候変動対策を考えておかねばなりません。
夕方塩釜の八百屋さんからバナナの箱27個頂いて来ました。仙台駅のすし哲エスパルス店にお米を送る通い箱に使います。すし哲塩釜本店向かいの八百屋さんと、親しく交流して取り置きしてくれています。