街から離れた山中は携帯電話が通じない圏外がほとんどでした。
登山中にトラブルに見舞われても救急車が来れる場所までは自力下山が当たり前。
最近は登山経験のない人が富士山に殺到してちょっとしたトラブルでも110番通報?
困っている自分の事しか考えずそこまで救助隊がどうやって来るのかを考えていない。
ヘリコプターを要請したら最低でも100万円は請求されます。
20代の頃、正月に丹沢縦走をしたことがある。
蛭が岳周辺の凍結した痩せ尾根は四つん這いで進み時間を大幅にロスして
山梨県側を下山中に日没を迎えた。
月明かりの届かぬ樹林帯は真っ暗闇でヘッドランプと
手に持った懐中電灯をクルクル回しながら山道を彷徨った。
登山道の分岐点では慎重だった。
生きて帰れるか遭難するかの分かれ道。
日没から3時間半、小さな集落に辿り着き無事に生還。
野口健氏、台風接近知りながらの富士登山は「救助する必要なし」 救助隊の生命が「大切」
登山家の野口健氏が14日、Xを更新。台風接近の予報の中、それでも冨士山に登ろうとする人がいることに「台風情報が報じられている中、それでもあえて決行するのならば救助する必要なし」との考えをつぶやいた。 野口氏は、富士山ガイド団体のXで、台風接近が報じられる中、富士登山をしようとする人がいることを知り、そのXをリポスト。そして「台風情報が報じられている中、それでもあえて決行するのならば救助する必要なし」とキッパリ。 「1番、間違いないのは危険な天候の際は5合目までの道を封鎖すべき。『通行止め』制度を取り入れるべき」と、危険な場合は五合目までの道を封鎖すべきとも主張。「強風により体が飛ばされたり石が飛んできて亡くなるケースもあります」ともつづった。 最後に「何よりも救助隊隊員の生命が大切」と、遭難した場合、悪天候の中、救助に向かう人たちがいることを強く訴えていた。