Ob-La-Di, Ob-La-Da (Remastered 2009)
河川敷で餌やりも終わり猫と遊んでいると餌やり仲間のTさんがやって来た。
地域猫への餌やり活動を引退したと言いながら毎日休まず活動されているらしい(笑)
そんな自分を恥じているので
「来れる時は来てくださいね。それが健康につながりますし♪」
Tさんの表情が明るくなり一気に饒舌になってきた。
こうしておしゃべりすることで猫の事、情報交換できますから。
脚の付け根が痛くて歩くのが辛くなっているので今度こそ本当に引退するかも?と言うので
「癌が転移したのですか?」と聞くとただの関節痛らしく80歳という年齢を考えたら不思議でもなく。
肺癌の進行が抑えられているのも巨体猫のガル君を受け入れたことが生きる張り合いになっている。
これまで結婚することもなく家族が居ない不安が会話の中で幾度となく出てくるので
Kちゃんも「助けが必要な時はいつでも電話してくださいね!」と励ます。
昨年知り合ったばかりでも猫に対する愛情の深さから信頼し合えてます。
「いやぁ~Tさんは90歳まで長生きしてガル君を看取るまで元気で居られると思います」
Tさんの目がキラキラと輝いてきました。
側にいた3匹の猫はねぐらに帰ってしまいすっかり日も暮れて暗くなったのでお開きに。
時計を見ると2時間近く経過してましたよ^^
Kちゃんも「話し相手が居ないんだろうねぇ~」
「うん。1人暮らしの高齢者こそ猫と暮らすべきかもね」
他人から信用してもらうにはまずは自分が相手を信じることから始まると思う。
心を閉ざした人は誰からも信用してもらえません。